Robert de Boronアルバム全曲解説
2013年3月29日 (金)
累計24.5万枚を超えるメロウ・ヒップホップ・コンピ・シリーズ『In Ya Mellow Tone』の立役者であり、 数々のアンセムを世に送り出してきた日本が世界に誇るサウンド・プロデューサー/トラックメーカー、Robert de Boronのサード・アルバム『On The Rainbow』が発売。
nujabesの「Luv(sic)」に並ぶ特大アンセム「Shine a Light」のパート4、前作『Mellow Candle』で最も人気の高かった「Home feat. Tunji」の続編、Magnetic North & Taiyo Naを迎えた感動的な大作「All On The Table」、Sam Ockの天使の歌声が澄み渡る美しい「A New Day」など、世界水準の緻密なビートメイクと日本人の琴線 に触れる美しくエモーショナルなメロディーはさらに進化!
Robert de Boronご本人によるアルバム全曲解説
ついに完成した3rdアルバム。都合1年と3ヶ月もかかってしまった。結果いい時期に良いタイミングでリリースが出来て、とても嬉しく思う。人生の暗い時期にさしかかっている人がこれを手にとって聴いて、心の角が少しでもとれたらとても嬉しいね。音はもちろん、アートワークもそう、このアルバムには色々な思いを込めてあるんだ。01. Time Machine
「Shine a Light pt,2」と「Home pt,1」のエディットが聞こえてくるから、2ndを聴いてくれた人へって囚われてしまうかもしれないけど、この曲はネガティブからの回帰を意味しているんだ。前作『Mellow Candle』の制作時期に、地震という大きな出来事があって、制作を中断して福島へ行ったんだ。当たり前の事だけど、人々はとても傷ついていたし、電気も無く、食料や水すらない。 でも東北の人たちは、負けずに立ち上がり復興していくんだ、という確かな意志を持っていて、それをはっきりと感じられた気がしたんだ。今作は、“落ちきった心が上を向く”、そんな意図があるのかもしれない。とにかくポジティブなんだ。02. All On The Table feat Magnetic North & Taiyo Na
PVにもなった曲。歌ってくれたのは同レーベルのグループ、Magnetic North & Taiyo Na。諦めない心、前向きな心が個人的には嬉しくなるような曲だよ。曲に哀愁感を意図的に入れていくのは自分の得意分野なのかもしれない。とても心地のいいグルーブで、ゆっくり頭を揺らす事が出来るはず。僕は、人の一番偉大なところは精神だと思っている。心をクリアにして聴いて欲しいな。「All On The Table」ミュージック・ビデオ
03. Home pt,2 feat Tunji
pt,1を聴いた人にはわかると思うけど、その続編、Robert de BoronのLove Song。僕は続いていくものが好きなんだ。Tunjiは黒いグルーブを持っていて、気持ちがいい。pt,1は内容的にも重かったんだけど、 pt,2は愛をそのまま歌ってる。『勇気を出して君への一歩を踏み出すんだ』−渋いね(笑)。 僕も言ってみたいよ。04. Carry On feat Taro Miura (From HO17) & Downgun
Taroは姉妹レーベルでHO17って言うRock バンド のボーカリスト、悪口じゃない超個人的な意見だけど、ロックっぽい声してないだろう(笑)? きっと僕とやったら相性いいんじゃないかと思って誘ったんだ。 前作でも一曲一緒にやったから、この曲は パッ!っと出来たよ。魔法みたいにね。ほんの数時間歌ってOKだった。自分を信じた結果だね。05. Proud to Be (Shine a Light pt,4) feat AWA (Nesian Mystik) & Maitreya
僕の音楽を聴いてきてくれてる人には、おなじみNesian MystikからAWAを迎えてpt,4!かなり長く行くよね。実はAWAと新しいアルバムを考えてたりしてね(笑)。 この曲は去年の夏にウクレレを手に入れて作った曲なんだ。何曲もウクレレで作ろう!って思ったくらい夏はウクレレにはまったんだけど、結局使ったのはこの曲だけ。Nesian Mystik はみんなポリネシア系なんだけど、ピタッとはまったね。お気に入りの曲の一つだよ。『朝が来れば 陽の光を通して君にキスをして 夜になれば 君を照らす星になろう』 ポジティブに愛を伝えるのは素晴らしい事だね。06. Visions feat Thig Nat (From The Physics) & Mario Sweet
こいつはギャングだよ不良!リリックを見てほしいね(笑)。 しかも去年の10月にはREC済ませてたはずなのに、最後の最後までボーカル トラックを送ってこなくてさ、アルバムの締め切り一週間前に送ってきた野郎だからね!ふざけてるよ、腹も鬼のように立ったけど、いい曲になったからもう膨らんだお腹はフラット。しかし腹だけにハラハラした事は確かさ。 彼のRAPは前に前に向かって、いつかリズムを飛び越えちゃうんじゃねーか?ってなくらい前にいくイメージのRAPだね。好きだよ(笑)。07. Saisei no Uta (Chiru)
