ラファエルのソウル愛再び?

2010年8月11日 (水)

Raphael


ラファエル・サディークが60’sや70’sへ深い愛情が込め、リアルな感情とリアルな思いと共に本物のリズム&ブルースを表現した『Way I See It』から2年。 グラミー3部門でノミネートされ、New York Times誌でもマーヴィン・ゲイ、スモーキー・ロビンソン、スティーヴィー・ワンダーやホーランド・ドジャー・ホーランドら偉人達の仲間入りをしたと賞賛。 また昨年には初のソロの来日公演を果たし、トニーズ時代からのファンも納得のパーフェクトなステージングで 大いにわかせたラファエルが、コロンビア移籍第2作となるニュー・アルバムをリリースします。

とは言え、スタジオに入っている写真などは関連サイトで見ることができますが、詳細は全く不明。 しかも現在はアメリカをツアーで飛び回っているようで、シングル情報も無いので果たして9月に本当に発売されるか・・・。

アルバムに収録はされないとは思いますが、 リーバイスのPIONIEER SESSIONSというキャンペーンで、1970年のスピナーズの超名曲「It's A Shame」のまんまカヴァーを披露していますのでぜひチェックを。 オリジナルのヴォーカルのG.C.キャメロンはまだ現役ですし、ラファエルにプロデュースして欲しいと思うのは当方だけ?!

アルバムの詳細わかり次第、アップいたします。

LEVI'S PIONIEER SESSIONS - Raphael Saadiq


関連サイト

オフィシャルサイト
MySpace

ラファエルを紐解く作品たち

Tony! Toni! Toné!

オークランドを拠点に活動していたラファエルと実の兄弟であるドゥエイン・ウィギンス、従兄弟のティモシー・クリスチャン・ライリーと組んで結成したR&Bファンにとっては伝説のグループ。

  • Who?

    Who?(88年)

    記念すべき1stアルバムは、ニュー・ジャック・スウィング・ブーム真っ只中にリリース。アン・ヴォーグなどのヒットで一躍有名になったフォスター&マッケロイが全編プロデュースしているが、所々に垣間見れる後のトニーズの70年代ソウル趣向が窺い知れる。

  • The Revival

    The Revival(90 年)

    ニュー・ジャック・スウィング過度期、トニーズは既に普通のR&Bグループではなくなっていた。前作で全編プロデュースを担っていたフォスター&マッケロイの力はもはや必要なくなり、当時流行っていたヒップホップ・マナーを積極的に取り入れたオークランド・ファンクを見事に披露。セルフ・コンテインド・バンドとしてライヴ的な要素も増えた。

  • Ray Ray

    Sons of Soul(93年)

    ニュークラシック・ソウルのお手本のような傑作サード・アルバム。Mary J BligeやTLCなどヒップホップ・ソウルが一世を風靡した数年、トニーズは時代に逆行するかのようにレトロ趣向でミュージシャンシップに貫かれた独特のサウンドを確立。ポップでカラフルでスウィートなラファエルの個性が爆発し、ナヨ声も絶妙にマッチ。全曲駄作なし。

  • House of Music

    House of Music(96年)

    トニーズ4作目。すでに大御所の域に達していながらも、ナチュラル・スウィート・クールな音は益々新鮮。柔らかな哀愁漂うリズムは彼らだけにしか作れないもの。これがグループ最後の作品になってしまったのはあまりにも残念。



ルーシー・パール

ラファエルが プロデューサーとして多くの名作を生んだ後、ア・トライブ・コールド・クエストのプロデューサー/DJのアリ・シャヒード・モハメッドとアン・ヴォーグのドン・ロビンソンと組んだ非常にユニークなプロジェクト。

  • Lucy Pearl

    Lucy Pearl (00年)

    今なお人気の高いプロジェクトながら出したアルバムは唯一これだけ。ヒップホップの要素も取り入れたグルーヴィーな未来型ニューソウルの傑作。ラファエルのミュージシャンとしての無限の可能性も同時に感じた。 「Dance Tonight」が大ヒット。



ソロ・アルバム

  • Instant Vintage

    Instant Vintage(02年)

