Timo Lassyも参加！北欧女性SSW

2011年4月8日 (金)

北欧のSSWデビュー作にTimo Lassy参加

フィンランドはヘルシンキのSSWであるリーナ・ダーリン。60年代ポップスやジャズ、ソウルに影響を受けたというだけあって自身の作品にも大きく反映されている。北欧のSSWらしい爽やかなメロディを持つポップスからファイブコーナーズ・クインテットのTimo Lassyが手掛けた「I'm Here」のようなブルージーな作品、同じくTimo Lassyの「Spring」でのスピリチャル・ジャズなど、どの曲調でも彼女らしい伸びやかで抑揚の効いたヴォーカルが映えるところがバックボーンを消化しているがゆえだろう。あと、なんといっても北欧ポップスの名曲「All I Wanna Know」は90年代当時を思わすようなヴォーカルに胸がときめきます！その他、「Empty Hands」「Broken Glass」でもアコースティックで懐かしい作品をもさらりと歌いこなすところが才能を感じさせる。北欧サウンドが好きな人は是非とも聴いて欲しい1枚です。

『I'm Here』 / Reena Darlin
[2011年4月13日発売]

＜ TRACKLIST＞

1. Weak

2. All I Wanna Know

3. Empty Hands

4. I Wish You Knew

5. Reality？

6. Broken Glass

7. Closest Stranger

8. Didn't Anybody Tell You

9. Falling（On my face）

10. Spring (Feat.Timmo Lassy)

11. I'm Here (Feat.Timmo Lassy)

プロフィール

フィンランドの首都ヘルシンキ在住の女性SSW。芯の通った伸びやかな歌声と、ジャズ、ソウルに60年代の良質のポップスなど、自身が影響を受けた音楽をしっかりと消化した上で鳴らされるメロディラインが魅力。Timo Lassy（Sax）、Jukka Eskola（Trumpet）などのファイブコーナーズ・クインテットの面子をバックに従えて吹き込んだ作品がデビュー作『アイム・ヒア』。そのアルバムに収録された名曲「オール・アイ・ワナ・ノウ」は、一聴で心に響くメロディ、サビの力強さが魅力の現在形北欧ポップスの大名曲。