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2013年8月21日 (水)

バイロイト体験〜
ヴォルフガング・ワーグナーの思い出(2CD)


ヴォルフガング・ワーグナーのディレクターとしての手腕と功績についての本人や関係者の語りを収録。語りは、ワーグナーの楽曲演奏のあいだに挿入される形をとっています。ワーグナー・マニア向けCD。

大作曲家リヒャルト・ワーグナーの孫で、バイロイト音楽祭前総監督・演出家・舞台美術家のヴォルフガング・ワーグナーさんが、さる3月21日、バイロイトで亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

【ヴォルフガング・ワーグナー・プロフィール】
リヒャルト・ワーグナー[1813-1883]とコジマ・フォン・ビューロー(フランツ・リストの娘)の間に生まれたジークフリート・ワーグナー[1869-1930]の息子として、1919年8月30日、バイロイトに誕生。
 戦時に青年期を過ごしたヴォルフガングは、兵役免除の兄ヴィーラント[1917-1966]とは異なり従軍、ポーランド戦線で負傷しますが、第二次大戦後、1951年には、ナチへの協力責任を問われていた母のヴィニフレートに代わって兄弟でバイロイト音楽祭を再開します。以後、1966年の兄の死後も、2008年まで同音楽祭を率いて史上最長の劇場監督として名を馳せることに。
 再開当初は、ヴィーラントが演出、ヴォルフガングが運営という役割分担でしたが、2年後の1953年には、ヴォルフガングも『ローエングリン』で演出に参加し、以後、数多くの演出を手がけるようになります。
 やがて1966年にヴィーラントが亡くなると、演出と運営の両方がヴォルフガングの肩にのしかかることになったということもあり、外部から積極的に演出家を招待して音楽祭に変化をもたらします。
 ヴォルフガングは、パトリス・シェローや、ゲッツ・フリードリヒ、ハリー・クプファー、ピーター・ホール、ジャン=ピエール・ポネルといった個性的な演出家たちを起用してバイロイトに新たな変化を引き起こし、数少ない演目の繰り返し上演という、この音楽祭の特殊性をうまく利用した大胆な成功作を数多く生み出し、世界のオペラ界に大きな影響を与えました。
 ヴォルフガング自身の演出は、伝統的で写実的なものだったので、招聘演出家には正反対の革新的なスタイルの持ち主を選んだということなのでしょうか。(HMV)

【収録情報】
Disc1
1. ワーグナー:ジークフリート牧歌 Op.103
2. ヴォルフガング・ワーグナーとジャック・マルティン・ハンドラーの会話
3. ワーグナー:『タンホイザー』より「歌の殿堂を讃えよう」
4. ヴォルフガング・ワーグナーとエルナ・ピッツの会話
5. シプリアン・カツァリスの話
6. ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死

 バイロイト祝祭管弦楽団のメンバー(1)
 ヤック・マルティン・ヘンドラー(指揮:1)
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団(3)
 ヴィルヘルム・ピッツ(指揮:3)
 シプリアン・カツァリス(ピアノ:6)
 録音:1995年(1,2、5,6)、1958年(3,4)

Disc2
1. ヴォルフガング・ワーグナーの話
2. ハンス=ペーター・レーマンの話
3. ワーグナー:『ワルキューレ』より「さらば、勇敢で素晴らしい我が子よ」
4. テオ・アダムとヴォルフガング・ワーグナーの会話
5. ビルギット・ニルソンの話
6. 『トリスタンとイゾルデ』より「おだやかに静かに彼がほほえんで」

 テオ・アダム(バス・バリトン:3)
 ビルギット・ニルソン(ソプラノ:6)
 バイロイト祝祭管弦楽団(3,6)
 カール・ベーム(指揮:3,6)
 録音:1967年(1-4)、1966年(5,6)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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バイロイト体験〜ヴォルフガング・ワーグナーの思い出(2CD)

CD 輸入盤

バイロイト体験〜ヴォルフガング・ワーグナーの思い出(2CD)

ワーグナー(1813-1883)

価格(税込) : ¥3,410
会員価格(税込) : ¥2,967
まとめ買い価格(税込) : ¥2,557

発売日:2013年09月25日
通常ご注文後 2-7日 以内に入荷予定

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