アバド／ヴェルディ・オペラ・ボックス

2012年6月2日 (土)

DG Collectors Edition
アバド／ヴェルディ・オペラ・ボックス（１４ＣＤ）
アイーダ、仮面舞踏会、ドン・カルロ、ほか

アバドが1976年から84年にかけてミラノ・スカラ座で制作した『アイーダ』、『仮面舞踏会』、『ドン・カルロ』、『マクベス』、『シモン・ボッカネグラ』という５つの全曲盤と、2001年にベルリン・フィルと制作した『ファルスタッフ』をまとめたボックス・セット。
　1972年から1986年までスカラ座の音楽監督を務め、絶大な人気を博していたアバドを迎えておこなわれたドイツ・グラモフォンによるセッション・レコーディングは、歌手一人一人の声も丁寧に捉えた質感の良い録音でも当時話題となり、作品理解に欠かせない細部情報も見事に再現、多くのアイテムが各国でレコード賞を受賞しています。参考までにもともとのアルバムのジャケット画像を表示しておきます。（ＨＭＶ）

【収録情報】

CD1, CD2
・ヴェルディ：歌劇『アイーダ』全曲

　カーティア・リッチャレッリ（ソプラノ）
　プラシド・ドミンゴ（テノール）
　エレーナ・オブラスツォワ（メゾ・ソプラノ）
　レオ・ヌッチ（バリトン）
　ニコライ・ギャウロフ（バス）、他
　ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団
　録音：1981年1月、ミラノ（デジタル：セッション）

CD3, CD4
・ヴェルディ：歌劇『仮面舞踏会』全曲

　カーティア・リッチャレッリ（ソプラノ）
　プラシド・ドミンゴ（テノール）
　エレーナ・オブラスツォワ（メゾ・ソプラノ）
　エディタ・グルベローヴァ（ソプラノ）
　レナート・ブルゾン（バリトン）
　ルッジェーロ・ライモンディ（バス）、他
　ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団
　録音：1979～1980年、ミラノ（ステレオ：セッション）

CD5-CD8
・ヴェルディ：歌劇『ドン・カルロ』全曲

　カーティア・リッチャレッリ（ソプラノ）
　プラシド・ドミンゴ（テノール）
　ルチア・ヴァレンティーニ＝テッラーニ（メゾ・ソプラノ）
　レオ・ヌッチ（バリトン）
　ルッジェーロ・ライモンディ（バス）
　ニコライ・ギャウロフ（バス）、他
　ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団
　録音：1983～1984年、ミラノ（デジタル：セッション）

CD9, CD10
・ヴェルディ：歌劇『ファルスタッフ』全曲

　ブリン・ターフェル（バリトン）
　トーマス・ハンプソン（バリトン）
　ダニール・シュトーダ（バリトン）
　エンリコ・ファチーニ（テノール）
　アンソニー・ミー（テノール）
　アナトーリ・コチェルガ（バス）
　アドリアンネ・ピエチョンカ（ソプラノ）
　ドロテア・レシュマン（ソプラノ）、他
　ベルリン放送合唱団
　ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
　録音：2001年4月　ベルリン、フィルハーモニー（デジタル：セッション）

CD11, CD12
・ヴェルディ：歌劇『マクベス』全曲

　ピエロ・カプッチッリ（バリトン）
　ニコライ・ギャウロフ（バス）
　シャーリー・ヴァーレット（ソプラノ）
　プラシド・ドミンゴ（テノール）
　アントニオ・サヴァスターノ
　ステファニア・マラグ
　ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団
　録音：1976年、ミラノ（ステレオ：セッション）

CD13, CD14
・ヴェルディ：歌劇『シモン・ボッカネグラ』全曲

　ピエロ・カプッチッリ（バリトン）
　ミレッラ・フレー二（ソプラノ）
　ホセ・カレーラス（テノール）
　ニコライ・ギャウロフ（バス）
　ヨセ・ヴァン・ダム（バス）
　ジョヴァンニ・フォイアーニ（バス）、他
　ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団
　録音：1977年1月、ミラノ（ステレオ：セッション）

　クラウディオ・アバド（指揮）