『ゆるゆり』 大久保瑠美インタビュー!
2011年10月28日 (金)
TVアニメの大好評を受けて、初のコンサートイベント「七森中♪りさいたる」を2011年10月30日に開催する『ゆるゆり』。本作に出演した「ごらく部」メンバーインタビュー第4回は、天使のルックスに小悪魔の思考回路!?ガチ百合中学1年生・吉川ちなつ役を演じた声優・大久保瑠美さんに迫りました!『ゆるゆり』作品内のことからパーソナルな来歴まで、たっぷりとお話を伺いました!大久保さんから滲み出る、熱いちなつ愛をテキスト・画像・動画にて受け止めてください!
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結衣先輩とのデートの話とかを観たいなって。
---TVアニメ『ゆるゆり』の放送も終わりましたが、大久保さんが選ぶ『ゆるゆり』の名場面は?そうですね、どの話も面白いのですが、5話のBパートのあかりとちなつの追いかけっこのシーンはどうしても外せないですね!やっぱり、4話まで築き上げてきた『ゆるゆり』のふんわりした世界を5話のBパートで色んな意味で、いい意味でぶち壊したと思うので(笑)。後は、自分がちなつを演じているので、「あーと☆あーたー☆あーちすと」という回(第6話)で、魔女っ娘ミラクるんの変装をして子供と一緒に遊ぶちなつのシーンがとても好きなんですけれど、でもそれ以上に子供が現実を見て「人生ってしょっぱいね…」っていうシーンもすごく好きです。まりちゃんかわいいなって思います!
---5話と言えば、ネットなどでも大きく話題になったように思います。大久保さんの周りでも話題になったりしましたか?
当時バタバタしていて、プライベートのお友達とあんまり話す機会が無かったので、『ゆるゆり』がそんなにグワッと評判になっているということ自体を私自身は知らなかっです。で、ちょっとしてから「すごいね!」って久々に会った友達に言われて、「え?何が??」っていうのがあって。なので、そんなに5話が盛り上がったというのは意外だなっと思っていて。ネットとかもあんまり観ないので… ただやっぱりあかりとちなつがメインだからそうなんじゃないかな!ってこう思いますね!いやー、あかりとちなつですよ! 2年生コンビなんて目じゃないですよ!(笑)
---あかりとちなつの関係は原作だと結構描かれていますが、アニメではまだ少なめでした。
もし、2期があれば、全12話中2話は1年生だけの話にして欲しいですね。 1期は全12話中2話にほとんど出なかったので。詰め込ませてくれとお願いしたいなと思うんですけれど(笑)。あと、ちなつは結衣先輩が好きですごく結衣先輩にアプローチしているシーンも多いんですけど、やっぱり演じている私としても、結衣先輩とのデートの話とかを観たいなって。動いている嬉しそうなちなつを演じてみたいなって思うので、結衣とちょっといい感じになっているシーンが増えればいいなぁと思います。
---1期では少なかった?
いえ、おでこにチュウをしてもらったりだとか、おいしいシーンがけっこうありました(笑)。
---膝枕とかも…
はい!最高でした!
---ちなつというキャラクターをどのような感じで演じていましたか?
ちなつは元々暴走するタイプなんですけど、最初、アニメで演じている間は意外と掴めなくて。「ちなつってこんな感じかな?」って意識し始めたのは、その5話のあかりとの追いかけっこの回ですね。最初の…ぶりっこというか、まだ黒い部分をあまり見せていない、あの頃のちなつは猫を被っている状態なので、本質が見られないなーって思いながら演じているところがあって。ちなつってキャラクターがすごくおいしいなって思うのが、ぶりっこで、腹黒で、ものすごいアーティスト性を秘めていて、そして百合じゃないですか!このたった一人のキャラクターでこれだけの要素を演じられるっていうのは、なかなか無いと思います。最初のオーディションの用紙を見た時から、ちなつがやりたい!って思っていたので、そういう意味ではキャラクターを創るのは凄く楽しかったです。本当にちなつの新しい一面が見られるたびに「あぁ演じているのが私で嬉しいな」って思いながら演じていました。
---その想いとは裏腹にちょっと出番が少ない回もありました…
それはちなつのせいじゃないんですよっ!!友人の赤座さんが足を引っ張っているところがですね(笑)…お団子バズーカーをくらってしまいまして(笑)。
---では『ゆるゆり』の中で好きなキャラ・気になるキャラは?
