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アニメ『RDG レッドデータガール』鈴原泉水子役 早見沙織さんインタビュー HMVアニメ インタビューへ戻る

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2013年6月23日 (日)


『空色勾玉』をはじめとする勾玉三部作、『西の善き魔女』シリーズなどで知られる人気作家・荻原規子原作の現代ファンタジー『RDG レッドデータガール』がTVアニメ化! 4月からの放送スタートを前に、主人公・鈴原泉水子を演じる早見沙織さんに独占インタビューしました。彼女が語る『RDG レッドデータガール』の魅力とは? そして、早見さんが声優を志したきっかけや、プライベートでの音楽ライフなど、幅広く語っていただきました。

鈴原泉水子役 早見沙織インタビュー


いじらしくて奥ゆかしいヒロイン・鈴原泉水子は現代まれに見る引っ込み思案です

---『RDG レッドデータガール』(以下『RDG』)とは、どんな作品なのでしょうか?

一言では表現しづらい世界観を持った作品ですね。鈴原泉水子(すずはらいずみこ)という、とっても人見知りな女の子を中心に物語は進んでいきます。彼女は、自分では意識しないけれど特別な力を持っていて。そのせいでずっと山奥で大切に育てられてきたけど、相楽深行(さがらみゆき)という幼なじみの男の子と再会し、東京の高校へ入ることになり、少しずつ周囲と打ち解けながら自分の中にある強さを見出していく…という感じのストーリーになっています。

---早見さんが演じる主人公・泉水子に対しては、どんな印象をお持ちですか?

鈴原泉水子 鈴原泉水子
最初に原作を読んだ時は「これは現代まれに見る引っ込み思案な女の子が来たぞ!」と思いました(笑)。内面ではいろいろ考えているけど、周りを気にしすぎて自分の言いたいことがすぐに言えない。端から見たらじれったい子なんですけど、同性の目から見ても、すごくいじらしくて奥ゆかしいんですよ。
肌が白くて、見た目的にも透き通ったイメージを持っているので、演じていて気持ちが洗われるようなところがありますね。演じる側としては、役から受ける影響が大きいキャラクターです。

---物語には泉水子を取り巻く様々なキャラクターたちが登場しますが、早見さんのお気に入りは?

みんなホントに個性的ですけど、まず女性の人気をかっさらうのは深行君だろうなと私は踏んでいます。原作を読んだ時から「なんだこのカッコイイ奴は?!?」と思っていたので、これは人気が出ないわけはないなと(笑)。
あと、マスコット的に愛されるキャラといえば、高校で出会う高柳一条(たかやなぎいちじょう)君ですね。最初はちょっと怖そうな高柳君ですが、後半になるにつれて愛されキャラになっていくところが私的なポイントです。
もう一人、和宮(わみや)さとる君という、これまた愛されキャラがいるんですけど、彼もなかなか個性的ですよ。特に泉水子の知らないところで深行君と絡んでいる時は、意外な一面を見せていて面白いですね。

---キャストは若手メインの顔ぶれですが、アフレコ現場はどんな雰囲気ですか?

そんなに人数が多くない現場なので、アットホームな感じです。相楽雪政(さがらゆきまさ)役の福山潤さんがいらっしゃると、みんなのお兄さんみたいに現場を引っ張ってくれますね。宗田真夏(そうだまなつ)役の石川界人君は一番年下なので、ホントに真夏君みたいな弟ポジションです。宗田真響(そうだまゆら)役の米澤円さんは、ちょっと姉御肌なところもあったりして、みんなをまとめてくれるような存在です。皆さんに囲まれている私はイスに座っているだけで落ち着くというか(笑)、そのくらいあったかい現場だなと思いますね。

---早見さんが感じる『RDG』という作品の魅力や面白さとは?

映像と音楽がすごく綺麗ということですね。泉水子は舞を踊ったり、歌を口ずさんだりするシーンがあるんですけど、とても幻想的に描かれているので、視覚的気にも聴覚的にも惹き込まれる作品じゃないかと思います。あと、お話全体が和風テイストで史実とリンクしているところもあるので、日本史が好きな方や“歴女”にはたまらないんじゃないでしょうか(笑)。
私も大学時代の歴史好きな友達に『RDG』をオススメしています。かなりじれったいけど、ゆっくりと近づいていく泉水子と深行君の距離感など、人間関係の面白さもありますよ。そこも魅力ですね。

 


映像から音楽までジャンル問わず幅広く、なんでも楽しむ“メディアっ子”でした

---早見さんが声優になろうと思ったきっかけはなんでしょうか?

