【HMV インタビュー】 RLP

CLUB JAZZ STORE

2010年6月16日 (水)

まずはコチラを!RLP「bits n .dots. 1」PV



飛び成分多め! 次世代ビートサイエンティスト RLP デビュー!

まずは上記動画をご覧頂けただろうか?
視界を覚醒させる映像の世界観にピンと来た人も多いのでは?

そう、OILWORKSより、とんでもない新人、次世代ビートサイエンティスト RLP がデビューする。

サウンドも飛び成分満載。
ブリブリした低音に、ハメとタメのあるビート、そしてシンセ音が宇宙までトバしてくれる。

サンプリングとエレクトロニクスが有機的に融合したコズミックかつソウルフルなサウンドはRLPオリジナル!
OILWORKSがを自信を持って世界に発信できる逸作だ。

全国、全世界へと OILWORKSの世界観を発信する、新たな次世代ビートサイエンティストが登場してしまった!!!


RLP
『WORKS』 / RLP
全国、全世界へと OILWORKSの世界観を発信する、新たな次世代ビートサイエンティスト登場!!サンプリングとエレクトロニクスが有機的に融合したRLPによる待望のデビューアルバム!ソウルフルで、耳に残る優しいメロディが響くサウンドに加え、J Dilla、FLYING LOTUSに通ずる、ハメとタメのあるビート、ブリッと効いたベースラインと、飛びのあるシンセ音が、日本人には無い新たな感覚で唸らすエレクトロニクス・サウンドが詰込まれた全15曲。



「RLP本人による全曲解説」

01. bits n .dots. 1
ライブでもド頭にかけることの多い曲。8bitのファミコンみたいなチープなサウンド全開でこれから買ってきたゲームを今まさに始めるときのような高揚感を煽るようなイメージですね。

02. Yesterday
ソウルフルなイントロから一転してマッドなビートに突入、音数が多く混沌としていながらもドラムとベースのタメでファンキーな感じにもっていきました。

03. feeel on
ローズをバックに歌う女性のヴォーカルをチョップ/フリップしたループをベースに、シンプルに聴きやすく仕上げました、特に日本の人からの反応が良い曲です。

04. Color Of The Space
イメージとしては70'sのスピリチュアルなブラック・ジャズとコズミックフュージョンっぽい感じを自分の中のヒップホップのフォーマット上でツイストした感じです。ドラムパターンとかはかなりヒップホップからはみ出してますが。こちらは逆に海外の、同じビートメイカーからの反応が良い曲です。

05. bits n .dots. 2
ピコピコシリーズ第二弾、この曲はとにかくフロアでの破壊力、ライブ中のエフェクト映えを考えてる時期に作りました。ライブでの経験を経て出来た今までの自分の中にはなかったタイプの引き出しです。これはぜひ爆音で聴いてほしいです!

06. Longerx2
かなりヨレヨレでぶっ壊れたドラムパターンの曲ですよね。でもウワモノのコード感がメロウな感じだから聴きやすくなってると思います。そうやって反する要素を加えて曲の甘さをコントロールすることがよくあります。イージーで媚びた感じにならないように。常に微糖になるよう曲の糖分をコントロールしています。

07. Skyscrap -CALLED UNDERSTANDABLE SOULS re:mix-
マイスペースを通じて知り合ったスウェーデンのビートメイカー仲間、CUS。いつのように曲を送ったら彼らなりのリミックスが返ってきました。すぐに彼らと分かるローファイでチープで楽しいシンセでの解釈がヤバいです。リミックスされるのって自分ではあまり意識していない部分がクローズアップされていたりしてほんとおもしろいですね。

08. Skyscrap
先の曲の原曲です。抜けの良いシンセの音のレイヤーで爽快な感じに。曲名はSkyscrap(er)で摩天楼なイメージと、SkyをScrapしたようなというイメージから。

09. 49T
BPMを少し上げて遅い黒ハウスみたいなイメージ。フィルタのかかったローズのコードで浮遊感を5割増にw タイトルの49Tとは僕の自転車のギアの歯数。ユルいサイクリングとの相性も良い曲になってる思いますよ。

10. Cromoly
タイトルはクロモリ。これも自転車乗りはおなじみのワード。フレームなんかに使われている金属の名前なんですが、重めで剛性がありつつも適度にしなるんです。音色はメタリックでもグルーヴはヘヴィーでネットリ。このビートにこの曲名はぴったりだなぁと思いまして。

11. Galuxyyy Railroad
78〜80年頃っぽい感じを取り入たくて、シンセの音とかもそこらへんをイメージしています。ストリングスっぽい高音域の音が入っていてもキラキラしすぎないように意識して仕上げました。最近の自分の気分に一番近い曲です。