キャラクターは可愛くてみんな好きなんですけど、アニメが始まってから印象が変わったキャラクターだと、あかりかなって思います。やっぱりその不憫な子っていうイメージが、実は原作を読んだときはそんなに無かったんですよ。影が薄いと言われながら、特にそんなに薄いって思わなかったので。単行本の帯のところに見切れていたり、一人だけポスターが歪んでいたりと、そういう扱いを見ていると不憫だなーって思う反面、なんだか凄くかわいいなって思えるようになりました。特にちなつは結衣先輩に振り向いてもらえなくて、やさぐれているところもあるので、そこを暖かいあかりちゃんのオーラで包んでもらえているんだなって。キャストとしても、三上枝織ちゃんにも凄く助けてもらっているので、本当にシンクロしているなと思います。あかりはアニメ始まってからグンと好きになりました!まぁ包み込んでくれたおかげで、ちなつの影も薄くなってしまったんですが(笑)
あと、(生徒会長・松本)りせがすごい好きです!元々かわいいなって思っていたんですけど、アニメでまさか大音量にしてこうやって(画面に耳を)近づけないと聞こえないって設定になっていると思わなかったです!ちなみに81プロデュースの先輩でもある後藤沙緒里さんは私の中のりせのイメージにぴったりでした!!
ライブももう一回見たいなっていう気持ちになれるようになってます。
---『ゆるゆり』は主題歌やキャラソンなどかなり歌を展開していますが、歌ってみていかがですか?
この間「七森中♪りさいたる」のリハーサルがあって、オープニング曲からカップリング、キャラソンまで全部まとめて聞かせてもらったんですけど、本当にどの曲もキャラクターに合っていて、キャラクターひとりひとりの物語を見ているみたいだなって思ったんですよ。自分が歌っているちなつの曲もすごくかわいくて好きですし、他のみなさんの曲もすごく聞いていて気持ちがよくなる曲なんです。
---「りさいたる」が迫っていますけれど練習の方はいかがですか?
結構ビシビシやっているんですけれど、なかなか歌って踊るっていうのが思った以上に難しいですね。体力もそうなんですけど、踊りに夢中になって、歌の表現を忘れてもいけないし、でも表現の方ばかりに意識がいってダンスが疎かになってもなぁって思うので、バランスが難しいなって思います。「りさいたる」は、私は結構前からやるよって聞かされていて、そのときは現実味が無かったんですけど、近くなると、「あ、ホントにやるんだな」って。あと練習すればするほど、ちなつを好きに…すごく好きなんですけど、なんか更に好きになっちゃうのはどうしてなんだろうって。これは不思議だなって思います。自分が歌っているだけなのに…っていうのも変なんですけど、なんかすごくかわいいなぁって。もっともっとちなつを演じたいし、もっと私が頑張って活かしてあげたいなって思います。
---主題歌など、ごらく部4人で歌う時はフォーメーションとか複雑かと思うのですが、その辺りはいかがですか?
昔チアリーディングをやっていたので4人で合わせるのはそんなに難しくないですね。自分はどっちかというとダンスは好きなんですけど、逆に先走って動いたりしてしまうのと、位置がちょっとずれてしまうと気になってしまうタイプなんですよ。他の人がずれていてもそれに合わせられないっていうのが自分は応用が利かないなぁって思いました。でも3曲目に覚えた「ゆるゆりIラブU」の頃には特に難しいとは思わずに4人でピッタリ合ってたので、それはごらく部4人の息が合ってきた証拠でもあるんじゃないかなって思いました。
---チアリーディングの経験から、ダンスを覚えるのが早かったり自信があったりとかしますか?
