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時代楽器オケで聴くドビュッシー:海 ドビュッシー・ニュースへ戻る

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2013年5月7日 (火)


ドビュッシー・ファン狂喜。
あの名作『海』が初演時の響きで蘇った。
さらに新発見の大作、世界初録音!


またまた鬼才ロトがやってくれました。今度は手兵の時代楽器オーケストラ、レ・シエクルとドビュッシーの名作『海』に挑戦。1905年10月、シュヴィヤール指揮のコンセール・ラムルー管により初演された際の響きを再現しています。弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープは当時のフランス製、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しています。何よりヴィブラートとトレモロに終始するようなこの作品で、ヴィブラートが極力抑えられているため、聴感上の印象はがらりと異なり、雅楽のようでさえあります。名演ひしめく作品ながら、目から鱗の落ちる衝撃度ナンバー1のディスクと申せましょう。
 さらに注目なのが、ドビュッシー初期の作品『管弦楽組曲第1番』の世界初録音。1882年から84年、ドビュッシー20〜22歳パリ音楽院の学生時代の作で、長く失われたとされてきましたが、最近草稿が発見され話題となりました。オーケストラ版とピアノ連弾版の2種があり、後者はすでに録音もありますが、待望のオーケストラ版は初めて。第3曲『夢』はオーケストラ・スコアが見つからず、他にも不完全な部分があったため、現代フランスの作曲家フィリップ・マヌリが補筆完成させ、昨2012年2月2日にロトとレ・シエクルがパリで世界初演を行いました。演奏時間が30分近くかかる大作ですが、ドビュッシーの初期作品に特有のナイーヴな叙情性と人好きするメロディにあふれた魅力作で、オーケストラの響きに若きドビュッシーが私淑したワーグナーの影響が感じられるのが興味津々です。ほぼ同時期の『小組曲』や『春』に劣らぬ魅力を湛えていて、ドビュッシー・ファン狂喜間違いありません。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ドビュッシー:
・管弦楽組曲第1番 (1882) (祭/バレエ/夢/行列とバッカナール)
 録音時期:2012年2月2日
 録音場所:パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク

・『海』〜3つの交響的スケッチ
 録音時期:2012年4月13日
 録音場所:ローマ、聖チェチーリア音楽院

 レ・シエクル
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響詩『海』、管弦楽組曲第1番 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

CD 輸入盤

交響詩『海』、管弦楽組曲第1番 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

ドビュッシー(1862-1918)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥3,179
会員価格(税込) : ¥2,767
まとめ買い価格(税込) : ¥2,385

発売日:2013年05月16日
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