私は小さい頃から“メディアっ子”だったんです。テレビも映画もアニメも、すっごいたくさん観ていました。声優という職業を知ったのは小学生くらいの時で、それまではセーラームーンがしゃべっている、ジュリア・ロバーツも日本語をしゃべるんだな…くらいに思っていたんです(笑)。
ある時、吹替作品のエンドロールで日本人の名前に気づき、アニメにもキャストという表記があったので「こういう仕事もあるのか」と。元々お芝居や歌が好きで、ひとりっ子の妄想少女だったので、私もこういうのをやってみたいなと思うようになりました。
そんな時、雑誌に養成所の広告が載っていて、たまたま小学生や中学生が入れるコースがあったんです。でも、私も小さい頃は相当引っ込み思案だったので「行きたい」とは言えず、雑誌をそっと机の上に置いて母親にアピールしました(笑)。以前からよくお芝居の話はしていたので、言いやすい流れを作って養成所に電話をしてもらおうと思ったんですよ。そしたら「電話は自分でかけなさい」と言われて…。それが中学に入る直前の頃で、声優の道を歩み出した最初のきっかけでしたね。

---養成所に入られたのは、ずいぶん早かったんですね。

まだ中学生だったので、養成所ではジュニアコースに入りました。年度末にあるオーディションで事務所に入れるか進級できるかが決まるんですけど、1年目は落ちちゃったんですよ。でも、もともと週に1回の習い事みたいな感覚で通っていて、同じような夢を持つ友達ができることが楽しかったので、落ちた瞬間はショックでも「まだレッスンは続くからいいや…」と、わりと呑気でしたね。その翌年に今の事務所のオーディションに受かり、徐々にお仕事をいただいていくようになっていきました。

---キャラクターソングなどを歌われることも多いと思いますが、歌にはいつもどのようなお気持ちで取り組まれていますか?

キャラクターソングを歌う時は、そのキャラクターが歌っているイメージを表現することを大切にしていますけど、レコーディングでは歌としてのクオリティや作品性も重視するので、両方をうまくマッチングさせることが難しいですね。
『RDG』でも泉水子が歌う劇中歌があるんですけど、それはアフレコ開始前に収録したんです。でもアフレコが始まってから一部録り直すことになり、あらためて聴き返してみたら、実際にアフレコをしながら作っていった泉水子とは少し印象が違っていて、スタッフの方に「もう1回録り直していいですか?」とお願いしたんですよ。やはりキャラクターの気持ちがわかるようになってから歌っている方が、しっくり来ましたね。泉水子の歌は彼女が一生懸命歌っている様子を考え、とても細やかに神経を使いながら歌っています。

---プライベートでは、普段どんな音楽をお聴きになりますか?

どんなジャンルでも聴きますね。邦楽も洋楽もロックもポップスもジャズもラテンも聴く…という感じです。母親がそういうタイプで、60年代の曲とかが好きなんですけど、私に布教してくるんですよ。海外アーティストが来日すると、ライブがあるから一緒に行こうと誘ってくれたりして。逆に母も私が聴くようなJ-POPを一緒に聴くので、二人で幅広く聴いていますね。

---ちなみに、今お好きなアーティストを挙げていただくとしたら…?

最近ライブに行ったのは、邦楽だとキリンジですね。昨年末にビルボードライブ東京で2日間4公演あったんですけど、全部行きました!
あと、先日とあるアクセサリー屋さんへ行ったら海外の知らないアーティストの曲が流れていて、気に入ったので曲を流しているお店のiPodに表示されたタイトルをチェックして、自分で調べてダウンロードしました。フランスのヌーヴェル・ヴァーグというバンドで、80年代のパンク・ニューウェーブの曲をボサノバ風にアレンジしているんですけど、原曲よりもお気に入りですね。それが最近のヒットで、よく聴いています。

---では、もしも早見さんがHMV ONLINEの一日店長になるとしたら、どんなCDやDVDをオススメしますか?