    サウンド・コンセプトは、「ゴスペルデリック=真実のソウル・ミュージック」。ルーシー・パールとは違う個のアーティスト、ラファエルが出たエポックメイキングな1枚。 ソングライター、プロデューサーとしてもシーンをリードする彼の並々ならぬ才気に改めて感服。グラミー3部門ノミネート。

  • All Hits at the House of Blues

    All Hits at the House of Blues(03年)

    2003年LAのハウス・オブ・ブルースで行われた熱狂の2枚組ライヴ・アルバム。ディアンジェロ、DJクイック、レディシなど豪華ゲスト陣に加え、1回限りのトニ・トニ・トニ再結成で大盛り上がり。

  • Ray Ray

    Ray Ray(04年)

    コンセプトは「ブラック・プロイテーション」(ブラック・ムーヴィー・サントラ)。カーティス・メイフィールドを彷彿とさせるファルセットあり、オークランドマナーなファンクありで、現在のラファエルに通じる、趣味に走り出した作品だ。

  • The Way I See It

    The Way I See It(08年)

    Columbia Recordsに突如移籍し発表した最新アルバム。60年代、70年代の古き良きレトロ・ソウルをレイドバックに蘇らせたような趣味趣向の高い作品。 スティーヴィー・ワンダー、ジェイ・Z、ジョス・ストーン参加。

主要プロデュース作品

90年代初頭からメキメキと頭角をあらわし楽曲を提供。 ディアンジェロからジル・スコット、エリカ・バドゥといったネオソウル系からメアリーJ、ジョン・レジェンド、メアリー Jブライジ、アリシア・キーズ、スヌープ・ドッグ、モス・デフまで 手がける。EW&Fやアイズレーなど大御所アーティストを今風に蘇らせるのもウマい。

  • Otis & Shug's / We Can Do Whatever

    Otis & Shug's / We Can Do Whatever(95年)

    ラファエルの幼馴染の兄弟デュオ。95年にラファエル・プロデュースのシングル「Journey」がスマッシュヒットし、アルバムも録音。しかしその後、ゴタゴタで長い間、お蔵入りされていたのが今作。 05年にExpansionから再発されたが現在入手困難になっていたが、今年国内仕様たで待望のリリース決定。瑞々しい初期のラファエル・マジックを改めて。

  • The Roots / Illadelph Halflife

    The Roots / Illadelph Halflife (96年)

    生演奏をウリに新風を巻き起こしたルーツが生音を打ち込みなおして制作した驚異的作品。ラファエルをはじめ、ディアンジェロ、Q・ティップ、コモンらソウル・クエリアンズ勢が参加。

  • The Way I See It

    D'Angelo / Voodoo(00年)

    グラミーでベストR&Bアルバム賞を獲得したディアンジェロのセカンド。当時のシーンを代表する作品であることは言わずもがな。 ラファエルが手がけたのは最後の2曲で、特にプリンスから多大な影響を受けた官能エロ曲「Untitled (How Does It Feel)」は必聴だ。

  • Joi / Star Kitty's Revenge

    Joi / Star Kitty's Revenge(02年)

    ドーン・ロビンソンの後釜としてルーシー・パールのリード・ヴォーカリストの座を射止めたジョイの移籍第1弾。プロデュースにはラファエル・サディークを始め、ダラス・オースティン、オーガナイズド・ノイズ等、錚々たる布陣があたっている。クラシック・ソウル、ロック、ブルースといった様々なジャンルを独自のフィルターで濾過した、独特のヴァイヴで魅了する。

  • Brown Sugar soundtrack

    Brown Sugar soundtrack(03年)

    ブラックミュージック界のスターが多数出演したロマンティック・ラブストーリーのサントラ。ラファエルが手がけたエリカとコモンの共演曲「Love of My Life (An Ode to Hip Hop)」はR&B/ヒップホップ・チャートで4週連続1位を獲得。

  • Introducing Joss Stone

    Joss Stone / Introducing Joss Stone(07年)

    驚異の歌声で世界中を魅了したブルーアイド・ソウルの歌姫ジョス・ストーンの3rd。全曲ジョスの書き下ろしでラファエルが全曲プロデュースした2人の才能がガップリ四つになった1枚。ローリン・ヒル、コモンとの共演曲も収録。



関連ページ

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