2012年12月10日 (月)
無人島 〜俺の10枚〜 vol.179 【indigo jam unit 編】
音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回のお客様は、8枚目のオリジナルアルバム『REBEL』、そしてメンバーであるピアニスト・樽栄嘉哉 2枚目のソロアルバム『Rain Man's Story - Tale Of Two』が同時発売となるインスト・ユニット、indigo jam unit!
今回のお客様は、8枚目のオリジナルアルバム『REBEL』、そしてメンバーであるピアニスト・樽栄嘉哉 2枚目のソロアルバム『Rain Man's Story - Tale Of Two』が同時発売となるインスト・ユニット、indigo jam unit!
【indigo jam unit】
2005年結成。笹井克彦(WB)、樽栄嘉哉(Pf)、和佐野功(Dr & Per)、清水勇博(Dr)からなるインスト・ユニット。樽栄-クラシック、清水-ジャズ、笹井-ファンク、和佐野-ラテンと、4人それぞれのルーツが絡み合う独自のサウンドが特長。2006年、1stアルバム『DEMONSTRATION』をリリース以来、毎年12月にアルバムを発表。レコーディングはすべて一発録音で、修正やダビングを一切行わず、リアルなサウンドを追求。現在、Commonのリミックスアルバム等を含め10タイトル、合計10万枚以上のセールスを記録している。
[関連リンク]
indigo jam unit オフィシャルサイト
indigo jam unit facebook
2005年結成。笹井克彦(WB)、樽栄嘉哉(Pf)、和佐野功(Dr & Per)、清水勇博(Dr)からなるインスト・ユニット。樽栄-クラシック、清水-ジャズ、笹井-ファンク、和佐野-ラテンと、4人それぞれのルーツが絡み合う独自のサウンドが特長。2006年、1stアルバム『DEMONSTRATION』をリリース以来、毎年12月にアルバムを発表。レコーディングはすべて一発録音で、修正やダビングを一切行わず、リアルなサウンドを追求。現在、Commonのリミックスアルバム等を含め10タイトル、合計10万枚以上のセールスを記録している。
[関連リンク]
indigo jam unit オフィシャルサイト
indigo jam unit facebook
indigo jam unit 『REBEL』 [2012年12月12日 発売]
笹井克彦(WB) / 樽栄嘉哉(Pf) / 和佐野功(Dr & Per) / 清水勇博(Dr)からなるインスト・ユニット、indigo jam unitが8枚目のオリジナルアルバム『REBEL』をリリース。本作も一発録音にこだわり、修正やダビング、クリックも使わず、すべてオリジナル曲で、ゲストミュージシャンもなしで制作。前作『INDEPENDENT』と同様、クラシック / ジャズ / ファンク / ラテンと、ルーツの異なる4人がアイデアをもちより、1ヶ月以上に及ぶ100を超えるセッションから生まれたLive感溢れるアルバムとなっています。
収録曲
- 01. Rebel
- 02. Belief
- 03. Rio
- 04. Graduation Day
- 05. Danza Eterna
- 06. Peekaboo
- 07. 4 Caminos
- 08. Unreachable
- 09. Reflection
Yoshichika Tarue / Tomokazu Sugimoto
『Rain Man's Story - Tale Of Two』
[2012年12月12日 発売]
2010年、“『雨男の物語』という架空の映画のサントラ”というイメージで制作された、indigo jam unitのピアニスト・樽栄嘉哉の1stソロアルバム『Rain Man's Story』。その続編となる『Rain Man's Story - Tale of Two』が発売。
本作は、国内外で活躍するJAZZベーシスト・杉本智和を迎えてのデュオ作品。前作同様、美しい響きをもつ500席キャパシティーのコンサートホールを貸し切り、全て曲順通りに1回のみの演奏で収録。スタンウェイ・フルコンサートの透き通った音と、優雅で力強いコントラバス、コンサートホールの自然の響き、ペダルの音や楽譜をめくる音など、演奏者が奏でるありのままの音を楽しめる、12編の物語となっています。
収録曲
- 01. Chapter.1
- 02. Chapter.2
- 03. Chapter.3
- 04. Chapter.4
- 05. Chapter.5
- 06. Chapter.6
- 07. Chapter.7
- 08. Chapter.8
- 09. Chapter.9
- 10. Chapter.10
- 11. Chapter.11
- 12. Chapter.12
indigo jam unit が選んだ10枚
STING
『BRING ON THE NIGHT』
MICHEL PETRUCCIANI
『solo live』
GARY BURTON
