ミュンシュ／『悲愴』＆『ハイドン変奏曲』

2013年4月30日 (火)

『悲愴』＆『ハイドンの主題による変奏曲』
ミュンシュ＆ボストン交響楽団

TAHRAレーベルに、ミュンシュ＆ボストン響の1961年9月29日ライヴ録音が登場。
　ミュンシュ＆ボストン響の『悲愴』といえば、RCAがセッション録音した1962年の演奏が有名ですが、今回はその半年前にボストンで行われたライヴ録音であり、組み合わせの『ハイドンの主題による変奏曲」と共に初出音源と思われるため、実演のミュンシュの演奏ということで注目されるところです（ちなみに『ハイドン変奏曲』には1953年のライヴ録音がありました）。
　作品にふさわしい重量感のあるスタイルを基本に、ミュンシュらしい自在なテンポ感覚が随所に投影された聴きごたえある演奏で、音質もモノラルのライヴ録音としては聴きやすい水準にあるということです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
・ブラームス：ハイドンの主題による変奏曲
・チャイコフスキー：交響曲第6番『悲愴』op.74

　ボストン交響楽団
　シャルル・ミュンシュ（指揮）

　録音時期：1961年9月29日
　録音場所：ボストン
　録音方式：モノラル（ライヴ）