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2011年10月7日 (金)

interview

電気グルーヴ・石野卓球主宰のレーベル“Platik”から2004年にデビューした沖縄出身の双子テクノ・バンド、RYUKYUDISKO。その弟・廣山陽介(ヒロヤマヨウスケ)が今年から活動を開始したソロプロジェクト“YAPAN”(ヤーパン)が1stアルバム『Hello World』をリリース!今回のソロ名義について、そしてこのアルバム『Hello World』について、メールにてお話を伺いました。



-- 今回のソロ活動を始めるにあたっての、そもそものきっかけは何だったのでしょうか?

YAPAN  もともとソロでの活動をやりたくて、気分転換にビジョンを描いてたり、曲作りをしてたのですが、RYUKYUDISKOの活動中だったので、まぁいつか出来たら良いなといった感じでした。
その後、アルバム『pleasure』をリリースして、ツアーもひと段落したところで、それぞれソロ活動をしようということになりました。

次のRYUKYUDISKOの制作作業を進めるにあたり、明確なビジョンを互いに共有するのに時間がかかると判断したので、それよりは一旦距離を置いてソロをやったほうが早いし、気持ち的にも作品のクオリティ的にもそれぞれ思い描くのをカタチに出来ると考えたからです。

また違ったフィールドでそれぞれのステップアップを図りたいというのもあります。


-- YAPANという名義ですが、どのような意味が込められていますか?

YAPAN  もともといつもとは違った選曲でPLAYするときのDJ名義としてYAPAN名義を使っていました。 それをDJのスタイルだけでなく、作風にも発展させました。
YAPAN=JAPANという意味で。
RYUKYUDISKOのネクストステップという意味もあるし、YosukeのYを頭にもってきたというのもあります。 あと、気楽に発音できるもの気に入っています。


-- 実際の制作期間はどのぐらいでしたか?

YAPAN  以前から作りためてたものもありますが、大体半年くらいです。


-- 本作の中で、ソロとして初めて制作した楽曲はどの曲でしょうか?

YAPAN  アルバムとしての『Hello World』の世界観を導き出すきっかけとなった曲は「China Talker」です。


-- このYAPAN名義で目指したモノとは何でしょうか?

YAPAN  僕個人としての世界観を追求したかったので、フィーチャリング・アーティストもなしで迎えることはなく、あくまでもソロ・ワークということにこだわりました。
心機一転フレッシュな気持ちで、これからのあらゆる活動の基点となるのがYAPANです。


-- RYUKYUDISKOではなくソロ名義、とはいえ、沖縄的要素が全く排除されたわけではなく、RYUKYUDISKOとはまた違ったアプローチで昇華された作品だと思いました。 その辺りに関して、2人で作る時とソロとではどのように線引きをしていますか?

YAPAN  とはいえ、真っ先に沖縄っぽい、RYUKYUDISKOっぽいという印象はないと思います。
三線沖縄音階で、太鼓を使ったダンスビートから始まるってのがRYUKYUDISKOのイメージだと思うのですが、そこから始まる曲作りにしないことでYAPANならではの作風になったと思います。 なのにそれっぽく聞こえるのは、刷り込まれているんでしょうね。無意識にアウトプットしたんだろうと思います。


-- レコーディング時の思い出深いエピソードなどがあればお教えください。

YAPAN  とにかく孤独でした。 真冬(沖縄でも寒い)の真夜中ににスタジオで上がった曲を聴きながら散歩してたら、散歩がはかどりすぎて気づいたら汗びっしょりになってた事。逆に風邪引きました。 「Beauty」って曲です。


-- 今現在、注目しているアーティストは? またYAPANとして共演・共作してみたいアーティストは?

YAPAN  ニコニコ動画にいるゴム氏。めちゃくちゃ歌がうまいです。 YAPANの曲を歌ってもらいたいですね。


-- ご自身のルーツとなる楽曲を3曲挙げるとしたら?

YAPAN 
・the beatles / tomorrow never knows
・radiohead / creep
・ザ・ブルーハーツ / リンダ・リンダ


-- 最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いします!

YAPAN  RYUKYUDISKOとは違った新しい音楽性なので、それとは違った観点で聴いてもらえたら嬉しいです。



新譜 YAPAN 『Hello World』
電気グルーヴ・石野卓球主宰のレーベル“Platik”から2004年にデビューした沖縄出身の双子テクノ・バンド、RYUKYUDISKO。その弟・廣山陽介(ヒロヤマヨウスケ)が今年から活動を開始し、WIRE11などにも出演したソロプロジェクト“YAPAN”(ヤーパン)が1stアルバム『Hello World』をリリース。 沖縄(琉球)オリエンテッドなサウンドに固執することのない、幅広いテイストのダンスミュージックが詰まったカラフルな作品となっています。

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      YAPAN 『Hello World』
    2011年10月12日発売

    [収録曲]
    01. China Talker
    02. Party People
    03. Yapclap
    04. Sunshine World
    05. Beauty
    06. Naha City Hotel
    07. CT2.Edit
    08. Simple Girls
    09. Metaphor
    10. Into the Wild
    11. Dormitory Dream
    12. Past Days

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profile



YAPAN [廣山陽介]

沖縄県出身。双子座左利き。クラブミュージック系アーティスト。DJ。2002年にRYUKYUDISKOを結成、沖縄のクラブから活動をスタートさせる。2004年にファースト・ミニ・アルバムLEQUIO DISKのリリースでデビュー、同時にWIRE04へ出演する。また、ROCK IN JAPAN FESTIVALやFUJI ROCK FESTIVAL等の音楽フェスや、数々のクラブイベント等への出演も果たす。現在までに、6枚のアルバム、多数のシングルやEPを手がけ、数多くのアーティストとのコラボレーションやREMIXも積極的に行う。
2011年よりソロ活動をスタートさせ、地元沖縄でのレギュラー・パーティー「METAPHORIK」も快調。 そしてYAPAN(ヤーパン)名義で制作活動も開始。

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