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2013年8月29日 (木)


アルカント・カルテットのモーツァルト
注目のクラリネット奏者、ヴィトマンを迎えての
この上なく高貴なクラリネット五重奏曲&ただならぬ弦楽四重奏第15番


スター奏者を揃え、2年連続でアカデミー賞を受賞、演奏会シーンでも活躍と、常に注目の存在のアルカント・カルテット、待望の新譜はモーツァルト。ゲストに、注目のクラリネット奏者イェルク・ヴィトマンを迎えたクラリネット五重奏曲と、弦楽四重奏曲第15番というプログラム。
 クラリネット五重奏曲の冒頭の和音のスーッとした入りから、鳥肌もの。つづいてヴィトマン奏でるクラリネットの上行和音から立ち上る香気で一気に別世界に引き込まれます。全体に甘さを抑えた表現なのが却って作品本来の素晴しさと高貴さを引き立てているようです。
 弦楽四重奏曲第15番ニ短調は、ハイドン・セットの中の唯一の短調の曲で、この作品のもつ暗さが、アルカント・カルテットの無駄を一切排除した表現で浮き彫りになっています。第1楽章冒頭の神秘的な仄暗さ、第3楽章のトリオの長調部分のむなしい明るさ、終楽章の変奏曲の、高貴なる悲しさなど、常に美しさは湛えながらも、ペシミスティックな雰囲気も漂う演奏で、ただならぬモーツァルトとなっています。

【イェルク・ヴィトマン】
1973年、ミュンヘンの生まれ。作曲家・クラリネット奏者として注目の存在。ミュンヘン音楽大学でクラリネットをゲルト・シュタルケに、その後ジュリアードでチャールズ・ナイディッチに師事。作曲をヴォルフガング・リーム、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェらに師事、
 ヴィトマンは、彼らをはじめ様々な作曲家からクラリネット協奏曲を献呈され、初演を行ってもいます。世界の名だたるオーケストラと共演、また作曲家としても活躍している多彩な才能の持ち主。フライブルク音楽大学ではクラリネットと作曲の両方で教授を務めています。

【アルカント・カルテット】
チェロのジャン=ギアン・ケラス、ヴィオラのタベア・ツィンマーマン、ヴァイオリンのアンティエ・ヴァイトハースとダニエル・ゼペックらにより2002年に結成されたアルカント・カルテットは、強靭で柔軟、繊細でクール、怜悧で感性ゆたかな演奏により、室内楽シーンで注目を集めています。
 これまでに、バルトーク(廃盤)、ブラームス(廃盤)、ドビュッシー&ラヴェル&デュティユーシューベルトの4枚のアルバムと、日本限定SACDボックスをリリース。SACDボックスには廃盤のバルトークとブラームスも収録。

【収録情報】
モーツァルト:
・クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
・弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K421

 イェルク・ヴィトマン(クラリネット)

 アルカント・カルテット
  アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)
  ダニエル・ゼペック(2Vn)
  タベア・ツィンマーマン(Vla)
  ジャン=ギアン・ケラス(Vc)

 録音時期:2013年1月
 録音場所:テルデックス・スタジオ、ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ジャケット絵画:フラゴナール:馬乗り遊び(1870年頃)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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クラリネット五重奏曲、弦楽四重奏曲第15番 イェルク・ヴィトマン、アルカント・カルテット

CD 輸入盤

クラリネット五重奏曲、弦楽四重奏曲第15番 イェルク・ヴィトマン、アルカント・カルテット

モーツァルト(1756-1791)

ユーザー評価 : 4.5点 (3件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥3,289
会員価格(税込) : ¥2,862
まとめ買い価格(税込) : ¥2,467

発売日:2013年10月02日
在庫あり

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