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2011年10月27日 (木)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【ROCKBOTTOM 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!第110目は、日本を代表するパワーポップバンドROCKBOTTOMが登場!

 無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchivesはこちら!

ROCKBOTTOM
『Revenge』 / ROCKBOTTOM
2011年11月02日発売

東京を代表するパワーポップ・バンド、ROCKBOTTOM、5年振り3rdアルバム!
ファイアースターターなどと共に東京のパンク、パワーポップシーンにおいて10年以上活動、いま盛り上がりを見せているパワーポップといえばまずこのバンドだろう、という印象のあるROCKBOTTOMが6年ぶりの新アルバムを出す。今回は完全セルフ・プロデュースで、パワーポップとは何か?ということをソングライティング、サウンド面において追求してきた彼らの活動の集大成であり、現行の退屈な音楽シーンへの"REVENGE"という意味を持った自信作となっている。またルビナーズ、フラッシュキューブス、スクラフス、20/20、レコーズ、シューズなど多くの伝説的パワーポップ・バンドたちの来日公演をサポートしてきたということもあり、海外のパワーポップ・ファンにも知名度が高く、今回のリリースには注目が集まっている。あのベル&セバスチャンのボブ・キルデアが彼らのファンというのが一部では有名で、ボブがDJイベントで来日した際にロックボトムをライブ・アクトとして指名され、出演している。


収録曲

01. STARFIGHTER
02. SOMEONE IN THIS TOWN
03. SCRIPT TRAP
04. GIRL IN THE PAST
05. SHAKE SOME ACTION
06. THINKING OF YOU
07. FIND ME OUT
08. PERFECT LOVER
09. WHISPER IN MY EAR
10. READY GO READY
11. REVENGE

ROCKBOTTOM が選んだ10枚!

    01.THE WHO / 『Who’s next』

ロックバンドやるなら一生一度はこの位物凄いアルバムを出したいものです。説明不要の大名盤!

 

    02.RASPBERRIES / 『STARTING OVER』

全アルバム無人島に持って行きたいところですが、あえて選ぶならばこの大名盤です。
 

    03.KISS / 『REVENGE』

無人島で食糧を獲らなければならない時に聴きたいアルバムです。
 

    04.Cheap Trick / 『At Bdokan the Complete Concert』

Cheap Trick無しには今の自分は無いと言い切れます。永遠のロックンロール・ドリームと沢山の人たちの愛情が塊になった、素晴らしく楽しいライブアルバムです。このアルバムを聴くといつも思うのが、世界最高のロックシンガーはロビン・ザンダーであり、世界最高のソングライターはリック・ニールセン先生だってこと。というわけで、沢山の曲が入っているこのアルバムを無人島に持って行きます。無人島に行っても、いつか武道館でライブをやるって夢は絶対に忘れません。今に見てろよ!って感じです。
 

    05.BADFINGER / 『STRAIGHT UP』

音楽はエモーションで、エモーショナルな音楽といえば、やはりBADFINGERです。心の芯から感情を絞り出すような歌に、曲に、演奏に胸が締め付けられます。音楽の向こう側から聴こえてくる想いや叫びに、打たれ、震え、涙します。生きることは感じること。それは、BADFINGERを聴くことです。世の中間違ってるってことは、BADFINGERが十分に聴かれていないってことです。
 

    06.THE SCRUFFS / 『WANNA’ MEET THE SCRUFFS?』

THE SCRUFFSの叫びを聴けば、とにかく闘う気力が湧いてきます。困難にぶち当たったら、このアルバムを聴いて勇気を貰います。何年も前に来日した際、一緒にツアーをした時のことは決して忘れることのない思い出です。ボーカルのスティーブ・バーンズ先生は、本当に豪快な人柄で驚きました。同時に物静かな方でもありましたが、どうにも感情が滲み出ているのです。そして、先生の音楽には、その人柄が噴出しています。パワーポップは叫びです。
 

    07.FLAMIN’ GROOVIES / 『At full speed the complete sire recordings』

ロックンロールとはFLAMIN’ GROOVIESのことです。FLAMIN’ GROOVIESにはロックンロールのあらゆる格好良さが凝縮されています。FLAMIN’ GROOVIESの曲、演奏、歌は完璧ではなく、そこが完璧にロックンロールとして格好良いのです。パワーポップは究極のロックンロールですが、それはやはり、FLAMIN’ GROOVIESのことなんです。世紀の名曲SHAKE SOME ACTION等、沢山の素晴らしいオリジナルや、沢山のハイセンスなカバーが、アルバム3枚分余46曲入っています。だからこの1枚です。2枚組ですが。無人島に行くなら、FLAMIN’ GROOVIESを持っていかないと、「格好良い」という言葉は消滅します。
 

    08.Shoes / 『Double Exposure -Present Tense & Tongue Twister Demos』

数年前に奇跡の来日を果たしたSHOES。ライブは素晴らしいぐらいにメジャー感がなく、しかも、観に来た目撃者(客)は少なく、それでもリアルなパワーポップを奏でており、マジで立ち眩みがおこりそうでした。パワーポップにおいて、SHOESが果たした業績は、誰が何と言おうと群を抜く。パワーポップがつまらないタームになりつつあるいまこそ、SHOESを聴いて、パワーポップの本質を取り返さないといけない。にもかかわらず、日本ならまだしも、米国内でさえも、未だに真っ当な評価を与えられていないのは残念な気持ちを通り越し、怒りすらおぼえる。
 

    09.Sex Pistols / 『Never Mind The Bollocks』

曲良し、歌詞良し、ルックス良し、態度良し、という奇跡のなかの奇跡としかいいようがない素晴らしいバンド。パンク以前とパンク後では明らかにロックンロールの歴史が違う。彼らが与えたロックンロールに対する影響は革命的といえるし、事実上の革命です。この事実については、誰がどんな批判をいっても、揺るぐことは絶対にあり得ません。

 

    10.Teengenerate / 『Get Action』

結局、最も影響を受けたのはこのバンドかもしれない。ホントに、あらゆる意味で影響を受けました。