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2013年11月1日 (金)

ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

来日公演チケット・プレゼントの応募が、11月4日(月)で締め切られます。最後の機会に、ぜひご応募ください!
DCH新規利用者登録で、48時間お試しチケット全員プレゼント&ベルリン・フィル来日公演に抽選6名様ご招待
 この11月、ラトル指揮ベルリン・フィルの来日公演が行われます。デジタル・コンサートホール(DCH)ではそれを記念して、新しく利用者登録をされた読者の方全員に、48時間お試しチケットをプレゼントいたします(登録は無料)。さらに、応募者のなかから抽選で、11月18・19日に行われるサントリー・ホール(東京)での来日公演演奏会に、計6名様をご招待いたします。DCHのお試し視聴+チケット・プレゼントのダブル・キャンペーンです。

応募(利用者登録)方法:
@日本語版DCHの「チケット&クーポン券」のページを開いてください。
A右上の「クーポン券・優待券をお持ちの場合」の空欄に、英字半角でJAPAN2013を入力し、「クーポン券のコードを発信する」をクリック。
B利用者登録のフォームが表示されますので、各欄を入力後、「利用規約に同意します」をチェックして、「登録する」を押します。
C直後にメールアドレスに確認メールが届きますので、中に記載されているリンクをクリックしてください(必須)。

★お試しチケットの有効期間は、最初の映像を観始めた段階でスタートします。来日公演招待プレゼントへの応募は、上記の登録手続きを済ませれば、自動的に完了します。
★48時間チケットのプレゼントは、2013年9月20日より11月30日まで。来日公演招待プレゼントをご希望の方は、11月4日までにご応募ください(48時間チケットのプレゼントは、11月31日まで受けられます。ご利用はおひとり1回のみ)。
★来日公演招待券の当選は、11月9日までに当選者ご本人にご連絡させていただきます。なお、招待券の他人への譲渡・売却はできません。

皆様のご登録、ご応募を心よりお待ちしております。

キャンペーン応募(DCH利用者登録)はこちらから

ベルリン・フィル来日公演2013
 ベルリン・フィルの来日公演が、11月14日から20日にかけて、東京、川崎、名古屋、西宮、大阪の5都市で行われます。指揮は首席指揮者サー・サイモン・ラトル、ソリストは第1コンサートマスター樫本大進が務めます。公演日程・プログラムは以下の通り:

2013年11月14日(木) 18:45開演A
名古屋・愛知県芸術劇場コンサートホール

2013年11月15日(金) 19:00開演A
大阪・フェスティヴァルホール

2013年11月16日(土) 14:00開演B
西宮・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

2013年11月18日(月) 19:00開演A
2013年11月19日(火) 19:00開演B
東京・サントリーホール

2013年11月20日(水) 19:00開演A
川崎・ミューザ川崎シンフォニーホール

プログラムA
シューマン:交響曲 第1番 《春》 
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番( ヴァイオリン:樫本大進)
ストラヴィンスキー:《春の祭典》

プログラムB
ブーレーズ:ノタシオン
ブルックナー:交響曲 第7番

 ベルリン・フィルでは、デジタル・コンサートホールに新規登録される方のなかから、計6名様を11月18・19日、東京・サントリーホールでの演奏会にご招待いたします。詳細は、このページのトップの記事をご覧ください(写真:© Monika Rittershaus)。

招聘元フジテレビ事業部の来日公演公式ウェブサイト

ヴァーチャル・ツアー:フィルハーモニーをネット上で体験
 ベルリン・フィルの公式サイトでは、フィルハーモニーを様々な位置から観ることのできるヴァーチャル・ツアー・ページをスタートしました。
この10月15日に開場50周年を迎えたフィルハーモニーは、世界的に知られる名ホールですが、ヴァーチャル・ツアーの画像は本物とそっくり。また大ホール内部だけでなく、室内楽ホール、外観、ホワイエ等、フィルハーモニー全体が概観できる内容となっています(55の立ち位置が設定可能)。一般の観客が入れないスポンサー・ラウンジ等を一瞥できるのも魅力です。
 フィルハーモニーにいらしたことのある方も、ない方も、楽しめる内容となっています。ぜひご覧ください。