12. Unplugged You feat. Invisible Corners
Kez ymとsauce81とのユニット、Invisible Cornersをフューチャーしての一曲。sauce81のボーカルとともにジワジワ展開する前半、そしてKez YMのコズミックなギターソロが中盤から絡んで一気に盛り上がっていきます。泣きギターの映える音色をKezさんと相談して作っていきました。

13. 003
そう聴こえないかもしれないですけど、ベース以外の音はほとんどサンプリングした音を加工してつくっています。ピコピコいってる音もシンセではなくイントロ部分を超細かく千切りにして弾いてます。テクノロジーの進歩で今までサンプリングでは表現出来なかったことがどんどん可能になっていますよね

14. Suitcase73
エレピ感がテーマ。タイトルはもちろんFender Rhodes Suitcase73 mk-1から。僕の大好きな音が鳴る楽器のうちのひとつです。

15. Shine feat. mfp
今はカナダをベースに活動しているMPCマスターmfpとのセッション曲。彼の人柄が反映されて実にピースフルな雰囲気の曲になりました。彼が僕の家のレコードからサンプリングし、チョップして作ったループを僕が更に細かく部分的にフリップさせ展開をつけてかたちにしていきました。


コメント

Olive Oil (OILWORKS)

RLPは俺達に必要不可欠なSomethingを程よく合わせ持つ、異次元の香りが漏れまくったワールド照準ジャパニーズビートジャンキー, Like Me...

Mitsu the Beats (JAZZY SPORT / GAGLE)

「RLPと出会ったのは数年前。本人から貰ったDEMOを聞いて興奮したのを今でも覚えている。今ではここまで進化しているのか!とまた驚いた。曲調の幅の広さが今後も強みとなりそう。完全にツボです…」

Jay Scarlett (ampsoul/Ubeat/Beat Dimensions)

音楽を自在に形取り、人々を惹き付けるメロディとハーモニーを作り出すビートメイカー・RLPは、僕が本当に尊敬するアーティストだ。特に、RLPのトレードマークである、彼が生み出す強い低音の衝撃、名付けて "ボトム・エンド・バング" に、この4年間、打ち負かされっぱなしだよ。リスペクトを込めて、"RLP for president!!"

Lefto

"When I listen to RLP's music I just have to think about a mix of different vibes and rhythms. RLP is somewhere in between the older generation of beatmakers and the new one; to me it's a perfect mix!

原 雅明

良いビートがまた世界に溢れ始めていて、その中を泳ぎ回るのが愉しい。RLPのビートを聴くことも勿論そう。このじわじわと揺らしていく感覚はたまらない。

DJ KIYO

「宇宙旅行ができる日が来たら僕はこのアルバムを持って行きたいです。」

栗原 大 (CIRCULATIONS)

マイスペ初期から世界でも話題を集めていた、東京からのBest Kept Secretもついにデビューです。ポストDillaなビート感と日本らしいハーモニーがブレンドされた当初のサウンドから、ライヴ対応に進化したうねりのあるトラックまで最新のビート音楽を吸収し続ける現行世代の等身大サウンドです!

インタビュー中に話題にあがったアーティスト・作品

Release Live

6/26 @渋谷HMV
6/26 @東京吉祥寺 JAR-BEAT RECORDS [U-STREAM配信]
6/27 @東京渋谷module
7/16 RLP & OILWORKS DJ's "OILWORKS TECHNICS"@東京中野HEAVY SICK ZERO
7/18 @東京銀座 APPLE STORE GINZA
8/06 @兵庫姫路 FAB SPACE
8/07 @大阪 CLAPPER


RLP profile

東京の次世代ビートサイエンティスト。サンプリングとエレクトロニクスが有機的に融合したコズミックかつソウルフルなサウンドを展開。Jay Scarlettにフックアップされたことにより国内外のDJやビートヘッズの話題を集め、Amp Soul Generation、Vibes & stuff等、海外のラジオやポッドキャストでも度々デモ楽曲がプレイされ、Basic Soulではゲストミックスも行っている。2008年にリリースされたreplifeの "The Unclosed Mind" (futuristica/UK)にて、Dego(4hero)、Kaidi Tatham(Bugz In The Attic)等、大物プロデューサーらとともに2曲をプロデュース。Onra、Dorian Concept、Fulgeanceとの共演、Called Understandable Souls、TOKiMONSTAなどのリミックスワークも担当し、ビートシーンからの厚い信頼を得ている。世界中に2万人以上のフォロワーを持つ日本発クオリティー・ポッドキャスト "Cosmopolyphonic Radio" をKez YM、sauce81らとともに主催。そして、待望のデビュー音源をOil Worksよりリリースし、世界に向け新たなサウンド発信を続ける。

Total Info

RLP
http://www.myspace.com/rlpsound

CALLED UNDERSTANDABLE SOULS
http://www.myspace.com/calledunderstandablesouls

mfp
http://www.myspace.com/mindfullpeace

Invisible Corners
http://www.myspace.com/kezym
http://www.myspace.com/sauce81