2013年10月1日 (火)
変拍子を多用したような緻密なアレンジながらそこに乗るメロディは不思議とポップ。コアでありながらマスに響く次世代のロックシーンの大注目バンド、tricotのまさに待望となる1stアルバムが登場!
-- まずは自己紹介がてら、自分たちのバンドを一言であらわすと?
中嶋イッキュウ: 美女と野獣
-- 「tricot」は、いつ頃、どのような仲間が集まって結成されたバンドでしょうか?
中嶋イッキュウ:2010年9月1日、高校の先輩後輩関係であったボーカルの中嶋とギターのキダの思いつきで「バンドやろうぜ!」となり、ライブハウス等で面識のあったヒロミを誘い結成。しばらくサポートドラムとの活動を経て、komaki♂からの猛烈アピールを受け2011年5月にkomaki♂加入。
-- ご自身を含め、各メンバーのバンドでの役割を教えてください。
中嶋イッキュウ:中嶋 ワガママ娘
キダ お姉ちゃん
ヒロミ お母さん
komaki♂ 親戚のおじさん
-- バンド名の命名者はどなたでしょうか?どんな意味/思いを込めましたか?
中嶋イッキュウ:初期メンバーの三人でメールのやりとりで決めました。なんとなくの響きの良さで決まりましたが、最初三人だった事もあり「トリオ」とかけているとか、「虜」とかけていると思われがちですが、特に意味はありません。日本語訳は「編み物」です。
-- ご自身に最も影響を与えたアーティストを1つ挙げてください
中嶋イッキュウ:モーニング娘。
-- バンドを結成した初めて演奏した楽曲(カバー)(アーティスト名/楽曲)を教えて下さい。
中嶋イッキュウ:個人的には高校一年生の時に、Over Drive / JUDY AND MARY です。
-- 最近購入したCDを教えて下さい。
中嶋イッキュウ:Chariceのアルバムです!
-- 今作『T H E』はまさに待望ともいえる1stアルバムですが、tricotにとってどんな位置づけの作品になりましたか?
中嶋イッキュウ:今までのtricotと、これからのtricotが見える作品だと思います。今まで見えなかったtricot、皆が知らなかったtricotがたくさん居ます。いつものtricotも居ます。そんな作品です!
-- 変拍子を用いたり、マスロック/ポストロックのような緻密なアレンジとポップな組み合わせのメロディが印象的です。楽曲制作はどのような形で進められていくのですか?
中嶋イッキュウ:だいたいギターのキダのリフ発信でスタジオでセッションして作って行きます。まずインストとしてかっこいい音楽を作ってから、あとからそこにわたしが歌を乗せます。
-- アルバム制作を通して、苦労した点、おいしかった食べ物、なんでもよいですが、一番印象深い出来事はなんでしたか?
中嶋イッキュウ:始めてのフルアルバムで、曲数も多かったので、とにかく全部通しても飽きない、一曲一曲をちゃんと伝えれるようにという事に一番苦労しました。歌い方ひとつにしてもそうやし、曲順や曲間も最後の最後までこだわりました。
-- 作品の中でも、特に気に入っている楽曲とその理由を教えて下さい。
中嶋イッキュウ:タラッタラッタ です。
最初から最後までギターの「タラッタラッタラッタラッタ」という7拍子のリフがループしていて、曲中一度も切れないのですが、そのリフが他の演奏や歌によってどんどんドラマチックに聴こえ方が変化していくところです。歌もバラードチックで、後半入ってくるコーラスの王道さがとてもお気に入りで、何度も聞きたくなります。
-- 自分たちの音楽をどんな人に聴いて欲しいですか?
中嶋イッキュウ:老若男女!普段、音楽をそんなに聴かない人にも届けたいし、ちゃんと伝えて行きたいです。
-- 現在のインディーズシーンについて一言お願いします。
中嶋イッキュウ:インディーズもメジャーも関係ないと思うので、自分達が一番やりたいようにやれる環境をいつまでも求めて行きたいです。住めば都!!
-- バンドの1年後の野望を教えてください。
中嶋イッキュウ:世界征服!!!
-- 有難う御座いました!
tricot マジで待望の1stアルバム!!
『T H E』 10月2日発売
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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