ストリングスの響きとスピリチャルな世界観が秋の空気を震わす
日本のクラブミュージック/チルアウトサウンドのパイオニア、Calm。アルバム『Calm』は前作『Silver Moon』以来約2年半ぶり、Calmとしては6枚目のオリジナル・アルバム。Calmらしい気持ちよくシンセ音が漂う荘厳な作品から、パーカッションの効いたスピリチャルな作品、煌びやかな上モノに野太いビートが響く作品、デトロイト テクノを思わせるようなスペーシーな作品など様々な感情を表現。自身の心象風景を投影しているとも思われる内容は素晴らしいの一言に尽きる。 |
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乾いた空気を通して伝わってくるフォーキーな響きに心奪われる
アルゼンチン人の両親を持ち、スウェーデン育ちのシンガー・ソング・ライターJose Gonzalezがソロ活動を行う前から組んでいたバンド”JUNIP”。まさにJose Gonzalezサウンドといえる内容。フォーキーでエキゾッチックなサウンドに静かな情熱を感じる展開に息を飲みます! |
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秋から冬まで気持ちよい透明感のあるフォーク・アンビエント
カルロス・ニーニョ日本オリジナル企画である今作。NY在住のギタリスト/インプロヴァイザー、ジェシー・ピーターソンと一緒に作り上げられた、フォーキーで、そしてアコースティックなアンビエントな空気感。ジェシーの弾くアコースティック・ギターを中心に、キーボードやフィールド・レコーディングの音響も配して、トータルに素晴らしい鳴りの音像を築きあげた。録音はアナログ・テープを通し、極上の質感を獲得するという手法で心地よい雰囲気を演出している。最近のカルロス・ニーニョに共有しているスピリチャルさを牧歌的な側面で演出している。カルロス・ニーニョの湧き出る才能に脱帽である。 |
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Maxのテナーサックスとボッソのトランペットがムードを作ります
アルバム『Inspiration』でイタリアン・ハードバップの最新モードを披露したマックス・イオナータ(ts)の次なるプロジェクトは、モーダルにドライヴするルーカ・マンヌッツァのハモンドをフィーチャーした自身のオルガン・トリオに、朋友ファブリツィオ・ボッソ(tp)が全面参加したヒップな2 管カルテット。ファンク、ボッサ、ネオ・ハードバップのすべてが凝縮された、最新のエンターテイメントをローマからお届けする。
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フォーキーでエモーショナルなピアノと切ないヴォーカル
ジャイルス・ピーターソンのレーベル「BROWNSWOOD」から新たな才能が芽吹きました。ニューヨークを拠点に活動をするピアニスト、イアン・メーラーの新プロジェクト、HALF SEAS OVER。イランの2nd「The After Suite」でSSWのアダム・マクブライト=スミスと仕事をしたことをきっかけに、新たな作曲スタイルを確立。ジャズ、フォーク、ロックの繊細で柔らかいフィーリングを抽出したようなサウンドと心象風景豊かなメロディが心揺さぶります。2010年を代表するアーティストがまた一つ。 |
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ピアノの艶やかな響きに柔らかな女性ヴォーカルは秋散歩に
nativeのピアニスト杉丸太一をリーダーとした、ピアノトリオ+女性ボーカル編成で奏でる、ジャジー・ポップス。今作も美しくも艶やかなピアノの調べにやさしいヴォーカルが乗るサウンドはそのままに、深い森を思わせるような幻想的な「Sorrow Is A Wheel」など今まで以上に深みも魅せてくれる。更にはキレのあるピアノにウッドベースの効いた春を思わせるような軽快な「Now And Forever」は聴き応えある1曲。前作以上に色彩豊かにポジティヴなサウンドは心が洗われるような気持ちよさです。多くの人に楽しんで欲しい1枚です!!
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オールシーズンOKだが、秋に聴くと心にしっとりと落ち着くグルーヴ
MOODYMANN主催MAHOGANI MUSICのショーケースとして、2005年にリリースされたコンピレーション。レーベル・ファミリーであるANDRES、RANDOLPH、そして当時はまだほとんど無名であったPIRAHNA HEADをいち早く起用、現在大ヒット中のアルバムANDRESS “ll”にも収録されている甘美な名曲”STEP PATTERN”や、THEO PARRISHからDANNY KRIVITまで多くのDJがスピンした大ヒット曲Divinitiの”Find A Way”、MoodymannとヴォーカリストRoberta SweedのユニットPitch Black Cityによるディープなジャズハウス”Runnaway”、他にも限定12インチでしか聴くことが出来ない作品ばかり。DISC-2には、近年 Moodymannの”Anotha Black Sunday”にも参加しているデトロイトのヴォーカリストNikki-Oのアルバムがボーナスディスクとして付属!ワンショットで短期完売に至った幻の作品、どうかお見逃しなく!!!
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こもったビートに乾いたメロディーが絡むその空気感が秋
90年代にMoodymann主催KDJから数々のシングルをリリース、Theo Parrish率いるThe Rotating Assemblyのパーカショニストという顔を持つ一方、DJ DEZ名義でもUnderground Resistance傘下のレーベルHipnotechから多数のシングルをリリース、そして伝説のヒップホップグループSlum Villageの作品にもDJとして参加するなど多彩な才能を持つAndresが、2003年にMahogani Musicからリリースした1stアルバム。ヒップホップ的な手法を用いたサンプリングを異質なハウストラックへ落とし込み無二の世界観を演出した傑作。哀愁を帯びた統一感のある中に、ソウル、Pファンク〜ラテン、サルサなどが絶妙にブレンドされ、Moodymannにも劣らぬコラージュと、デトロイト特有のざらつきがアルバム全体に散りばめられている。 |
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