ヴァーチャル・ツアーのページ

 最新のDCHアーカイブ映像

記念演奏会第1弾。セラーズの儀式化「マタイ受難曲」が再演!
2013年10月19日

【演奏曲目】
バッハ:マタイ受難曲

 2010年4月に行われ、絶大な評価を獲得したピーター・セラーズ版《マタイ受難曲》が再演されました。演出家本人により「儀式化」と呼ばれるセミ・ステージ形式の上演は、福音史家がイエス本人という驚きの解釈で、歌手たちの迫真の演技が話題を呼んでいます。同じ舞台が、今回一部キャストを変更して再演されますが、これはフィルハーモニーの50周年を記念する演奏会の第1弾でもあります。ホールの様々な場所に演奏者が配置され、会場の空間を生かした上演形態となっています。
 3年前の上演では、単なるバロック奏法の模倣に留まらないドラマチックな表現が、「ポスト古楽時代の開幕」と評価されましたが、今回の演奏はさらに密度を増したものとなっています。 

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フィルハーモニー50周年演奏会
2013年10月20日

【演奏曲目】
ガブリエーリ:第7および第8旋法によるカンツォーネ
リーム:《イン・シュリフトII》(初演)
ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調第1楽章
クルターク:ピアノと楽器群のための《…幻想曲風に…》
ベルリオーズ:《葬送と勝利の大交響曲》

ピアノ:内田光子
共演:ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員
指揮:サー・サイモン・ラトル

 この晩は、フィルハーモニーの開場50周年を記念する演奏会の中核となりました。会場空間を十全に利用する作品が選ばれており、楽器のグループがホールの様々な場所に配置されています。それにより、客席が舞台を囲むフィルハーモニーの「サラウンド効果」が、より具体的に実現されるコンセプトです。
 ベートーヴェンの《月光ソナタ》は、「ほとんど幻想曲風に」という副題が付いていますが、この曲は、クルタークの《幻想曲風に》と共に内田光子により演奏されました。後者では、ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーが演奏し、この記念演奏会を共に祝います。

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ファミリー・コンサート《ブレーメンの金管音楽隊》
2013年10月26日

【演奏曲目】
バログ:ブレーメンの金管音楽隊

台本・司会:クラウス・ヴァレンドルフ

 グリム兄弟の生誕200周年に合わせ、今シーズンのファミリー・コンサートではグリム兄弟のメルヘンに焦点が当てられます。今回ベルリン・フィルの金管奏者によって上演されるのは、ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリが活躍する、かの有名な《ブレーメンの音楽隊》。シャーンドル・バログの音楽、クラウス・ヴァレンドルフによる台本と司会進行でどうぞお楽しみください。

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記念演奏会第3弾は、《グレの歌》!
2013年10月27日

【演奏曲目】
シェーンベルク:《グレの歌》

ソプラノ:ソイレ・イソコスキ
メゾソプラノ:カレン・カーギル
テノール:ステファン・グールド、ブルクハルト・ウルリヒ
バリトン:レスター・リンチ
語り:トーマス・クヴァストホフ
ベルリン放送合唱団
中部ドイツ放送合唱団
指揮:サー・サイモン・ラトル

 フィルハーモニー50周年祝祭週間の最後に上演された演目は、シェーンベルク作曲の大作《グレの歌》です。デンマークの詩人、イェンス・ペーター・ヤコブセンが1871年にデンマークの伝説をもとに原作を書き上げました。12世紀のヴァルデマール王がある少女に恋をし、自分のグレの城に呼び寄せますが、嫉妬深い王妃に毒殺されてしまいます。愛人を失った悲しみで狂気に陥った王は神を呪い、その罰によって家臣たちと共に成仏できないまま少女を探し求めてさまよう運命に.....。季節はやがて秋となり、王の救済が暗示されます。
 シェーンベルクは1899年にこの物語と出会い、最初は歌曲集として作曲するつもりでした。その1年後、彼はこの悲哀に満ちた精神ドラマを元に長大な作品を作り上げることに決めたのです。まだシェーンベルクが音楽の革命を起こす前の時代でした。こうして出来上がった《グレの歌》は、5人の独唱者、話者、合唱を含む後期ロマン派の壮大な作品となったのです。
 サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルがベルリン放送合唱団、中部ドイツ放送合唱団、ケルンWDR合唱団などの合唱団、さらにソイレ・イソコスキやステファン・グールドといった一流歌手のアンサンブルと共に、万全のキャストでこの上演困難な作品をお届けします。

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 これからのDCH演奏会

来日公演とほぼ同じプロ!プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲には樫本大進登場
日本時間2013年11月3日(日)午前4時

【演奏曲目】
シューマン:交響曲第4番(初演版)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
シューマン:交響曲第1番

