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2011年3月22日 (火)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【THE DROPS 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様はTHE DROPS!!

 無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!

THE DROPS

THE DROPS '88年結成〜'93年頃まで活動していたがいつの間にか(?)休止に。 ('90年OBI・WAN Recより1st7インチレコードリリース/他オムニバス3枚参加) '04年頃からミヨリーノが新たにメンバ-を集め『SKAViLLE JAPAN '06』@日比谷野音で復活!その後もメンバ-の入れ替わりがあるも'07年9月より自主企画『SODA FOUNTAIN』を始めたりライヴ本数も少しずつ増える。そして結成20周年の'08年、1stアルバムをリリース!'09 ドラム、トロンボーン、トランペット以外の全てのパートがメンバーチェンジ。'10 ライブを重ね約三年ぶりの音源をリリース!!

THE DROPS are
Drums&Vox=ミヨリーノ
Guiter=あや
W.Bass=まりー
Keybord=あゆこ
 
Vox=ヒロエ
TenorSax&Vox=ミホ
Trombone&Vox=ママ
Trumpet&Vox=モコリン


THE DROPS
『Fabulous!』 / THE DROPS
2011年03月23日発売

日本を代表するガールズロックステディバンド!THE DROPSのミニアルバム!
ガールズバンドの名曲!The Chiffonsの「Stop,Look and Listen」やThe Isley Brothersの「THis Old Heart Of Mine (Is Weak For You)」のカバーにTHE DROPSとして15年ぶりとなるオリジナル曲3曲収録のマストアイテム!!
飛び切りキュートなソウル・リズム&ブルースそしてロックステディーを是非!




THE DROPSが選んだ10枚!

    01.The CLASH / 『LONDON CALLING』

昔、バイオハザードだかのTVゲームのCMのコピーに、“圧倒的絶望感”という節があったが、今つながらない電話を手に、まんじりと報道番組を見てるだけの自分の無力さに(中略)グルノーブルの松井が言ったという“少しの力”のほんのワンピースになることを信じてバンドを続けて行こうかな。えと、バラエティさという点でThe Beatles“The Beatles”やThe Specials“More Specials”等と迷ったけど、ジョー達の歌詞がこれらの中では比較的前向きに思えたので。できればギターとコード表と辞書も一緒にあれば、まあ弾けないんですが…、Fコード未だ制覇できず。
MIYOLINO (Drums)

 

    02.ゆいかおり / 『Our Steady Boy』

kiss×sisエンディングテーマ。去年だったらこれかな。RoxよりEliza DoolittleよりMagic Kidsよりタマシイレボリューションより聴いたので。彼女たちのデビューシングルだけどどっちが好きだというのは無いです。強いて言えばリコ姉か。バランスKISSの歌詞の方が好きだし(大の大人達がコソコソ集まって、昔で言うプロフェッショナルファウルの様なプロダクトを立ち上げたワクワク&言い訳が感じられるキーワードが溢れてる)、でもW杯前の美しい衝撃だった。演出等がノリまくって来てただけに最終回は、世界中が悲しがった (中略)もちろん声もダンスも振り付けもファビュラス!だけど歌詞も楽曲(サビ終わりは好きじゃ無いけど)も美春なみにマル!
MIYOLINO (Drums)
 

    03.Ari Up & Vic Ruggiero / 『rare singles & more...』

初めて弾いたベースは“Anarchy in the UK”、初めて立って唄いながら弾いたベースは“波乗りパイレーツ”いやできなくて挫折(中略)ドロップスに入って、ポピュラーなドラムキットで演奏することになった俺が参考にしようと思ったドラマーはバッジ−だった。理由は女性に混じってひとりでやってるドラマーを他に知らなかったから。音も気に入っていたが、選択ミスだった、うますぎた。アリだけで言うならNew Age Steppersの方が好きだった。でもこのミニアルバムはぐっと身近になった(今さ らだが)アリが聞ける奇跡のような作品だ。まずVicに感謝する。出してくれたアキラにも。skaintheworld初のメガヒットの予感……仙台のプレス工場が被災したとのこと……発売延期?気にしない! 早期の復興を信じてます。心の方も!
MIYOLINO (Drums)
 