経験者イコール上手い訳ではないので。ただこの間、ポニーキャニオンのスタッフさんがリハを見に来てくださっていて、その方は初めてライヴをご覧になったそうなんですけど、「ダンスの経験あるの?」って聞かれたので、「ちょっとチアリーディングを」って言ったら「すごくキレが良かった!」って言ってくださったんですよ。面と向かってはっきりこう言ってもらったのが初めてだったので、ちょっと自信にはなりました。もっと頑張ろうって思えるのはそういう誰かの言葉なんだなって実感したり。私がキレ良く上手く動いたら、他の3人も良く見えたり、ひいては、ちなつがすごくキリッとした女の子になるんじゃないかなって思うと、もっと頑張りたいなって思います!
---「りさいたる」は本当にファンの期待値も高まっていると思うので、ネタバレしない程度の見所をお願いいたします。
「りさいたる」自体が、始めから終わりまで一つのストーリーになっていると思うので、そのストーリーをアニメを見ている要領と同じで、楽しんでもらえればいいなって思います。アニメもそうなんですけど、ライブももう一回見たいなっていう気持ちになれるようになってます。絶対です!なので、楽しみにしてもらえればなって思います。
ちなつは純白の天使です!
---『ゆるゆり』は本当にいろんなタイプのイベントを多く開催したと思うのですが、その中でも強く印象に残っているものはありますか?
あー、うーん…(しばし長考)やっぱり「アニメロサマーライブ」が一番印象に残っていますね。楽しかったっていうのもあるんですけど、なんかこう夢を見ていたような気がするんです。夢オチじゃないですけど(笑)。あそこの空間自体が現実とは違うような空間に見えて。今でもはっきり思い出せるのが、真っ暗な空間に人が沢山いて、ライトが見えてっていう。それだけなんですけど、なんか異世界に来たような気持ちでした。一曲分だったので、本当に短い時間だったんですけど、すごく楽しかったなぁっていうのと、この先何があっても絶対忘れられない思い出になりました。
---ニコ生ではかなりフリーダムに、皆さんくつろいだ雰囲気でやっていますが、普段のご自分に近い感じでしょうか?
そうですね、普段の自分に近いかなーと思います。ただ、あまり意識はしていないんですけれど、周りからフォローをありがとうって言われることが結構多くて。そんなにフォローしてるかな?っていうのはありますが…。三上枝織ちゃんが進行がすごく上手いので、逆にいっぱい任せてしまっている分、もし、みかしー(三上枝織さん)が大変なときは、私が支えなきゃって思っているところは確かにあるんですけど。改めてありがとうって言われると楽しんでやっているだけなんだけどなーって(笑)。でも支えになれているなら嬉しいですね。ゆかちん(大坪由佳さん)がいい意味でフリーダムなので、そんな彼女に引きずられながら、ゆかちんに乗っかって一緒に楽しんでいます!
---大久保さんはボケも進行もバランス良くやられているように感じます。
えー!私、ボケ下手だって言われるんですよー(笑)。ツッコミは好きです!
---大久保さんの発言に対して視聴者のコメントが黒いっていう…
いや!これは問題だと思うんですけれど、最近私が何を言っても「黒い」「あざとい」「しょっぱい」って言われるんですよ!(一同笑)。この間「本当にありがとうございます、みなさんのおかげで『ゆるゆり』は成り立っています。」みたいなことを言ったら「黒ーい」って言われてちょっと待ってー!って(笑)
---本心ですよね?(笑)
本心です!終わった後、スタッフさんに「大久保さん何を言っても黒く聞こえる不思議!」って言われて、ちょっと待ちなー!って思ったんですけど(笑)。ちょっといい事言ったら「あざとい」ってもうまったく!(一同笑)
---そこは違うと!