まず『RDG』のBlu-rayとDVDは、前面に置くとして…(笑)。私はCDショップが大好きで、片っ端からヘッドホンで試聴するタイプなんです。だから、それを自分が選ぶとなると難しいですね?。もしも店員さんになったら、逆に今まで聴く機会がなかった曲を裏でこっそりと聴き、知らなかったジャンルから自分がいいなと思うものを探して、皆さんにオススメしたいです。

---今後、早見さんが声優としてやってみたいお仕事などはありますか?

役柄としては、有り難いことに「これをやりたい」とか考えているうちにそういうお仕事をいただいたり、自分が考えてもみなかったような役柄をやらせていただく機会があるので、これからも自分からは幅を狭めずに、いろんなことに挑戦していきたいですね。最初は「無理かも」なんて思ってしまうことでもとにかくやってみて、自分の想像力をどんどん更新していけたらいいなと思います。

---最後に、『RDG』に期待するファンの皆さんへメッセージをお願いします。

私はホントにこの作品が大好きなんです。原作を読んだ時から、すごく共感できて、涙も出て、ドキドキして…。そんな素敵な作品に声をあてられることが嬉しくて、アフレコではいつもあったかい気持ちになっています。まだ『RDG』がどんな作品か知らない方たちでも絶対に楽しめるものになっているので、ぜひ第1話から観ていただきたいですね。皆さんの周りの方々にも自信を持ってオススメできる作品なので、ぜひ多くの方と『RDG』のほっこりとする世界を共有していただけたらなと思います。楽しみにしていてください!

早見沙織 プロフィール

早見沙織さん

5月29日生まれ。
東京都出身。
アイムエンタープライズ所属。

【主な出演作】
『バクマン。』亜月美保役
『東のエデン』森美咲役
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』鶴見知利子(つるこ)役
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』新垣あやせ役
『絶対防衛レヴィアタン』レヴィアタン役
ほか。



テレビアニメ『RDG レッドデータガール』Blu-ray & DVD 情報

【オリジナル特典1】全巻連続購入特典:全巻収納可能クリアスリーブケース


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6月28日(金)よりBlu-ray & DVDリリース開始!
【第1巻】

第1巻は、原作者・荻原規子新規書き下ろし短編小説、
キャラクター原案・岸田メルのイラスト2点と豪華仕様!

テレビアニメ『RDG レッドデータガール』作品概要

キービジュアル

変わりたい、変えたい。私も、未来も―――

世界遺産に認定される熊野古道、そこにひっそりとたつ玉倉神社。
鈴原泉水子は、神社の宮司である祖父に育てられ、外の世界をほとんど知らない。
長いお下げ髪、めがね、引っ込み思案。
泉水子がさわるとパソコンも携帯もなぜかフリーズしてしまう。

「もっと、普通の女の子になりたい」

周りと違う自分に悩んでいた、そんなある日、
幼なじみの相楽深行が玉倉神社に現れて、
泉水子の通う中学校に転校してくることになるが―――!?
―――泉水子自身もまだ知らない大きな運命が、静かに動き始める!

【スタッフ】

原作:荻原規子(角川書店/カドカワ 銀のさじシリーズ・角川文庫刊)
監督:篠原俊哉
シリーズ構成・脚本:横手美智子
キャラクター原案:岸田メル
キャラクターデザイン:芝 美奈子
美術監督:東 潤一
色彩設計:中野尚美
撮影監督:梶原幸代
編集:野川 仁
3D監督:山崎嘉雅
特殊効果:加藤千恵
音響監督:若林和弘
音響効果:森川永子音楽:myu & 伊藤真澄
音楽制作:ランティスアニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「RDG」製作委員会


【キャスト】

鈴原泉水子:早見沙織
相楽深行:内山昂輝
宗田真響:米澤円
宗田真夏:石川界人
宗田真澄:木村良平
相楽雪政:福山潤
和宮さとる:釘宮理恵
高柳一条:野島裕史
如月・ジーン・仄香:ブリドカット セーラ 恵美
村上穂高:石田彰
鈴原紫子:朴 ?美
鈴原大成:井上和彦

【放送局】

TOKYO MX、テレ玉、チバテレビ、tvk、サンテレビ、北日本放送、
三重テレビ放送、岐阜放送、TVQ九州放送、BS11、キッズステーション
※編成の都合により放送曜日、時間、開始日が変更になる可能性がございます。予めご了承下さい。

リンク

  アニメRDG公式サイト
©2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会
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価格(税込) : ¥8,360
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主題歌

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