EW&Fオールタイムベスト
Tuesday, June 21st 2011
アース・ウインド&ファイアー、デビュー40周年!「セプテンバー」、「宇宙のファンタジー」、「レッツ・グルーヴ」など全34曲収録。デビューから最新ヒットまで、レコード会社の枠を超えた初の完全ベスト! EW&Fミニ・バイオ シカゴで、モーリス・ホワイトを中心に結成され、1971年にワーナー・ブラザーズ・レコードよりデビュー。1972年にコロムビア(ソニー)に移籍し、「宇宙のファンタ ジー」、「セプテンバー」、「ブギー・ワンダーランド」、「レッツ・グルーヴ」など、数々のヒット曲を生み出した。中心メンバーはリーダーのモーリス・ホワイ ト(vo)とフィリップ・ベイリー(vo)。その強力でキャッチーなディスコ・サウンドとヴォーカル2人の掛け合いは、まさにワン&オンリー!その存在感は、現在でもテレビCMなどで頻繁に使われほど高い人 気を誇る。現在も、フィリップ・ベイリーを中心にした編成で、ライヴを精力的に行っている。特に今年はデビュー40周年のワールド・ツアーを敢行中。一日も早い来日公演が期待されている。 『オールタイム・ベスト・オブ・EW&F〜太陽の祝祭』 ・6月28日発売 ・日本企画盤 ・解説:岩間慎一/メンバー紹介・ディスクガイド:林剛 ・歌詞・対訳付き レコード会社の壁を越えた、“初”のオールタイム・ベスト! 1971年のデビュー・ヒット「Love Is Life」(ワーナー)、1993年の「サンデー・モーニング」(ワーナー)、そしてグラミー賞にもノミネートされた2005年の「ショウ・ミー・ザ・ウェ イ」(ユニバーサル)と、ワーナー/ユニバーサル両社の協力を得て、オールタイム・ベストが実現!(全34曲収録) DISC-1はアップテンポのダンス・ナンバー中心、DISC-2はミッド〜バラード中心の選曲。すべての時代のアルバムから、人 気曲/シングル曲を網羅しています。 ソロのヒット曲=フィリップ・ベイリー「イージー・ラヴァーwith フィル・コリンズ」、モーリス・ホワイト「アイ・ニード・ユー」も収録。 コアなファンも納得の読み応え充分のブックレット。岩間慎一氏(元bmr編集長)による約1 万字に及ぶ解説と、R&Bライター 林剛氏によるメンバー紹介&アルバム18枚にわたる徹底ディスクガイドを掲載。 トラック・リストディスク11. 石の刻印 In The Stone [1979] 2. セプテンバー September [1978] 3. ブギー・ワンダーランド Boogie Wonderland (with The Emotions) [1979] 4. レッツ・グルーヴ Let's Groove [1981] 5. イージー・ラヴァー/フィリップ・ベイリー duet with フィル・コリンズ Easy Lover / Philip Bailey duet with Phil Collins [1984] 6. ゲッタウェイ Getaway [1976] 7. シング・ア・ソング Sing A Song [1975] 8. 太陽の戦士 Serpentine Fire [1977] 9. キャント・ハイド・ラヴ Can't Hide Love [1975] 10. サバイバル System Of Survival [1987] 11. 宇宙よりの使者 Mighty Mighty [1974] 12. フォール・イン・ラヴ Fall In Love With Me [1983] 13. ラヴ・ゴーズ・オン And Love Goes On [1980] 14. シャイニング・スター Shining Star [1975] 15. ヘリテッジ feat. ザ・ボーイズ Heritage featuring The Boys [1990] 16. ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ Got To Get You Into My Life [1978] 17. マグネティック Magnetic [1983] 18. サンデー・モーニング Sunday Morning [1993] *Licensed by Warner Music Japan Inc. 19. ブラジリアン・ライム Re-Edited by Danny Krivit Brazilian Rhyme Re-Edited by Danny Krivit [2004] ディスク2 1. 宇宙のファンタジー Fantasy [1977] 2. アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン After The Love Has Gone [1979] 3. アイ・ニード・ユー/モーリス・ホワイト I Need You / Maurice White [1985] 4. リーズンズ Reasons [1975] 5. デヴォーション Devotion [1974] 6. 