洋楽書籍 9月の新刊

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2012年9月13日 (木)

9月の音楽書籍・新刊

モータウン黄金期を振り返る

『THE DIG Presents モータウン･サウンド』
発売日：9月13日
価格：￥1,575 （税込）
内容：マーヴィン･ゲイ、ダイアナ･ロス＆ザ･シュープリームス等々、往年のモータウン･サウンド総まくり！──1959年に最初のシングルをリリース、そして1961年の最初のアルバム発売を経て1972年に本拠地をデトロイトからロサンジェルスへ移転。ヒットに次ぐヒットを記録し黄金時代を築き上げた60年代モータウンの大特集。サム･クックが表紙の『グルーヴィ･ソウル･ミュージック』、アレサ･フランクリンが表紙の『アトランティック･レコード R&B／ソウル』に続く、往年のR&B／ソウルを味わい尽くす一冊！モータウンのロック・カヴァー・ベスト10、モータウン・アーティストの男前ベスト10、美人ベスト10なども！
★こちらも注目→ 湯浅学『モータウン・ハンドブック』

ヘビメタ評伝ならコレ！

『メタリカヘヴィ･メタル革命バンド黎明期とメタルの勃興』
発売日：9月27日
著者：ニール・ダニエルズ
価格：￥2,310（税込）
内容：バンド結成から30周年を迎えたヘヴィ･メタル界の重鎮、メタリカの最新評伝本が日本語訳で登場。ファンの間では人気の高い1980年代発表の初期4作品（『キル･エム･オール』『ライド･ザ･ライトニング』『メタル･マスター』『メタル･ジャスティス』）にスポットを当て、歴代メンバーの証言や音楽ライター、関係者への丹念な取材により、メタリカのサウンドがどのようにして確立されていったのかを解明する。同時に、ヘヴィ･メタルがどのようにしてシーンを形成していったのかも解説している。メタリカ･ファン必携の一冊！

今月もビートルズ関連本あり

『ラヴ・ミー・ドゥ! Love Me Do! -ザ・ビートルズ'63 』
発売日：9月24日
著者：マイケル・ブラウン
価格：￥2,000 （税込）
内容： 1962年10月5日に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューした、ザ・ビートルズ。デビュー時からアメリカ上陸前後の、幻のノンフィクション。ビートルズの未来を予測したともいえる、SF的視点で書かれたデビュー時、唯一の書。デビュー50周年に贈る、待望の復刊！
「真実の本だ。彼(著者マイケル・ブラウン)はぼくらをありのままに、ロクデナシとして描いた」－ジョン・レノン
★こちらも注目→ 『THE DIG Special Edition ザ･ビートルズ　全パフォーマンス徹底解剖』

プログレッシブ・ロックとは何か

『別冊カドカワ Treasure 総力特集プログレッシヴ・ロック』
発売日：9月5日
価格：￥1,995（税込）
内容：いまだ根強いファンの多いプログレッシヴ・ロック。このプログレの魅力を十二分に語る、ファン待望の音楽本！ 1960年代後半から70年代前半に一世を風靡したプログレッシヴ・ロック。いまだ根強いファンを持つジャンルです。今年のNHK大河ドラマ「平清盛」や某自動車メーカーのCMで使われたり、毎年開催のプログレ・フェスが今年も盛況であったりと、実は日本人は、プログレ好きな国民といえるかもしれません。そんなプログレを、ビギナーはもちろんマニアも納得できる、貴重で魅力たっぷりの“プログレ本”としてお届け！

名盤を徹底的に掘り下げる

『スティーリー・ダンaja作曲術と作詞法 』
発売日：9月12日
著者：ドン・ブライトハウプト
価格：￥1,890 （税込）
内容：ドナルド・フェイゲンが創作の秘密を語った初のオフィシャル・ブック。音楽的な分析を織り交ぜ、スリリングで、ポップ(簡潔)で、文学的な本。ベッカーとフェイゲンにふさわしい、ファン待望の書物。 20世紀ポピュラー・アートのさまざまな流れ、スウィング、ビバップ、ポストバップ、ブルース、アート・ソング、モード・ジャズ、ファンク、ソウル、フュージョン、サイケデリック、ミュージカル、SF、ビート文学、をミックスし、複雑な、美しい成果を上げた一枚について、語りつくす。

1,000円ジャズ名盤を極める！

『JAZZ1000円名盤ハンドブック』
発売日：9月12日
価格：￥1,050 （税込）
内容：ジャズのCD は1,000 円で買う時代！数多くリリースされている「1,000 円で買えるジャズ名盤」を一挙に収録したガイドブックが登場。いま大ブームとなっている、1,000円台のジャズ名盤シリーズ。何を聴いていいのかわからない、どれだけのCDが出ているのかわからない・・・。そんな疑問に応えるべく決定版となるガイド本！いままでジャズが好きだった人も、そうでない人にも人気を得ている「1,000 円ジャズ」。999円から1,200 円くらいの価格帯でEMI、UNIVERSAL、WARNER などから相次いで発売され、さらに深くマニアックなものまでリリースされている状況の中、それらを丁寧に解説。
★こちらも注目→ 『ブルーノート100名盤』

旅ガイドとしても楽しめる

『ミシシッピブルーストレイル～ブルース街道をめぐる旅～ 』
発売日：9月28日
著者：桑田英彦
価格：￥2,310 （税込）
内容：メンフィスからニューオリンズに向かって伝説のハイウェイ61号線を南下する！
若き日のBB キングやアルバート・キングが演奏したチャーチ・ストリートのあるインディアノーラ。マジック・サムが暮らした家が残るグレナダ。ジョン・リー・フッカーが家族と暮らしたヴァンス、マディ・ウォーターズが生まれたローリング・フォーク、彼の暮らした小屋が残るクラークスデイル、ロバート・ジョンスンが生まれたヘイゼルハーストなど、100 カ所以上リストアップされたブルースマンたちゆかりの場所を豊富な写真で紹介するガイドブック。BB キング・ミュージアム、ZZ トップのギタリスト、ビリー・ギボンズが運営するデルタブルース・ミュージアムなど興味深いブルースとミシシッピーの歴史を展示した博物館も掲載。
★こちらも注目→ 大和田俊之『アメリカ音楽史ミンストレル･ショウ､ブルースからヒップホップまで』