ちなつだって別に黒いわけじゃないんですよ。彼女は純真な心を持っている故に、言いたいことを言ってしまうので、黒く見られがちなんですが… あれは自分に正直だと思ってもらえると、純白の天使に見えてきます!(笑)
---おお〜!なんかデキる営業マンのような(笑)。
ちなついかがですか〜(笑)。うちの子可愛いですよ!(壁面のポスターを見て)4人並んでいてもやはり真ん中が…
---でもちょっとポーズあざとくないですか(笑)?ちょっと胸元開いてるし。
いえ、純白の天使です!彼女は他の3人とポーズが被らないように考えてああなったと私は信じてます!
---なるほど(笑)。大久保さんはニコ生の中であだ名が増えてますけれど、お気に入りのあだ名はありますか?
どんな呼び方でも好きなんですけど、「チーナ」って呼ばれるのがちょっと嬉しいなって。「ちなつ」っていうのもかわいいんですけど、「チーナ」ってちなつのことを愛してる人が言う印象があって。「チーナ黒い」って言われると私のこと言ってるんだなって、ニヤニヤします(笑)。あとはファンの方とか、みかしーもそうなんですけど、「るみちゃん」って言われるとちょっとドキってします。普段は「るみるみ」なので。津田美波ちゃんは普段「瑠美」って言うんですけど、いつも「ハイ、旦那様」って寄り添います(笑)。キャスト4人とも大好きなんですけど、みかしーは相棒で、津田ちゃんは旦那様で、ゆかちんは愛らしい妹っていうイメージがありますね。
休日はできればずっと布団に居たい派です(笑)。
---ここからは大久保さんのパーソナルな部分について聞いていきたいと思います。まずベーシックなところで好きな食べ物とか…
季節によって変わったりしますけど…常に一番好きなのは唐揚げです!ただ、唐揚げを食べるときにお醤油をつけて食べるんですよ。それに誰も共感してもらえなくて…
---唐揚げ自体けっこう味がついているものですが…
そうなんですよ。だから友達にも結構「塩分摂りすぎ!」って言われるんですけど、でも“唐揚げにはお醤油”のイメージが私の中にはあって。理解してくれる友人を探しています(笑)。
---唐揚げに醤油をかけたらサクサクしなくなるのでは?
それがですね!ここがポイントなんですけれども!(身を乗り出して)衣はサクサクなので衣にはつけないんですよ。唐揚げ自体を一旦切って、中の肉のところにお醤油をつけると、外はサクサクのまま中はお醤油味!ここにすべてがかかってます(笑)。
---唐揚げの上からダバーってかけるのかと思ってました。
上からかけるとサクサクじゃなくなっちゃうし、お醤油加減の調節が効かないんですよ。だから一度切って、お刺身みたいにチビッとつけて食べるとおいしいんです!
---なるほど(笑)。それではお休みの日などプライベートはどういった過ごし方をされていますか?
基本怠けものですね。…あんまり家から出ないです。休日はできればずっと布団に居たい派です(笑)。あんまりアウトドアではないので…スポーツとかは好きなんですけど、やるときはガッツリやって、やらないときはやらない。みたいな。結構性格が極端なので、興味あることはガガガっとのめり込んで、無いことは知らんぷり、みたいなところが若干ありますね。
---家で過ごすときの趣味などはありますか?
本が好きだったりします。文学…シリーズとかにハマってしまうんですよ。休日とかにまとめて読んだりしてます。本屋さんで「次いつ買えるかわからない!」って思って、シリーズを一気にバコッと買って家に積み上げておくんです。で、その読んでいない積み本を消化していくのが楽しい、みたいな感じで過ごしてます。ジャンルは主に小説ですね。小野不由美さんの本とか好きです。マンガも読むんですけど、原作付きのマンガだったりすると原作の小説のほうに行くことが多いです。あと、何でかこの間、森鴎外の『舞姫』を教科書に昔載っていたのを思い出して、読みたくなって買ってきちゃいました。
---結構ホラー小説っぽいのとかも読まれたりですか?
