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2013年4月19日 (金)

無人島 〜俺の10枚〜 vol.200 【tofubeats 編】

音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回のお客様は、1stアルバム『lost decade』とRemix/プロデュースワーク集『university of remix』の2枚の作品が同時リリースとなるtofubeats!

tofubeats
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【tofubeats】

1990 年、平成2 年生まれ、神戸市在住のトラックメイカー/DJ。インターネットで100曲以上の膨大な量の楽曲を公開し続けるかたわら、YUKI / FPM / 佐々木希 / ももいろクローバー / Flo Ridaなど様々なアーティストのRemixや、SONY他クライアントワーク、lyrical school / 9nineなどアイドル楽曲プロデュースも手掛け高い評価を得ている。 また、現在までに自身の名義を含む6枚のアナログ盤をリリースするなど、インターネットだけに絞られない活動を行っており、なかでも「水星EP」はアナログ盤での異例の大ヒットが話題を呼び、iTunes総合チャートを1位を獲得。その活躍からiTunes Best of 2012 に選出され、翌2013年のニューアーティストにも選ばれている。2013 年最初のデジタルシングル「夢の中まで feat.ERA」もiTunesで総合チャート1位を獲得した。 世界のインターネットに散らばる最新のクラブミュージックからJ-POPまで、凝り固まらない平成生まれのバランス感覚を持った新進気鋭の若手トラックメイカー。

[関連リンク]
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  tofubeats Twitter
  tofubeats facebook
  tofubeats soundcloud



tofubeats 『lost decade』  [2013年04月24日 発売]

インターネットを通じて100曲以上の膨大な量の楽曲を公開し続けるかたわら、YUKI / FPM / 小泉今日子 / 佐々木希 / ももいろクローバー / 9nine / 南波志帆 / 曾我部恵一BAND / さよならポニーテール / ねごと / Flo RidaなどのRemixを手掛け、2008年には史上最年少で日本最大級のテクノフェスWIREに出演するなど、ジャンルや世代を問わず高い評価を得ている新進気鋭のアーティスト、tofubeats。 神戸在住の現役大学生でもある彼が、2013年の大学卒業を機に2枚の作品を同時リリース。
まずは、まさしく待望となる1stアルバム『lost decade』。 2012年最大のヒップホップアンセム「水星 feat.オノマトペ大臣」、2013年最初のシングル「夢の中まで feat.ERA」のほか、SKY-HI / 南波志帆 / G.RINA / PUNPEE / 仮谷せいら / オノマトペ大臣といった豪華ゲストを迎えた新曲も収録。最新のクラブミュージックからディスコ、90'sポップスへのオマージュまでを詰め込んだ全17曲となる。



『lost decade』 収録曲

  • 01. intro
  • 02. SO WHAT!? feat.仮谷せいら
  • 03. ALL I WANNA DO
  • 04. Les Aventuriers feat.PUNPEE
  • 05. Fresh Salad feat.SKY-HI
  • 06. m3nt1on2u feat.オノマトペ大臣
  • 07. I don't care
  • 08. time thieves
  • 09. 夢の中まで feat.ERA
  • 10. old boys
  • 11. No.1 feat.G.RINA
  • 12. touch A
  • 13. OMOI-DORI
  • 14. synthesizer
  • 15. 水星 feat.オノマトペ大臣
  • 16. LOST DECADE feat.南波志帆
  • 17. SO WHAT!? (EXTENDED FULL POWER DIGITAL MIX!!)

tofubeats 『university of remix』  [2013年04月24日 発売]

『lost decade』と同時発売となるのは、これまでに手がけてきたRemix/プロデュース・ワークを集めた『university of remix』。 tofubeats名義のほか、DJ NEWTOWN名義でのRemix、さらに新規Remix曲として電気グルーヴ「MUD EBIS (tofubeats DORO-EBIS mix)」が収録。 またこちらのジャケットは、“日本ツインテール協会”とのコラボレーションとなる。



『university of remix』 収録曲

  • 01. 電気グルーヴ / MUD EBIS (tofubeats DORO-EBIS mix)
  • 02. Fantastic Plastic Machine / Hey Ladies (tofubeats 正体不明REMIX feat. オノマ トペ大臣)
  • 03. 東京女子流 / Rock You! (tofubeats 1988 dub version)
  • 04. 9nine / 夏 wanna say love U (tofubeats remix)
  • 05. SOUL'd OUT / kopernik (tofubeats BXVTS remix)
  • 06. 佐々木希 / パペピプ♪パピペプ♪パペピプポ♪ (tofubeats“SHAKE”remix)
  • 07. 近藤晃央 / テテ (tofubeats remix)
  • 08. ねごと / sharp# (tofubeats remix)
  • 09. Matt Cab / Touch The Sky feat. VERBAL(m-flo) (tofubeats remix)
  • 10. 小泉今日子 / 艷姿ナミダ娘 (tofubeats BXVTS remix)
  • 11. G.RINA / Did It Again (Tofubeats X G.Rina)
  • 12. さよならポニーテール / まったりしてしまったり (tofubeats remix)
  • 13. 南波志帆 / はじめまして、私。 (DJ NEWTOWN remix)
  • 14. tengal6 / プチャヘンザ!