宇宙を見よ! Keep Your Head To The Sky [1973] 7. ショウ・ミー・ザ・ウェイ feat. ラファエル・サディーク Show Me The Way feat. Raphael Saadiq [2005] 8. チルドレン・オブ・ザ・ゲットー/フィリップ・ベイリー Children Of The Ghetto / Philip Bailey [1984] 9. カリンバの歓喜誘惑 Kalimba Story [1974] 10. ラヴズ・ホリデー Love's Holiday [1977] 11. アイ・ウォナ・ビー・ウィズ・ユー Wanna Be With You [1981] 12. ユー(あなたは「愛」) You [1980] 13. 精霊の詩 Spirit [1976] 14. ラヴ・イズ・ライフ Love Is Life [1971] *Licensed by Warner Music Japan Inc. 15. 暗黒への挑戦 That's The Way Of The World [1975]
〜EW&F入門〜
70年代初頭から現在まで世界中をダンスの渦に巻き込んだモンスター・グループEW&Fの歴史と人物をざっとふりかえりましょう!レッツグルーヴ! 主要人物・Maurice White(モーリス・ホワイト)名実ともにEW&Fの顔。EW&Fのリーダーであり、 カリンバ・プロダクション主宰として、EmotionsやDeniece Williamsなどのプロデュースでも知られる才人。元ドラマー。アースにアフリカ文化や宇宙的な演出、ブラジル音楽などを持ち込んだと言われています。 現在病気療養中。 ・Philip Bailey (フィリップ・ベイリー) モーリスに引き抜かれてEW&F入りしたリード・ヴォーカル。アースのトレードマークともいえるファルセットは彼の歌声。ソロとしても活躍し、84年にはフィル・コリンズとの「Easy Lover」が大ヒット。ジャズにも挑戦したりと意欲的。 ・Verdine White (ヴァーディン・ホワイト) モーリス弟。ベース担当。ぶつ切りながらも見事なグルーヴを生み出す天才! ・Ralph Johnson(ラルフ・ジョンスン) ドラム/パーカッション。この方もずーっとEW&Fで活躍。オフィシャルサイトの作者(!)。 ・Al McKay (アル・マッケイ) ギター。歯切れのカッティング・ギターと独特のフレーズで人気を集めています。脱退後、 Al Mckay & All Starsを結成しソロ作を発表。 ・Larry Dunn (ラリー・ダン) キーボード。ジャズ系の仕事も多し。プロデューサーとしても活躍。 ・Fred White(フレッド・ホワイト) ホワイト兄弟の四男でドラム/パーカッション担当。『暗黒への挑戦』以降のファンキー化を促した人物として知られる。Donny Hathaway、Little Feetのバックでも活躍。 ・Charles Stepney (チャールズ・ステップニー) シカゴの名アレンジャー/プロデューサー。アース・サウンドを確立した影の立役者。75年に亡くなりEW&Fは方向転換。 ・Skip Scarborough (スキップ・スカーボロー) EW&Fの「Can't Hide Love」で知られる LAを拠点に活躍したバラードを得意としたプロデューサー。アース以外にもPhyllis Hyman、Emotions、Con Funk Shunなどを手がけた。 あゆみ1966〜1970メンフィス出身のモ−リスは10代からBooker T Jonesらとバンドを組み、ドラマーとして活動。音楽を学ぶためにシカゴの音楽学校へ進み、やがてチェス・レコーズのセッション・ドラマーに。66年にはララムゼイ・ルイス・トリオに加入、69年にソルティ・ペッパーズを結成。 1971〜1972 ラムゼイ・ルイスの影響でアフリカ文化に感化されたモーリスはグループ名をEarth Wind & Fireに変更し、 71年にワーナー・ブラザーズと契約。 ・「Earth, Wind and Fire」(1971) ・「Need of Love」(1971) 2枚のアルバムをリリースするもぱっとせずCBSに移籍。 モーリスは弟のヴァーディン・ホワイト(b)以外のメンバーを一新。 ツアー先で、フレンズ&ラヴのフィリップ・ベイリー(vo)とラリー・ダン(key)や、ラルフ・ジョンスン(ds)らが加わる。 ・「地球最後の日 Last Days And Time」(1972) 1973〜1974 LAに拠点を移し、チャールズ・ライト&ワッツ103rdストリート・リズム・バンドのアル・マッケイ(g)、ニューバースのジョニー・グレアム(g)、アンドリュー・ウールフォーク(sax)とメンバーを入れ替え、ようやくメンバーが固定してくる。 ・「ブラック・ロック革命 Head To The Sky」(1973)初ゴールド・アルバム ・「太陽の化身 Open Our Eyes」(1974) 1975〜1977 モーリスの弟のフレッド・ホワイトがドラマーとし、さらにチェスのプロデューサーだったチャールズ・ステップニーを迎える。「That's The Way Of The World」から"Shining Star"をはじめ記念碑的作品が次々と登場する。 ・「暗黒への挑戦 That's The Way Of The World」(1975) 同年、 彼らの集大成とも言えるライブ・アルバムを発表。「Spirit」からは"Getaway"、"Saturday Nite"といったヒットを量産し絶頂期に。 ・「灼熱の狂宴 Gratitude」(1975) ・「スピリット Spirit」(1976) ステップニーが急逝後はデオダードやトム・トム・ワシントンを起用、エジプトをテーマにした「All'N All」を発表し、"Serpentine Fire"、"Fantasy"をはじめ、"Jupiter"、"Brazilian Rhyme"、"Runnin"とヒットを飛ばす。 ・「太陽神 All'N All」(1976) 1978〜1980 この頃からEW&Fはディスコ/ポップ化が進行。ベスト盤収録のシングル"September"でははじめてポップ界のスタッフ(アリー・ウィリス)を起用、そして「I Am」ではデイヴィッド・フォスターと組む。80年の「Faces」はセールス的に奮わなかった。 ・「黙示録 I Am」(1979) ・「ファイセス Faces」(1980年) 1981〜1993 この頃、モーリスは プロダクションを生音から電子音楽に大幅に依存したサウンド切り替え新しいEW&Fの模索を始める。 "Let's Groove"のヒットを生んだ「Raise!」は成功したものの、 その後失速。バンドは5年間の活動休止に入る。 ・「天空の女神 Raise」(1981) ・「創世紀 Powerlight」(1983) 各々ソロ活動を経て、 87年に5人組で再結成。89年の「Heritage」ではSly StoneやMC Hammer、93年の「Millenium」はPrinceや Sheldon Reynolds参加で話題に。 ・「Touch The World」(1987年) ・「Heritage」(1989年) ・「Millenium」(1993年) 1994〜2005 95年のヴェルファーレでのライヴ、96年には「Avatar」 を経て、2003年「Promise」で完全復活!そして2005年、サンクチュアリに移籍し「Illumination」を発表。 ・「Live In Velfarre」(1995年) ・「Avatar」(1996年) ・「Promise」(2003年) ・「Illumination」(2005年) 2006〜 モーリスがパーキンソン病であることが判明。06年、武道館を含む来日公演。07年、Staxからトリビュートアルバム「Interpretations」、リリース。09年に来日公演。 10年にはハイチ地震のチャリティ・ソング 「We Are the World 25 for Haiti」に参加。 今年はデビュー40周年のツアーに出ている。 ・「Interpretations」(2007年) EW&F重要アルバム
カリンバ・プロダクションEW&Fのリーダー、モーリス・ホワイトが76年に設立したカリンバ・プロダクション。そこでモ−リスは数多くのアーティストを精力的にプロデュースしてきた。彼が発掘し、育て上げたアーティストの作品にももうひとりのモ−リスがあらゆる形で表現されています!
・Ramsey Lewis 「太陽の女神 Sun Goddess」 ファンキー・ジャズ・ピアニスト、ラムゼイ・ルイスの移籍5作目。EW&Fプロデュース・ワークの記念すべき第一歩。 ・Deniece Williams 「私はデニース This Is Niecy」 スティーヴィー・ワンダーに素質を見い出され、モーリス・ホワイトに磨きあげられた歌姫デニースの輝かしいデビュー作。 ・DJ Rogers / Love Prote Me Back 正統派ゴスペル・シンガーDJロジャースがEW&F的手法を入れて完成させたファンク&ソウル・アルバム。 ・Pockets / So Delicious ヴァーデヒン・ホワイト・プロデュース。アーバン・ラヴァーズの様々な表情をおしゃれにクリエイトな3作目。 ・Emotions / Flowers メンフィスのシュープリームス、エモーションズの移籍第一弾。モ−リス・ホワイト&チャールズ・ステップニー・プロデュース。 |