前作「Chiru」 の続編、散ったら再生するだろう?でもまったく同じものには再生されないんだ。万物流転は好きな言葉の一つで、全てのものは場所をひとところにせず、常に移り変わっていくという意味が込められてるんだ。なんかロマンチックじゃない?僕も最近少し変わった気がするんだ。お金とか自分のためとかが、もうどうでもよくなってさ。もっと大きな何かに突き動かされてるって感じてる。とても面白い心の変化だよ。08. A New Day feat Sam Ock
Sam Ockと初めてレコーディングした曲。意外だったのは初めてなのに、以前どこかで一緒にやっていた気がするくらいしっくりきたこと。いい曲だよ。僕がSam Ockの一番ベストな曲を書いたと思う。おこられるかな?でもその位全てがマッチしたと思う。日本に来日したときに一緒に作ったんだ。あっという間の出来事だった、本当に数時間でレコーディング出来た。それと曲の繋がりも気に入ってるんだ。「Saisei no Uta」が来て「A New Day」。このアルバムにはいろんな奇跡が起きてるんだ、聴く人がどう感じるか?だけれど。きっと届く、僕には自信があるんだ。9. Interlude
このインタールードと次の曲はセットだよ。9と10を一緒に聴かないなんてもったいなさ過ぎる!どうしても14曲にしたかったから結果こうなったんだ。一緒に聴いてくれると嬉しいね。10. Moving On feat The Antidotes
この曲はThe Antidotesが歌ってくれた。彼らとは『BEAT THE CLASSICS』っていうクラシックの有名曲をネタにしたコンセプトアルバムを全曲一緒に作ったりして、かなり昔から交流があったんだ。こいつらのアングラ色が好きでさ、絶対メジャーじゃないって雰囲気、良い意味でね。 今回は久々に一緒にやれたんだ、嬉しく思うよ。アルバム内では一番落としの曲を歌ってもらった。一曲前のSEから来る感じとかも気に入ってる。音が動かす感情がどっちに振れるか分からない9曲目。そこからこの「Moving On」を楽しんでほしいね。11. Fly Away feat Native Sun
この曲はアルバムの流れの中のいいところにいると思うよ。ただし、かけられた苦労は半端じゃない。危うく俺の脳ミソがFly Awayするところだったよ、、、ここだけでは言わせてくれ。ふざけんな(笑)! みんなには何にそんなに苦労したのか、想像しながら聴いて欲しいな(笑)。12. Sunny Day feat AMP
勢いがありながら終わりへと向かう曲が欲しかった。これだけメローやスロー テンポが来るとテンポを上げた曲は次に向かう橋渡しになることのほうが多いのだけど、この曲はそつなく綺麗にまとまったと思う。 きっとアルバムの終わりを感じるはずさ。歌ってくれたのはSam Ock率いる三 人組AMP。面白い事が出来たと思うよ。もちろんお気に入りさ。13. On The Rainbow feat MO & Badil
同じジャンルからの逃避、ストーリーとアルバムの完成度を高めたかったんだ。 結果リズムレス、1〜12曲とはまったく違うアプローチになってるけど、最近の自分の趣向がまた違う形になった曲。さてBadilって誰でしょう??14. How Do You Sleep?
この曲には色々な趣向を凝らしたんだ。それに気付ける人は、相当なBoronマニアかもね 笑。制作も後半に入って、アルバムが全体を通してある方向に収束していった事も大きく関係してる。14曲目に入っているけど、ある意味始まり。全体を通して何度でも聴けるような設定を可能にした曲です。 いくら頑張って励んでもうまく行かず、始まりに近い所に戻らざるを得ない時がある。今までやってきた事を否定したらすぐそうなるよね?それはとても辛い選択だよ。目の前にゴールテープが見えているのに、それでも始まりに近い所に戻る方を自分で選択するんだから、、、 でもね、確実に何かをもってそこに戻るんだ。ほぼ振り出しにね。大切なのはただ戻るわけじゃないってことさ。そしてまたそこから歩み始めるんだ。それが何度も起きるんだ。何度も。何度も。するといつしか気付かないうちに一歩一歩進んできた事に、自分が設定してたゴールテープはとっくに切ってた事に気がつくんだ。面白いもんだよ。真剣にやるってそういう事だと思う。今作、On The Rainbowも、まさにそういう過程を経て出来上がった作品だから、そういう状況に直面してる人が耳にした時、少しでも前向きな気持ちに、少しでも勇気を、そんな力になれる事を祈ってます。
関連サイト
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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