 プロコフィエフがヴァイオリン協奏曲第1番を作曲したのは、彼が「ハイドン風」の古典交響曲を書いた頃でした。ほぼ同時期に生まれたこの協奏曲は夢幻的な導入部を持ちますが、やはり古典音楽の響きに影響を受けたものと見ることができるでしょう。ヴァイオリンのソロを担うのは、当団第1コンサートマスターの樫本大進。非ロマン的な性格と精妙な響きを併せ持ったこの作品をどのように披露するか期待が高まります。
 プロコフィエフの協奏曲の前後に、ロマン派を代表するシューマンの2つの交響曲が並びます。交響曲第1番《春》は、アドルフ・ベドガーの詩に霊感を受けて書かれたといわれ、「人々を自分の過去へと誘い、年が巡る度に驚きをもって喜ばせる、春への強い思いの中で書いた」とシューマンは語っています。1841年3月31日、メンデルスゾーンの指揮により行われたこの作品の初演は輝かしい成功を収め、シューマンは続けてニ短調の交響曲を書き上げました。これが、改訂後の1853年に出版された関係で第4番作品120として知られる作品です。どちらの版が優れているかについては、今日でも意見が分かれるところですが、サー・サイモン・ラトルは上演が稀な1841年の初稿版を選びました。その透明な響きから、ブラームスも初稿版を好んでいたと言われています。後半のシューマンの交響曲第4番以外、11月の日本ツアーと同プログラムの当公演をどうぞお楽しみください。

生中継:日本時間2013年11月3日(日)午前4時

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 アーティスト・インタビュー

【フィルハーモニー50周年特集】
ルドルフ・ヴァインスハイマー(元ベルリン・フィル・チェロ奏者)
「このホールは、舞台から客席を見ると、本当にワインヤードのように見えます。お客さんは葡萄です。オーケストラの素晴らしい音を聞くと、葡萄が喜ぶ、という感じです」

フィルハーモニー50周年演奏会
2013年10月20日

【演奏曲目】
ガブリエーリ:第7および第8旋法によるカンツォーネ
リーム:《イン・シュリフトII》(初演)
ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調第1楽章
クルターク:ピアノと楽器群のための《…幻想曲風に…》
ベルリオーズ:《葬送と勝利の大交響曲》

ピアノ:内田光子
共演:ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員
指揮:サー・サイモン・ラトル

本インタビューは、フィルハーモニーの50周年演奏会に際して、カラヤン時代のチェロ奏者、ルドルフ・ヴァインスハイマーに、フィルハーモニー開場当時の様子を聞いたものです。建造中の裏話や、音響についての証言に富む内容となっています。
 話題の中心となるのは、ドイツの代表的現代建築家ハンス・シャルーンの建築について。そして、完成当初のフィルハーモニーの音響についてです。とりわけ音響が当初あまりよくなかった、という証言には、耳をそば立たせられます。

ルドルフ・ヴァインスハイマー
 私が1956年にオーケストラに入ったときは、ベルリン芸術大学のホールで演奏をしていました。当時は、ロッカーも楽屋も何もありませんでした。衣装ケースに全てが入っていて、それがロッカー代わりだったのです。当時はダーレムのプロテスタント教会のホールがリハーサル室でしたが、そこでリハーサルをした以外には、オケのホームグランドはなかったのです。
 それゆえ、フィルハーモニーができた時は、絶大な変化でした。ここは広くて、練習室から控え室まで何でもありました。皆がロッカーを持っていて、自分のものが保管できましたし、何より食堂があった。ですから仕事する環境としては、フィルハーモニーができて、非常に改善したのです。
 フィルハーモニーの建築そのものについてですが、これは実際に建つまで大議論でした。大体、どこに建てるのかが問題でした。保守的な人々は、「町のなかでなければいけない」という意見でした。ヨアヒムスタール通り(ツォー駅の付近)という案も出されていました。しかしハンス・シャルーンが町の外、つまりティアガルテン地区を提案したのです。
 どのようなホールにするか、ということには、あらゆる人が口を出して、想像を絶する議論が行われました。当然、建築家たちも色々なデザインを提出しました。なかには、昔風のコンサートホールもありましたが、シャルーンの案は突出してユニークだったのです。そしてそれが最終的に採用されました。カラヤン自身がこの案を支持したこと、が大きかったと思います。彼はシャルーンの唯一無二のデザインに、心服していたのです。我々は皆、非常に興奮し、この案を採用することを全員一致で決定しました。工事が始まったのは1960年9月19日でした。そして先ほど言ったとおり、場所はティアガルテン、つまりベルリンの真ん中の位置となりました。