tofubeats が選んだ10枚

G.RINA
『漂流上手』 ※廃盤

廃盤 いやほんと無人島なだけに!漂流上手!(って言いたかっただけなのですが)  自分のアルバムに後々呼ばせていただくなんてことは全く思いもせず、中学生のころ東京のジプシーの7インチシングルをレコード屋に買いにいっていたのを思い出します。ちなみにこのシングルが人生で一番最初に購入した7インチです。東京のジプシー、山の手マジックカーペットライドとか都会の中で漂流していく、そんなアーバンライフを描いた本作は今聞いてもとてもしっくりきます。無人島でこれを聞きながらひとりで薪をくべつつ、大陸に思いを馳せて泣く、そんな自分を想像せずにはいられません。

中澤真由
『Step into my heart』 ※廃盤

廃盤 immi名義でエレクトロをやっている(それこそHMV限定シングルだったと思うのですが)のは知っていて、それも買っていたのですがこちらの盤を。このimmi氏がある日見つけた山下達郎 - FUNKY FLUSHIN'のカヴァーをやっている中澤真由という歌手と同一人物だというのを知るにはだいぶ時間がかかりました。immi氏の“Girlfriend?”とかも普通に好きな曲なんですが、中澤氏のアルバムは通して購入時からずーっとよく聞いていて、FUNKY FLUSHIN'以外が全てメロウな抑制の効いたポップスというのも最高なんですよね・・・「他の誰でもないあなたを」を聞きながら誰も居ない無人島の夜、海を眺めたいところです。

森高千里
『ザ・シングルス』

商品ページへ 僕たちの世代といえば森高千里氏のイメージはひらけ!ポンキッキにおけるラインダンスのコーナーを思い出すところなんでしょうが、去年末くらいから森高千里さんの曲をキッチリ聞き始めて、初期のイケてるブギー的なプロダクション(このベストには収録されていませんがGOOD-BY SEASONやKISS THE NIGHTとか好きです)からロックっぽい楽曲、後期の謎なアレンジなのにポップな仕上がりなど含めて全部恐ろしく良いな・・・と確認しなおしているここ最近です(もちろんロックンオムレツも今聞き直すとカッコいい)。執拗なまでの頭打ちのグルーヴが逆に気持ちよいというか、独特のノリを構成しててすごいです。オリジナルアルバムでも良いのですが、無人島に持って行くならやはり機能性。ディスクレビューですがベストアルバムを選ぶのも躊躇しません。特に好きなのは「ミーハー」のエディット感や「ハエ男」の音像、たまりません。「私がオバさんになっても」を聞きながら陸で待つあの子は本当にちゃんと僕のことを待ってくれているのだろうか・・・と眠れぬ夜を過ごしたいです。

宇多田ヒカル
『UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2』

商品ページへ やっぱり無人島に行くなら出来る限り良い曲だけ持って行きたい・・・そんなニーズに答えてくれるのはベスト盤なんですよ!ということなんまたベストですが、本当に語り尽くせないレベルの名曲「私がオバさんになっても」と実は似ている曲なんじゃないのかと思うのが「GOODBYE HAPPINESS」です。なんでそう感じるかはうまいこと説明できないので割愛しますが、とりあえず私がオバさんになってもを無人島にもっていった場合この曲を聴きたくなること確実なので持参することにします。あの軽妙なリズムで明るく歌い踊る歌でありながら、悲しい曲に取ろうと思えばいくらでも取れる構成(その逆も然り)、同じ状態は続かないという世の中の真理を突いてるような部分はどうしてこうも僕の胸を掴んで離さないのでしょうか!無人島で何も知らずにはしゃいでたあの頃のことを思い出しているときに聞きたいです。

BONNIE PINK
『Every Single Day: Complete Bonnie Pink(1995-2006)』

商品ページへ やっぱり無人島に行くなら出来る限り良い曲だけ持って行きたい・・・というわけでまたベストアルバムです。よく考えたら女性ソロボーカルばっかりですがBONNIE PINK氏もとても大好きなアーティストのうちの一人です。誰が聞いてもすごい納得の行く素敵なポップスだと思うのですが、一癖あるプロダクションも入っていたりしてとても好きです。開放感のあるトラックからバラードまで本当にいい曲ばっかりで、打ち込みや電子音などのバランスも絶妙でいいなあと思います。コンスタントに出る新譜もどれも良いアルバムばっかりで本当にすごいです・・・  無人島なら誰も見ていないので大声でA Perfect Skyを歌いながら丸焼きにした魚にカブりつきたいです。

