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傑作オペラ映画『魔弾の射手』

2013年6月6日 (木)


ヴェーバー:『魔弾の射手』全曲
ミヒャエル・ケーニヒ、ユリアーネ・バンゼ、ミヒャエル・フォッレ、フランツ・グルントヘーバー、ルネ・パーペ、オラフ・ベーア、ほか
ダニエル・ハーディング指揮ロンドン交響楽団、ベルリン放送合唱団
イェンス・ノイベルト監督


2012年に劇場公開された際、クラシック好きの間で話題になったオペラ映画『魔弾の射手』がブルーレイで登場。1967年ドレスデン生まれのイェンス・ノイベルト監督は、心理学を学び、演劇やオペラ演出の豊富なキャリアを持っていますが、ここでは映画ならではの濃密で大胆な表現を駆使、甘美さから戦慄表現まで入念に描きあげる圧倒的な映像表現は大脳視覚野を大いに刺激、舞台ライヴ映像とは異なるインパクトで楽しませてくれます。

【魔弾の射手】
ベートーヴェン存命中だった時代に書かれた作品ながら、ドラマティックな筋書きと数々の名場面によってドイツ・ロマン派オペラの大傑作と称えられ、ワーグナーにも絶大な影響を与えたという『魔弾の射手』。
 得体の知れない不気味さと悪魔と対峙するという緊迫感が凄い「狼谷の場面」や、雄壮でエネルギッシュな「狩人の合唱」、ロマン的な深みのある美しい叙情が素晴らしいアガーテのアリアなど、多彩な視点からの聴きどころ・見どころがテンポ良く現れる構成は、映画作品にも適合性が高いものと考えられます(実際、ドイツ映画批評家賞ではこの作品が編集賞にノミネートされてもいました)。

【高水準な演奏】
機敏な指揮により古典派から現代作品まで切れ味鋭い演奏を聴かせる指揮者、ダニエル・ハーディングの統率は、映像表現の膨大な情報量と拮抗するシャープさと押し出しの強さを兼ね備えたもので、容貌も含め個性派揃いの歌手たちも実に魅力的。
 ナポレオン戦争のエピソードも交えながら、クライマックスの射撃大会に向けて盛り上がる構成の巧みさはオペラ映画ならではのものといえます。(HMV)

【収録情報】
ヴェーバー:『魔弾の射手』全曲

 ミヒャエル・ケーニヒ(マックス)
 ユリアーネ・バンゼ(アガーテ)
 ミヒャエル・フォッレ(カスパール)
 レグラ・ミューレマン(エンヒェン)
 フランツ・グルントヘーバー(オットカール)
 ベンノ・ショルム(クーノー)
 オラフ・ベーア(キリアン)
 ルネ・パーペ(隠者)
 ベルリン放送合唱団
 サイモン・ハルシー(合唱指揮)
 ロンドン交響楽団
 ダニエル・ハーディング(指揮)

 イェンス・ノイベルト(監督)

 制作:2010年(スイス)
 収録時間:142分
 字幕:日本語
 翻訳者:山崎太郎

【BD仕様】
 音声:ドイツ語/DTS HDマスターオーディオ 5.1ch
 画面:カラー、1920×1080P HD(オリジナルサイズ/シネマスコープ)
 リージョン:フリー

【DVD仕様】
 音声:ドイツ語/ドルビーデジタル
 画面:カラー、HD(オリジナルサイズ/シネマスコープ)
 リージョン:フリー
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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