    04.『BLUES BROTHERS(SOUNDTRACK)』

欲張りで賑やかなのが大好きな下町っ子としては、やはりサントラが一番でせう!それもミューヂカルときたもんだ★しかもこの1枚にはR&BやSOULミューヂックがてんこ盛り!ウハウハっす♪無人島で独りっきりだとしても、これさえあればアタシャ変わらず勝手に踊ってるでせうネ★特に「シェイク ユア テイルフェザー」は映画そのまんまの完コピで!んで夕方には「ミニ ザ ムーチャ」で黄昏てみたり、「オールド ランドマーク」で光が見えた!と神に訴えたり…。でも結局は「エウ゛リバディ ニード サムバディ」あたりで飽きちまい、とっとと無人島脱出を夢見て「監獄ロック」をシャウトする亊でせう。アハハン♪
MOKO(Tp )
 

    05.子門 真人 / 『SHIMON MASATO BEST COLLECTION』

無人島…。無人島に行ったならば全裸でキャンプファイヤーが必須でしょ。となれば聞きたいのはやはり、ホネホネロック!でもがまがえるガマエルって曲も突然のスコールに見回れた時に聞きたいです。その他にもこの一枚があればウルトラマンごっこや、ゴレンジャーごっこもできちゃうのだ。なんにもないのに何か見えてきちゃいそうな気がする、そんな一枚。無人島にもぴったりだけど休日、どこにも行かずに家で暇こいてるときにもきっと素敵な時間にさまがわりよ。子門真人さんは見た目も好きだけど声も素敵。
MAMA (Tb)
 

    06.V.A. / 『Go Psycho With Batmobile And Other Dutch Acts』

無人島での色んなシチュエーション想像してたら全く選べなくなっちゃったので、、やっぱ結局このギター弾いて遊んじゃうっていう1枚です。小難しくなくって、がーーーーって弾いてスッキリ。そしてビール飲む!特に前半ArchieとBatmobile楽しー1番遊んじゃうのは、、廃番なんです。surf rats 「TROUBLE」。楽しー!どれも無人島には不向きだけど、、、狩りとかすごいできそうかも。
AYA (Gu)
 

    07.Nickey&The Warriors / 『Do I Love you?』

無人島生活も二日目ぐらいから寂しくなってくると思うんですよ。そんな心をグッと熱くさせる一枚がコレ。これを聴けば「ニッキ〜!オラ、モウ、ナカナイカラ〜」と、なる筈。購入したのはたしか六年前ぐらいですがそれ以来ずーーっと聴き続けてるファビュラス!な名盤です。お後がよろしいようで★
AYUKO (Key)
 

    08.Los Carayos / 『Au Prix Ou Sont Les』

MANU CHAOの旧在籍バンドです。ウッドベースにバンジョー、アコーディオン、フィドルという素敵な楽器編成!アコースティック編成なのに優等生感は一切感じさせません。トラッド好き、ロカビリー好きからSKA好きまで、何度聴いてもまた聴きたくなる、そんな一枚です。これがあれば無人島に一人ぼっちでも大丈夫でしょう!たぶん。
MIHO(T.Sax)
 

    09.The Specials / 『Specials』

ベタですみません。THE SPECIALSのファーストです。テリーホールの倦怠感のある歌とイギリス訛りがなんとも最高!そして、ベースは技術点芸術点全て満点!独特のラインや奏法全てがSPECIALS色に消化されてて純粋にスゴいなぁって思います。
MARIKO (Ba)

 

    10.15-16-17 / 『MAGIC TOUCH』

無人島で生活すると考えただけで気が滅入りますが、そんな状況で聞く音楽はいつまでも聞いていて飽きないものがいいので、紙ジャケで再発されたこのCDを持参します。15、16、17歳の女の子達が歌うUKラヴァーズの名盤、ガールスレゲエのお手本のようなこの作品は、胸キュンで甘酸っぱくて、それでいて超クール。英国の寒空を思い出します。大ヒットコンピ「RELAXIN’WITH LOVERS Vol.1 」に収録されている、Dennis Bovellによる「Emotion」のDubはその突き抜け方がまた最高に気持いいー!ので、こちらも捨てがたいところです。ドロップスでもいつかこんなかっこいい曲を演ってみたい、などと夢見つつ無人島生活を乗り切りたいです。
HIROE(Vo)

 

続いてインタビューを読むっ!

【HMVインタビュー】 THE DROPS