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交響曲の誕生〜ヘンデルからハイドンまで

2013年9月27日 (金)

交響曲の誕生〜ヘンデルからハイドンまで
エガー&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック


ホグウッドが設立し、その後マンゼ、エガーと音楽監督がかわっても、新古楽演奏をリードする「アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック」の自主レーベル第1弾です。
 このアルバムのコンセプトは、古典派交響曲が誕生するまでの「シンフォニー」の重要な作品を収録。この時代の音楽は絶えず実験と発展をし続け、新しい音楽を聴衆は求め、作曲家らは新音楽を作曲していきました。ヘンデル[1685-1759]の『サウル』は、オペラとオラトリオが重なる頃に作曲されたもので、実にドラマティックなシンフォニア。フランツ・クサヴァー・リヒター[1709-1789]がマンハイムの宮廷に仕える以前に作曲したシンフォニーは、バロックから古典派へ移ろうという瞬間の端正にまとめられた美しい作品。明快なロココ風の作風をつぎ込んだマンハイム楽派を代表するシュターミッツ[1717-1757]、そして新時代を迎えるにあたってモーツァルト[1756-1791]が8才の時に書いた交響曲。ハイドン[1732-1809]のシュトゥルム・ウント・ドラング期を代表する交響曲。
 エガーは、この時代の典型的なエステルハージ宮のオーケストラ編成(3-3-2-1-1)によって、美しさや柔らかさだけでなく透明なテクスチュアを見いだし、音楽的勢いと感興を導いていきます。
 リチャード・エガーはイギリス出身。ヨーク大聖堂の合唱隊を経て、ケンブリッジ大学でオルガンの奨学生として学び、その後グスタフ・レオンハルトに師事。15世紀のオルガン作品から現代作品まで、チェンバロ、フォルテピアノ、現代のピアノなどあらゆる鍵盤楽器を弾きこなす鍵盤奏者であり、また指揮者としてもバッハから現代作品までなんでもこなす多才な音楽家です。2006年からは、クリストファー・ホグウッドの後任としてAAMの音楽監督に就任、一層の活躍をしています。(AAM)

【収録情報】
・ヘンデル:オラトリオ『サウル』からシンフォニア (1738)
・F.X.リヒター:グランド・シンフォニー第7番ハ長調 (c.1740)
・シュターミッツ:シンフォニア第4番ニ長調 (c.1750)
・モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調 K.16 (1764)
・ハイドン:交響曲第49番ヘ短調 Hob.I:49『受難』 (1768)

 アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
 コンサートマスター:パヴロ・ベズノシウク
 リチャード・エガー(指揮、チェンバロ)

 録音時期:2011年9月21-23日
 録音場所:ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【AAM Records】
AAM(アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック)が独自に立ち上げたレーベルです。
 AAMは1973年の設立以来、DECCAとHARMONIA MUNDIレーベルを中心に300以上のリリースを重ねてきました。しかし、更なる音楽的発展と芸術的発展を期して、ここに新しいレーベルを設立しました。
 最初のリリースは、AAMの音楽監督リチャード・エガーの指揮による『交響曲の誕生』(AAM1)となります。ヘンデルからハイドンに至る時代における、交響曲が誕生するまでを生き生きと音で描いたこのアルバムを皮切りに、今後はバッハのヨハネ受難曲(1724年版)や管弦楽組曲、マタイ受難曲のリリースが予定されています。
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『交響曲の誕生〜ヘンデルからハイドンまで〜ハイドン:受難、モーツァルト:交響曲第1番、他』 エガー&エンシェント室内管

CD 輸入盤

『交響曲の誕生〜ヘンデルからハイドンまで〜ハイドン:受難、モーツァルト:交響曲第1番、他』 エガー&エンシェント室内管

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,970
会員価格(税込) : ¥2,584
まとめ買い価格(税込) : ¥2,227

発売日:2013年10月30日
入荷日未定

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