杏里
『COOOL』

商品ページへ 杏里氏は後期の打ち込みの混ざった雰囲気なども大好きなのですが、無人島っぽいのはこっちかなーということでこれを。角松敏生氏と杏里氏というだけで間違いが起こる可能性はゼロですが、このグルーヴィーでまさにクーールとしか言いようの無いプロダクションが激アツ、鬼ヤバマスト盤です。CDで再発が出てるのも嬉しいですよね。A1“BRING ME TO THE DANCENIGHT”のどう控えめに考えても踊れる曲っぷりが素晴らしいです!チョッパーベースを弾く身振りをしながら無人島の砂浜でガン踊りしたいところです。HE'S MY MUSICのフリーソウル感みたいなのもたまりません。余談ですが裏ジャケの杏里氏がちょっと島っぽい感じありますね。

杏里
『Moana Lani』

商品ページへ ここまではアルバムとおして聞きたい曲のみで来ていましたが、このアルバムに関してはM3“愛は誰のものでもなく”がどうしても聞きたいので無人島に持っていくことにします。“ベージュのカーテン”とか絶妙な言葉選びだったり、メロディラインや譜割りももちろんとても最高ですが、シャッフルビートに乗せて綴られる失恋のエピソードがただただグっと来る名曲です。サビの裏で入るフルートとかも非常に良いんですよね・・・無人島にはベージュのカーテンもきっと無いことでしょうし、意外にそんな歌詞から大陸のことを思い出してしまったりするのでしょうか。

SMAP
『Smap Vest』

商品ページへ やっぱり無人島に行くなら出来る限り良い曲だけ持って行きたい・・・(もうこのくだりいいですかね) というわけでこういう企画でわりかし取り上げられてるのを見かけないどう考えても名盤ベストなこれを。あとやっと男性ボーカルが登場しましたね。全方位から見て良い曲しか入っていないのに加えて、なんとオリジナルアルバムとオケのアレンジが違うのは見逃せません。“君色想い”、“笑顔のゲンキ”とか“Hey Hey おおきに毎度あり”(SMAPで最も好きな曲です)はかなり良い感じにオリジナルアルバムの方よりアレンジが良くなっていて素敵。生バンドに加えてホーンセクションとかが全体的に豪華になってて、初期の曲ほど上品になってるように感じますよね。無人島にいながらこうやって音楽を聴けることにKANSHAしていきたいですね。

角松敏生
『T's 12 Inches』

商品ページへ 角松敏生氏の12インチに収められていた各楽曲のロングバージョンの総集編。ここまでJ-POPばかり取り上げていますが僕もいっぱしのDJなのでこのようなロングバージョンには興奮します。日本語詞のポップスとしてもちゃんと評価されるものをリリースしつつ、12インチシングルで海外のブギーの手法をちゃんと取り入れていた当時の角松氏、本当に格好いいです。新譜も最高なんですがこちらを。エディットってなんでこんな音楽を切り貼りしたり止めたりしてるだけで格好よくなるんでしょうかね。関係ないですが“GIRL IN THE BOX”っていう身もフタもない(箱なだけに)ネーミングみたいなのも好きだったりします・・・東京タワーの“EXECUTIVE SPECIAL POWER MIX”ってのもなかなか絶妙ですよね。氏のプロデュースによる米光美保氏のアルバム内のものですが角松氏が使っている“EXTENDED FULL POWER DIGITAL MIX!!”というエディット名はあまりに最高なので僕のソロアルバムでも尊敬の念を込めつつ拝借させていただきました。エクステンドでフルパワーな無人島ライフに贈る1枚です。

BB & Q Band
『Genie』

商品ページへ 最後にしてやっと洋楽です。自分が現状最も好きなディスコブギーバンド。Onraとかこのアルバムからどんだけサンプリングしたんでしょうか!ブギー好きはみんな大好きなバンドだと思いますが個人的には“Dreamer”が歌詞も含めてとても大好きな曲で、無人島に行くならこれは絶対もって行きたい1枚です。原曲自体本〜当に素敵な曲なのですが、再発の方(もしくは12インチシングルですかね)のCDにはShep Pettiboneのエディットバージョンがはいってまして、そちらもめちゃくちゃカッコいい。そこまでバシバシに切れているわけではないのですが、ここ!っていうところで全部うまいことエディットが入るブレイク部分はかなり最高です。無人島で僕はどんな夢を見ているのでしょうか。








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