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クライツベルクさん死去 点鬼簿へ戻る

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2011年3月17日 (木)

ビシュコフの弟としても知られる指揮者のヤコフ・クライツベルクさんが、3月15日、モンテカルロの病院で癌のため、51歳の若さで亡くなられました。一ヶ月前の2月14日にはアムステルダムでオランダ・フィルを指揮するほどの体調だったのですが、非常に急に病状が悪化したものと思われます。心よりご冥福をお祈りいたします。

【プロフィール】
ヤコフ・クライツベルクは、1959年10月24日、レニングラードに生まれたロシア人で、兄は同じく指揮者のセミヨン・ビシュコフ。5歳からピアノを始めたクライツベルクは、やがて高名なイリヤ・ムーシンに師事して指揮を学びますが、1976年、17歳の年にアメリカに移住、タングルウッドでバーンスタインやラインスドルフ、小澤征爾らに学び、その後、ティルソン・トーマスのアシスタントを務めています。
 プロとしての最初のキャリアは、ドイツのクレーフェルト/メンヘングラートバッハ合同劇場での音楽監督で、期間は1988年から1994年まででした。
 1994年から2001年までは、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督として活躍。有名な演出家、ハリー・クプファーと協力して数々の話題作を上演して注目を集めます。
 その間、1995年から2000年にかけてはボーンマス交響楽団の首席指揮者も兼任し、さらにベルリン・フィルやバイエルン放送響、コンセルトヘボウ管、ニューヨーク・フィル、ボストン響にもデビューするなど、着々と声望を高めてゆき、ウィーン交響楽団の首席客演指揮者にも任命。
 2003年には、2011年までの契約でオランダ・フィルとオランダ室内管弦楽団の首席指揮者に就任し、2009年にはモンテ・カルロ・フィルの首席指揮者にも就任。
 クライツベルクは、亡くなる少し前まで順調な活動を展開しており、最後のコンサートは、2011年2月14日にアムステルダムで開催されたオランダ・フィルを指揮した公演で、『シェエラザード』と『ルスランとリュドミラ』序曲、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番というプログラムでした。

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