【HMVインタビュー】平賀さち枝『ギフト / いつもふたりで』

2013年11月6日 (水)

発売されるやいなや瞬く間に旋風をまき起こした2011年の傑作デビューアルバム『さっちゃん』、その翌年に発売されポップな側面を打ち出したミニアルバム『23歳』に続き、まさに待望と呼ぶにふさわしい平賀さち枝のダブルA 面ニューシングルが遂に発売決定！！

--- 前作『23歳』から１年半ぶり、新曲４曲収録のシングル『ギフト / いつもふたりで』がリリースされます。これまでのイメージを超えて、新しいフェースを迎えたような作品となっていますが、この１年半で何か大きな変化はありましたか？

●夢や希望のようなものに自分は惹かれていったし、日々の中で出会った世間の明るい部分に自分自身がたくさん助けられていました。自分のつくった歌に関して、自分の手の中を飛びだして、みんなのものになってほしいという思いが強くなりました。

--- 収録曲の中でも、ポップで軽快なタイトル曲「ギフト」は特に新境地を感じさせる楽曲です。この曲が完成した背景を教えて下さい。

●お酒で失敗した出来事を歌いました。結構周りに迷惑をかけてしまったので、自己嫌悪になってしまったんです。消えたい、、いやでも、、生きたい、、みんなあの時のみっともない私の姿を早く忘れてね、、、時が解決してくれるはずだよね、、と、自分を励ますためにかいた曲です。

--- ギフトは、贈り物・才能など様々な意味がある言葉ですが、この曲のタイトル「ギフト」にはどのような思いがこめられていますか？

●自分にとって辛い出来事(当時はそのお酒事件のこと)がふりそそぎ、まぁ自分のまいた種なのですが、そんな経験からもこうやって私はメロディーや歌詞を天からもらって曲がかけている。神さまからのおくりものだなーと単純に思ったので、「ギフト」というタイトルをつけました。

--- 一方、両A面もう一つのタイトル曲「いつもふたりで」では、平賀さち枝らしいとも言える、歌心溢れる一曲になっています。情景が浮かんでくるような歌詞の内容ですが、このような楽曲は具体的な場所やシチュエーションを思い浮かべながら書くのでしょうか？

●思い浮かべるというよりは、この曲はただの自分の日記です。

--- 「ハイウェイ」「四季の唄」は、シンプルな演奏に唄が映える柔らかい楽曲。ヴォーカルの感じも以前よりもハリがある様に感じますが、何か意識することはありましたか？

●意識みたいなものはあまりなくて、歌に関しては、歌いたいようにやりました。林くんと２人で演奏する感じがとても楽しかった。

--- 「四季の唄」は、踊ってばかりの国下津光史の作詞/作曲による楽曲です。どのような気持ちで歌いましたか？

●曲にそって、あたたかい気持ちで唄いました。曲じたいも普遍的で、心に入ってきやすいメロディーと歌詞だったので、みんなの歌になれー！と思っています。

--- 録音には、oono yuuki、シャンソンシゲル、池上加奈恵（はこモーフ、王舟、真黒毛ぼっくす）、中川理沙（ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり）、林宏敏（踊ってばかりの国）が参加しています。レコーディング作業はどのような雰囲気でしたか？

●それぞれ忙しい人たちなんで、その時できることをやって、判断する、みたいな作業でした。

--- 最近はまっている事は？

●引っ越しをしたので日々の生活におわれています。
歌以外でやることといえば、家事とか散歩しかないです。

--- 生まれた頃の時代（80年代）の音楽や文化に興味はありますか？

●美空ひばりさんとかは好きで結構聴いたりしていました。
当時の音楽は、わかりやすくて、やさしくて、とても好きです。

--- 今後どのようなアーティストになっていきたいですか？

●自分でやりたいことを常に自分で認識すること、それで周りのひとたちを大規模に巻き込んでいけたら最高だと思います。

--- 最後に、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします！

●いままでの私の音楽を聴いてくれた人たちに対しては、愛を込めてもっと裏切っていきたい。はじめてわたしを知ってくれた人たちに対しては「どうぞよろしく！」と言いたい！

　平賀さち枝『ギフト / いつもふたりで』[2013年11月13日]

【先着特典】ポストカード (TYPE B)

※特典は無くなり次第終了となります。ご購入前に必ず商品ページにて特典の有無をご確認下さい。

輝きに満ちたタイトル・トラック「ギフト」を中心に、セルフ・プロデュースにより録音された書き下ろしの新曲、全4 曲を収録。 M-1.「ギフト」は、バンド編成で録音された、彼女の新境地を感じさせる軽快で疾走感あふれる爽やかなポップ・ナンバー、M-2.「いつもふたりで」は「さっちゃん」から続く彼女の歌心のひとつの到達点とも言える切なく甘いミディアム・チューンでこちらも「ギフト」と同じくバンド編成で録音されている、M-3.「ハイウェイ」はスローテンポながら夏の空気のような清々しさを感じさせる柔らかな佳曲、M-4.「四季の唄」は「踊ってばかりの国」の下津光史の作詞/作曲による楽曲でスチールギターが効果的に配され今までにない新鮮な魅力を発している。録音には、oono yuuki、シャンソンシゲル、池上加奈恵（はこモーフ、王舟、真黒毛ぼっくす）、中川理沙（ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり）、林宏敏（踊ってばかりの国）が参加。それぞれの楽曲が、どれひとつとして同じではなく、確かなソングライティングとヴォーカリストとしての成長、平賀さち枝がアーティストとして新たなステージに立ったことを高らかに告げる、これまでのイメージを大幅に超える、シングルながら全体を通して聴きごたえのある充実の作品がここに完成した。

『ギフト / いつもふたりで』収録楽曲

01. ギフト
02. いつもふたりで
03. ハイウェイ
04. 四季の唄

平賀さち枝(ひらがさちえ)

岩手県出身。2009年に作詞、作曲、ギターをはじめる。ギターが弾けずアカペラなどでライブ活動を開始。数ヵ月後にはギターを弾きなから歌うようになる。ファーストアルバム『さっちゃん』を2011年4月にkitiよりリリース。アルバム『さっちゃん』は各所で2011年のベスト・アルバムに選ばれるなど、現在もロングセラーを続けている。
2012年4月、ファーストミニアルバム『23歳』をリリース。
2013年3月～4月にかけて全国12か所をめぐる「平賀さち枝春まねきワンマンツアー」を開催。
以降、全国でのライブ活動を続けている。

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