そうですね。結構好きです。
---そこはちなつとはシンクロしない部分ですね。
そうですね〜。でもちなつは「怖いから見ない」じゃないですか?私は「見て怖くなって眠れなくなる」タイプなので、結局最後の「眠れない」は一緒なんです(笑)。過程は違うけれど結果は同じ、みたいな感じです。
どうしたら美しく見えるのか?っていうところを学びました。
---少し来歴を伺います。子供の頃はどんなお子さんでしたか?
ませた子供だったと思います。本当かどうかちょっと私もお母さんに確認してる話がひとつあるんですけど。昔、幼稚園児のとき、「幼稚園に行きたくない!」って幼稚園行きのバス停の前で泣いてお母さんに抱きついてたらしいんですよ。お母さんから離れたくないって。で、あまりにも泣き叫ぶからお母さんも「今日はお休みに」みたいに思ってたところにバスが来て。そのバスを見た瞬間に4歳くらいの私が、「こんな事してる場合じゃないわ!」って言ってケロッと切り替わったらしいんですよ。「お母さん離して!」って。絶対ウソだと思ってたんですけど、周りの人もみんな「そう言ってた」っていうんで本当なのかなー?と。
なんかそういう少しませたところがあって、大人っぽい人に憧れていたところがあったみたいです。お姉さんというか。少しでも早く大きくなりたいというか。私自身は妹で、お姉ちゃんの影響もあったと思うんですけど。私のお姉ちゃんは大人っぽいところがあって、親戚とかで集まると、大人の人と対等に喋っていたりしたんです。その会話に入れない子供の自分がなんかすごく寂しくて、「私もお姉ちゃんみたいになったら混ぜてもらえるのかな?」って思って大人っぽくして、背伸びして振舞っていたことがありました。
---ゆるゆり』は中学生のお話ですが、自分の中学生時代を振り返っていかがですか。
うーん。コレといって特に印象のないフツーの中学生だったと(笑)。チアは高校からだったので、その当時は美術部に入って絵を描いてました。絵がすごい好きだったのと自由に描きたいときに描けるっていうんで美術部に入りました。でも、文化祭の時とかは絵を描くんですけど、無いときとは自由にしていいところだったので…鬼ごっこしたりとかしてました(笑)。
---ごらく部ですね。
本当!ごらく部でしたね(笑)。リアルごらく部だったと思います。皆でトランプとか色々持ち寄って遊んでました(笑)。ゆるやかな活動を。
---そこでUNOには出会わなかったんですね。(『ゆるゆりうのまつり』で)やったことないって仰ってましたし。
そうなんです!UNOはやったことがなかったんです。何で誰も私にUNOを教えてくなかったのかが今だに…UNO自体の存在は知ってたんですけどね。「トランプがあるからいいじゃない」みたいな感じで興味もなかったんですよ。その代わりトランプはやりこんだ感じで。七並べとかスピードとか…トランプボロッボロでしたよ(笑)。
---ご自身の美術部時代の絵はちなつの絵のような感じではなかったですよね?
彼女のアレはある意味芸術作品だと思っているんで(笑)。…結構私の絵は、自分の気分とお題に合わせて、ちなつっぽい絵だったり、ホントかわいい動物だったり、ちょっとマンガっぽい絵だったりバリエーションがあるので。うまいかと言われると…うーん。うまいです(笑)!
---結構コントロールして描ける感じでしょうか?
そうですね。ラジオとかではできればちなつ寄りの絵を描こうと思って。この間、「太陽」っていう絵を描いたんですけれど(笑)。アレは自分の中でも「太陽」だなって。皆さんもコメントで「ぎゃああああああ」って喜んでくれて(笑)。
---そして何度か話題に出てます、高校からはチアリーディングを。
そうですね。結構厳しい部活でした。先輩後輩があって上下関係も厳しくて。私は応援がしたくて入ったんですけれども、がっつりダンス部だったんで、思っていたのと違う、っていうところがありました。でもやってるときは楽しかったですね。ただ、上に乗るのとかが結構怖くて。自分、身長が小さかったので上に上げられてしまうんですよ。支え無しで人の身長より高いところに上げられたりはちょっと怖かったです。でもダンスがすごく好きだったので楽しかったです。いろんなダンスができたり。あと、どうしたら美しく見えるのか?っていうところを学びました。
うちのちなつが一番可愛いです!
