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ミア・パーション/女の愛と生涯

2011年8月10日 (水)

『女の愛と生涯』『メアリー・スチュアート女王の詩』ほか
ミア・パーションの澄んだ歌声で聴く
1840年と1852年のシューマン夫妻の作品集


バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみのスウェーデンのソプラノ、ミア・パーションがノン・ヴィブラートの美声で歌い上げるシューマンとクララ・シューマンの歌曲集。ここでは、シューマンの名作『女の愛と生涯』と『メアリー・スチュアート女王の詩』を中心に時間軸とクララの作品との組み合わせということでプログラム構成がおこなわれています。SACDハイブリッド盤。

【1840年】
シューマンの「歌の年」と呼ばれる1840年は、ふたりが結婚した年でもあり、『女の愛と生涯』『ミルテの花』といった作品にも幸せオーラが感じられますが、19歳の新妻クララの歌曲も幸せ感を倍増させてくれます。なお、クララのOp.12は、夫妻の共作として知られる『愛の春』からのクララの作曲分となります。

【1852年】
シューマンが指揮者として活躍したデュッセルドルフ時代の2年目、オーケストラ理事会との対立が深まった時期でもあり、前年に四女が生まれたとは言え、精神的にはきびしい時期だったようです。この年に書かれた『メアリー・ステュアート女王の詩』は、陰謀やエリザベス一世との確執、そして処刑というドラマティックな生涯で知られるメアリーについての詩のドイツ語訳に付曲したもので、「フランスとの別れ」「息子の誕生の後」「エリザベス女王に」「この世との別れ」「祈り」という各曲のテキストの内容に即した悲痛な音楽は、女性の幸せと人生を歌い上げた『女の愛と生涯』と強烈なコントラストを形成しているのが印象的。
 クララによる同年の作品『ローレライ』は、有名なライン川の魔女伝説についてのハイネの詩に作曲したもので、クララの代表作としても知られる佳曲です。(HMV)

【収録情報】
ロベルト・シューマン:
・ミルテの花 Op.25より(6曲)(1840)
・メアリー・スチュアート女王の詩 Op.135(1852)
・民謡 Op.51-2(1840)
・天は一滴の涙を落とし Op.37-1(1840)
・女の愛と生涯 Op.42(1840)

クララ・シューマン:
・6つの歌曲 Op.13より(3曲)(1840)
・ローレライ(1852)
・3つの歌曲 Op.12(1840)

 ミア・パーション(ソプラノ)
 ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

 録音時期:2010年6月
 録音場所:旧ストックホルム音楽アカデミー
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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シューマン:女の愛と生涯、メアリー・スチュアート女王の詩、クララ・シューマン:ローレライ、他 パーション、ブラインル

SACD 輸入盤

シューマン:女の愛と生涯、メアリー・スチュアート女王の詩、クララ・シューマン:ローレライ、他 パーション、ブラインル

シューマン、ロベルト(1810-1856)

価格(税込) : ¥3,619
会員価格(税込) : ¥3,149

発売日:2011年09月10日
在庫あり

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