『libertango』
DONNY HATHAWAY
『Live』
このアルバムは高校生当時楽器を始めて経験も浅かった頃に、ラジオからふと流れて来た音源がこのアルバムでした。ラジオから流れて来たのはアルバム最後の曲のエヴリシング・イズ・エヴリシング。全員がソロを回してお客さんがすごく盛り上がっている空気に衝撃をうけました。僕の今後に最も影響を受けた人の一人、ベーシストのウィリーウィークスの演奏もさることながら、その場にいてるような臨場感、ライブ感がたまらない。未だに愛聴しています。昔から無人島に持って行くならこのアルバム!って高校生当時の時から本当に思っていました!一人でも沢山囲まれてそうでしょ!?ダニーとサポートするミュージシャン、そしてオーディエンス一丸となってるこのアルバムは僕の人生のターニグポイントをも左右するアルバムです。
【笹井克彦(WB)】
HERBIE HANCOCK
『Dancin' Grooves』 ※廃盤
このアルバムはハービーのジャズファンク時代のバンド「ヘッドハンターズ」で活動してた際のベスト盤になるんでしょうか・・・。高校当時、アシッドジャズが流行っていて、この辺僕もどっぷりハマっていて源流を探していた時期にこのバンドに出会いました。実は、父もジャズ〜ファンク系のレコードを昔から沢山集めていたので、生まれもって聞いていたかも知れません。当時から僕はインストは好きでしたが、フュージョンばかりでなんか違う・・・、もっとファンキーなモノが聴きたい!でもドファンクでは無くて・・・と探っていると、ジャズファンクの創始者ハービーのヘッドハンターズに激ハマりしました。ベーシスト、ポールジャクソンのファンキーなプレイにえらく感動。これがグルーブと言うものなのか、と。ドラムの音色も最高だし、全体の音色の感じがたまらなく好きになり、結局70年代のものを追っかけいていってました。これをきっかけにジャズも徐々に聴くようになりました。ジャズのエッセンス、ファンクの要素がすべて含まれているコレを選びました。今も聴きながら書いてますが・・・。うーん!やっぱりえ〜な〜。
【笹井克彦(WB)】
LOUIE VEGA presents LUISITO QUINTERO
『Percussion Maddness』 ※廃盤
コンガ、ボンゴ、ティンバレスから小物楽器まで、何を演奏しても抜群にカッコいい、南米ベネズエラ出身のパーカッショニスト、Luisito Quinteroの1stアルバムです。グルーヴ感、テクニック、スピード、どれをとっても超一流で、聴いていて思わず溜息が出るほど。このアルバムでは、まるで織物のように細かく仕組まれたアンサンブルを聴かせてくれます。そんな彼のアフロ・ラテン系の黒いグルーブを、より洗練させたのがプロデューサーLouie Vega。ほどよい泥臭さを残しつつ、絶妙なバランスで全体のサウンドを仕上げています。Nuyorican Soulと並ぶ、僕にとってのラテン・ダンス系アルバムのバイブルです。
【和佐野功(Dr&Per)】
CHICK COREA
『Return To Forever』
ELLA FITZGERALD & LOUIS ARMSTRONG
『Ella & Louis』
1956年に録音された名盤中の名盤。EllaとLouisが楽しい会話をするかのように、ジャズスタンダードの曲を歌い上げています。この2人の歌も素晴らしいですが、共演したミュージシャンもさりげなく二人の会話を盛り上げています。共演しているミュージシャンも素晴らしく、ドラムのBuddy Richは彼のBig Bandでの演奏のように派手なソロはせず、全編を通してswingし続けることに徹していてベースのRay Brownと共に奏でる心地良い4分音符を聴かせてくれます。ピアノのOscar Petersonも自身のトリオのより音数が少なく、おいしい役割を果たしています。
僕にとってどんな時間帯、場所、気分で聴いても常に幸せになれる音です。
【清水勇博(Dr)】
CANNONBALL ADDERLEY
『Mercy, Mercy, Mercy! Live at 'The Club'』
1966年録音のCannonball Adderley Quintetのライブ録音。一曲目のFunはフルエナジーのリフから始まり、最後までエネルギーが途切れること無く、熱い演奏が聴けます。タイトルトラックでもあるこのQuintetのピアニストJoe Zawinulが作曲したMercy, Mercy, Mercyは名曲、そして名演。それに引き続き、SticksはFunky極まりない演奏。個人的にこのCDで一番のお気に入りの曲はHippodelphia。これもまたJoe Zawinulの曲で硬派でストレートな曲です。無人島になにもなくても、こんな熱い演奏の聴けるなら決して寂しい思いをすることはないはずです。
【清水勇博(Dr)】
その他オススメ情報はコチラから!
-
無人島 〜俺の10枚〜
音楽好きには超定番の企画!その名も“無人島 〜俺の10枚〜”!バックナンバーはコチラから!
ジャパニーズClub ニュース一覧へ
インターナショナルClub Topページへ
クラブジャズ Topページへ