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2012年8月1日 (水)
今まで以上に感情を入れて歌っています
-- まずはシングル「髪を切る8の理由。」のお話から伺いたいのですが、作詞にコピーライターの尾形真理子さん、作曲に秦基博さんが参加されていますね。
矢野博康(以下、矢野): いろんな偶然が重なった感じですかね。秦君とは僕は5年ぐらい知り合いで、「いつか南波志帆に曲書いてくださいよ」みたいな話はしてて。それプラス、南波さんが髪を切るという話をしてたんで、その辺りがわーっと重なって。
-- じゃあ髪を切るという話ありきで、制作が始まったんですか。
南波志帆(以下、南波): そうですね。もともと髪の毛を切りたいな、という思いはあったんですけども。小さい時から…生まれた時からロングヘアーだったんじゃないかっていうぐらい(笑)、ずっとロングヘアーがトレードマークだったので、何かこうキッカケがないとショートヘアーに出来ないなと思って。それでどうせ切るんだったら、それをテーマにした曲を作ったら面白いんじゃないか、というのをみんなと話していて。
矢野: まず秦君の曲で歌うとして。それから、以前から尾形さんのコピーを拝見していたので、 いつか歌詞を書いていただけるのであればやって欲しいなと思っていたんで、今回のタイミングでお願いしました。
南波: 私が髪を切りたい、というところから始まった歌詞でもあるので、これまで以上に責任を感じたし、私自身がこの物語の中心にいないと成立しないですし、歌詞の一言一言を自分の言葉として発したいと思ったので、今まで以上に感情を入れて歌っています。
-- 「髪を切る8の理由。」のミュージックビデオでは、髪が短くなる様子が撮影されてますね。
南波: 面白いのが、カップリングの「天国のキッス」(NATURAL BEAUTY BASICのCM曲、オリジナルは松田聖子)のCM映像の方は、髪の毛が10メートルになっているんですよ(笑)。紫式部ぐらい長くしたいという夢があったので(笑)。で、「髪を切る8の理由。」のミュージックビデオでは髪の毛がどんどん短くなっていく、という対比が面白いなと思って。
-- 実際にご自身で切られたんですか?
南波: ミドルの長さまでは自分で切りました。19年間ずっとロングだったので、みんなやっぱり「第1刀目は重いぞ!」という感じになっちゃって。
-- 特典のCDでも新しい試みがありますよね。
南波: そうですね。曲は“ぽわぽわP”というお名前でニコニコ動画内でも有名なボカロPの椎名もた君と一緒に作ったんです。元々、私がレギュラーで出演させて頂いている番組に彼がゲストで来てくださって、そこからツイッターなどでも繋がるようになったのがきっかけでしたね。
彼は17歳で、特典CDのジャケットを書いてくださったmeisaちゃんという女のコも17歳。自分よりも年下のクリエイターさんたちと一緒に作ることがまず初めてで。レコーディングも完全にぽわ君と2人で作っている感じで。彼はいつもはボーカロイドに歌を歌わせているので、生身の人間にヴォーカル・ディレクションをする、ということ自体も初めてだったから、私からもいろいろ提案して一緒に作っていったりする面白さもあったし、その曲の中でセリフを言うシーンがあったりもして、そういうところでもチャレンジする部分があって。
同じ十代でのコラボするのも初めてだったし、いろいろ可能性が広がった気がしますね。
-- 先ほどお話に出た「天国のキッス」のカヴァーなんですけども、原曲は松田聖子さんじゃないですか。 その原曲に対してどういう風にカヴァーしよう、というのはありましたか?
南波: 私なりに解釈すると、この曲は「“大人の恋”に興味があって背伸びをして、そういう女性を演じている女の子」 という主人公なのかな、と思ったんですよ。それって19歳の今の私ともリンクするかなと思ったんです。
アレンジャーの宮川弾さんからも「とにかく可愛く!そこに重点を置いて歌おう」とディレクションして頂いたんです。だから1フレーズごとに弾さんの“可愛いか可愛くないかチェック”が入って(笑)。
-- (笑)。
南波: 1日で何回「可愛い」って言葉を聴くんだろうというぐらい(笑)。「小悪魔な感じ」でとか「いたずらっ子な感じ」で可愛く歌う意識をしました。あと、原曲が沢山の人に愛される名曲なので、自分のカラーを押し付けすぎてしまうのではなく、この曲に染まってしまおうということも意識しましたね。
-- なるほど。その「天国のキッス」からのカヴァー繋がりとも言えますが、Billboard recordsからカヴァーアルバム『“Choice” by 南波志帆』も同時リリースされますね。洋楽曲のカヴァーアルバムということですが、普段こういった英語詞の曲を歌うことはあるんですか?