 私はシャルーンを個人的に知っていました。建築が進められている間、私は月一度は必ずここに来て、工事の様子を伺っていました。シャルーンとも、何時間にわたって話しました。彼が考えていたことは、非常に革命的でした。コンサートホールで、聴衆がオーケストラを囲んで座る、などというのは、それまで誰も思いつかなかったのです。しかし最初の演奏会は、私個人にとっては大失敗でした。というのは、開場コンサートの4日前に工事現場でシャルーンと話した時、材木の上に座ったのですが、その上には釘が打たれていたのです。私はそこに勢いよく座ってしまい、大怪我してしまったのでした。
 最初のセレモニーで演奏されたのは、ブラッハーの開場ファンファーレ、ハイドンの弦楽四重奏曲、「レオノーレ第3番」でしたが、それと開幕演奏会の「第9」を、私はどうしても演奏したかった。それで妻に頼んでお鍋を探してもらい、傷に触れないように鍋に座って弾きました。ちなみにその時に座ったのは、この今座っている(同じモデルの)椅子です。その後30年間ずっと座り続けました。というのは、非常に弾きやすかったからです。これは「ヴァインスハイマー椅子」と呼ばれ、演奏会の時にはいつも持ってきたのです。ただ、「第9」そのものの印象は、このお尻の問題だけで、どのような演奏だったか、というようなことまでには考えが及びませんでした。一楽章ごとにやっとの思いで弾いて、終わったときは本当にほっとしました。
 演奏会そのものは、一大イベントでした。世界中の有名人が来ていました。同じ日には、コンラート・アデナウアー(ドイツの初代首相)が辞任しましたが、彼が来ていたかは覚えていません。ただ、音響には失望させられました。はっきり言って、ダメだったのです。演奏会の前には、音響を調整しようと様々な試みがされ、反射幕を張り替えるなどの作業が行われましたが、実際のコンサートでは問題でした。その後、我々が望んでいるような音響になるまでには、数ヵ月、数年の時間が必要でした。もちろん今日でも、オーケストラの後ろに座っているお客さんは、協奏曲のソリストの音がよく聴こえないという問題があります。しかし、それ以外は素晴らしい音響です。このホールは、舞台から客席を見ると、本当にワインヤードのように見えます。お客さんは葡萄です。オーケストラの素晴らしい音を聞くと、葡萄が喜ぶ、という感じです(笑)。

 フィルハーモニーは、分断された東西ドイツの境界線に立っていました。私は非常にシンボリックだったと思っています。というのは、この建物は黄色い光によって、ポジティブな雰囲気を放っていたからです。フィルハーモニーがオープンした年には、ベルリンの壁が建てられたわけですが、厳重に警戒網が敷かれた境界線は、フィルハーモニーから毎日見えたのです。それだけに1989年に壁が開いた時は、本当に驚きました。フィルハーモニーの希望の光が現実になったからです。
 壁開放の直後、バレンボイムが「東ドイツの住民のためにコンサートをやらないか」と提案しました。そして、2000人の人々が初めてフィルハーモニーにやってきたのです。我々は皆感動して、涙しました。音楽によって人々が「統一」されたことは、私の人生のなかでも、非常に特別な瞬間でした。エモーショナルな意味では、もっとも忘れがたい演奏会でした。音楽が人々を結びつける、ということに、深く動かされたのです。カラヤンは1960年の礎石式で「フィルハーモニーが人々の間において、調和と平和の発信地になることを願う」と挨拶しましたが、それが現実になったのです。

この演奏会を聴く!

 ドイツ発最新音楽ニュース

本コーナーでは、ドイツおよび欧米の音楽シーンから、最新の情報をお届けします。

プーチン大統領がラフマニノフの別荘を購入
 『フランス・ミュジク』誌によると、プーチン露大統領が、スイス、フィアシュテッター湖畔にあるラフマニノフの別荘を購入したという。
 別荘が立っているのは、ルツェルンから湖を南東に10キロほど進んだ対岸にあるヘルテンシュタイン。プーチン大統領は、この別荘が売りに出されていることをロシア人音楽家たちから知り、「ロシア民衆のために」購入を決意したという。
 購入価格は1800万フラン(約19億8千万円)といわれ、プーチン大統領はこれをチェックで支払った。この「セナール荘」には、ラフマニノフ自身のピアノと様々な歴史的資料が残されている。別荘は1930年に建てられたが、ラフマニノフは第2次世界大戦の勃発と共に、ここを離れている。

インキネンがニュージーランド響のポストを延長
 日本フィルの首席客演指揮者を務めるピエトリ・インキネンが、ニュージーランド響との音楽監督の契約を2014/15年シーズン末まで延長するという。
 インキネンはこのポストに2008年に就いている。今シーズンはベートーヴェンの交響曲全曲を上演する予定だという。

次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2013年11月29日(金)発行を予定しています。
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