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アシュケナージ/悲しみの三重奏曲

2013年6月9日 (日)

ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
アシュケナージほか


ラフマニノフのスペシャリストとしても知られるアシュケナージは、これまでピアニスト・指揮者として、交響曲、管弦楽曲、協奏曲、ピアノ作品、チェロ作品、歌曲など、レア物や編曲ものも含めて数多くの録音をおこなってきましたが、ピアノ三重奏曲については、今回が初めてとなります。

【悲しみの三重奏曲】
ラフマニノフの室内楽作品の中でも人気の高い2曲の『悲しみの三重奏曲』は、どちらもラフマニノフ亡命前の若き日の作品で、ピアノ三重奏曲のスタイルで書かれています。
 モスクワ音楽院在学中だった1891年の作品である第1番は単一楽章の作品で、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲の影響を強く受けたと思われるスタイルが特徴。
 第2番はその2年後に、チャイコフスキーの死を悼んで書かれたもので、ルビンシテインの死に際して書かれたチャイコフスキーのピアノ三重奏曲『偉大な芸術家の思い出』(1881-82)を思わせる作曲動機もあって、悲痛な甘美さが特徴ともなっています。

【3カ国3世代アーティストの共演】
演奏は、ピアノはアシュケナージ、チェロがマッツ・リドストレム、ヴァイオリンがツォルト=ティハマー・ヴィゾンタイによるものです。
 チェロのマッツ・リドストレムは、ロンドンの王立音楽院でチェロの教授を務める1959年生まれのスウェーデン人。アシュケナージとはカバレフスキーとハチャトゥリアンのチェロ協奏曲集でも共演していました。
 ヴァイオリンのツォルト=ティハマー・ヴィゾンタイは、EUユース・オーケストラのコンサートマスターを経て、現在はロンドンのフィルハーモニア管弦楽団でコンサートマスターを務める1983年生まれのドイツ人。2000年からEUユース・オーケストラの音楽監督でもあるアシュケナージとは旧知の間柄です。
 ちなみにアシュケナージは1937年生まれなので、3カ国3世代のアーティストの共演ということにもなります。(HMV)

【収録情報】
ラフマニノフ:
・『悲しみの三重奏曲』第1番ト短調
・『悲しみの三重奏曲』第2番ニ短調 Op.9

 ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
 ツォルト=ティハマー・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)
 マッツ・リドストレム(チェロ)

 録音時期:2012年
 録音方式:イギリス、サフォーク、ダンウィッチ、ポットン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『悲しみの三重奏曲』第1番、第2番 アシュケナージ、ヴィゾンタイ、リドストレム

CD 輸入盤

『悲しみの三重奏曲』第1番、第2番 アシュケナージ、ヴィゾンタイ、リドストレム

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,640
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まとめ買い価格(税込) : ¥1,980

発売日:2013年07月30日
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