南波: ないですね。ホントに初めてでした。
-- 英語で歌うことに対して抵抗みたいなモノはありました?
南波: それは全然なかったですね。漠然とですけど、自分の声と英語のマッチングは良いと思っていて。
ずっとチャレンジしたい気持ちがあったので、こういう機会をいただけてすごくありがたいと思いました。
-- 矢野さんからはどういったディレクションを?
矢野: まず日本語と違って発声も変わってきますからね。言葉1つ1つの意味とかよりも、聴いた上での心地良さとか、雰囲気が良いとか…、どちらかというとそういうことを重視したかな。もしかしたら結構“なんちゃって”な部分もあるのかもしれないけど(笑)。
南波: (笑)。
-- まだ音を聴かせていただく前、選曲リストを見ただけで思わずニヤけちゃいました。
カヴァーする曲を選曲される時のテーマとか、難しさみたいなのはありましたか?
矢野: 南波さんもモチロン洋楽曲で知ってるのはあるだろうけど、誰かしらの意思で選んだ選曲の方が面白いかなと思って。それなら僕がやった方が良いかな、と。
洋楽曲は無限にあるので、“ガールポップ”というか“女性ヴォーカルもの”っていう縛りが良いんじゃないかというのと、あとは僕が、その曲が流れていた時代をなんとなく知っているというか、原曲が流行っていた当時を知ってる方が解釈をする上で面白いかなと思ったんです。
正確に言うと、「君の瞳に恋してる (CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)」は60年代の曲だけど、有名なのはBOYS TOWN GANGのディスコ・ヴァージョン(82年リリース)だから、それを考えると80年代から95〜96年ぐらいまでのモノが多いですよね。
あとは、せっかく英語なんで普段出来ないことをやりたいね、って話はしてましたね。ラップとか。
-- TOM TOM CLUB「おしゃべり魔女(WORDY RAPPINHOOD)」とSPICE GIRLS「WANNABE」ですね。あれは最高に可愛かったですね!ラップもモチロンしたことはないですもんね?
南波: ないですね。でもラップもずーっと挑戦したいと言っていたんですよ。
-- ものすごい破壊力でしたよ。「おしゃべり魔女」を聴いて、“萌え死ぬ”ってこういうことなんだなぁって初めて体感しました(笑)。
南波: (笑)。じゃあ今度から全部普段の言葉もラップでしゃべろうかな(笑)。
-- (笑)。この収録曲ですが、南波さんはリアルタイムではほとんど知らないと思うんですけど、聴いたことがある曲もありますよね?
南波: そうですね、半分ぐらいは聴いたことがあって。CARDIGANSとか好きで自分のラジオで紹介したりしていたので、 その曲をカヴァー出来たのは嬉しかったですね。
-- そのCARDIGANSとかVANESSA PARADISとか、NOLANSの曲とかはリスナーの方もイメージしやすいと思うんですけど、TOM TOM CLUBだとかSPICE GIRLSっていうところは相当な意外性があると思うんですよね。
矢野: そうですね。まず、あまりマニアックなモノにはしたくなくて。でもその中でも面白いことってきっと出来るだろうな、と。“面白い”っていうのは、興味深いとか音楽的にグッとくるっていうのと、もう1つはなんか「ぷっ」と笑えるというような意味で。例えばDAVID LEE ROTHの「California Girls」とかちょっと面白いじゃないですか(笑)。
とはいえ「I'M IN THE MOOD FOR DANCING」とか「君の瞳に恋してる」みたいな有名曲は、いわば課題曲ですよね。だからこそ南波さんヴァージョンも聴いてみたい、っていう気持ちがあったし。
クラブとかで、誰でも知ってる超有名曲なんだけど「誰のカヴァーかな?」みたいなのがかかる時ってあるじゃないですか。そういう曲を聴いて「いえーい!」って盛り上がれる、あの感じを経験として知ってるから、「君の瞳に恋してる」とかのド定番を選曲に入れたところはあると思いますね。なので、選曲のバランスは上手くいったかなぁと思います。
南波: 私この曲、こういう方たちが歌っているとは知らなくて。私達世代は織田裕二さんの印象がすごく強いと思う(笑)。
-- ああー!ありましたね!
南波: “UZ”という名前でやっていらして。だから「洋楽だったんだコレ」みたいな(笑)。
-- (笑)。
矢野: いろんな人がカヴァーしてるもんね(笑)。
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