---そういった学生時代があって声優を志すわけですが、なりたいと思ったきっかけなどはありましたか?
うーん。そこは結構曖昧だったんです。もともとアニメは好きで、声優さんも好きだったんですけど「なりたい!」と思ったことはほとんど無くて。それで、高校生のそろそろ進路を決めるってときに行きたい学校や、やりたい勉強が無くてどうしようかなーって。普通に大学に行くのもいいけれど、何かやりたいこと無いのかなーって考えてたら、お芝居を観るのもやるのも好きだなと思ったんです。特に深い経験は無かったんですけれど。ちょっと興味があったくらいで。それでアニメも好きだし声優さんとかどうかなー?ぐらいの気持ちで親に話して。そうしたら親が「やってみたいことをやりなさい」って言ってくれたので、専門学校に入って本格的に声優さんの勉強をすることになりました。で、その勉強をしてから、その勉強がすごく楽しくて。アフレコの授業やお芝居の授業がすごーく楽しくて、それで「なりたい!」って思ったんですよ。なりたいから(声優の道に)行ったではなく、行ったらすごくなりたくなったっていう逆のパターンなんです。
---声優として今後こんな役に挑戦してみたいなどはありますか?
どんな役でもやってみたいとは思うんですけど…そうですね、すごい熱血キャラとか。「うぉーよっしゃあー!」みたいな。あと、本当に心の底から悪い人を演じてみたいとも思います。小悪魔レベルじゃなく、これは悪魔だ!って思えるくらいのエグいのを。あと、すごい無邪気な子もやってみたいですね。女の子のキャラは演じさせていただいているんですけど、結構クセのある子が意外と多いので。あかりくらい心のきれいな女の子…可愛らしくて、愛らしくて、そういう女の子も演じてみたいと思います。
---それでは最後に視聴者の皆様へメッセージをよろしくお願いいたします。
うちのちなつが一番可愛いです!(笑)『ゆるゆり』っていう作品がこんなに楽しくて、みんなに良いって言ってもらえるのは、作っている側がみんな楽しんでいるからなんです。もちろん私たちキャストが頑張っているのもそうですけど、作品の裏方のスタッフさんたちと私たちがすごく仲が良くて、現場に行っていつも楽しいなぁって思えるんです。番組とか練習とか大変だったり疲れたりするけれど、きついこともあるけれど、でも「次のはいつだろう?」って楽しみにできるんです。本当にこの『ゆるゆり』を作っているみんなは、すごくフレンドリーで優しくて。そういう暖かい現場の雰囲気が、私たちの活動や番組を通してお客さんたちに伝わっていると思うので、皆さんも私たちと一緒に楽しんで、見守ってくれればと思います!
---ありがとうございました!最後に今一度ファンの皆様へメッセージを動画で御覧ください!
大久保瑠美 プロフィール
生年月日:09月27日出身地:埼玉県
血液型:A型
【主な出演歴】
・スイートプリキュア♪ (調辺アコ/キュアミューズ)
・はっぴ〜カッピ (木下スグリ)
・こぴはん (栂山ゆずき)
・フリージング (ヒイラギ=カホ)
・FAIRY TAIL (ゴゴトラ)
【ゲーム】
・武装神姫 BATTLE RONDO (シスター型MMS ハーモニーグレイス)
【ラジオ】
・A&G NEXT GENERATION Lady Go!!(水曜パーソナリティ)
LINKS
81プロデュース 公式サイト
HMV ONLINE 『ゆるゆり』特設ページ 「七森中☆こうばい部」
『ゆるゆり』キャストインタビュー第1回・三上枝織編
『ゆるゆり』キャストインタビュー第2回・大坪由佳編
『ゆるゆり』キャストインタビュー第3回・津田美波編
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