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2013年11月13日 (水)

ブルックナー:交響曲第5、7、8、9番(4CD)
ベイヌム&コンセルトヘボウ管弦楽団


第5番は1959年3月12日ライヴ録音。心臓発作で急逝する1ヶ月前の演奏ですが、雄大なスケールの中に力強く展開される音楽からは、気力充実したベイヌムの姿しか感じられません。実演ならではの素晴らしい演奏内容です。
 第7番は1953年スタジオ録音。デッカによる解像度高いレコーディング。動的かつ引き締まったフォルムが魅力的な演奏。
 第8番は1955年スタジオ録音。モノラルですが非常に聴きやすい音質。コンセルトヘボウの副指揮者就任演奏会の演目にも選んでいた8番だけに、どこをとっても堂に入ったアプローチで、推進力に富む演奏に、決まりまくるティンパニの自在な名人芸が華を添えています。ハース版。
 第9番は1956年スタジオ録音。モノラルですが聴きやすい音質。8番同様、たいへんにダイナミックな演奏で、晦渋なアプローチとは正反対のノリの良さがとても魅力的です。

【ベイヌム・プロフィール】
メンゲルベルクの後任としてコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督となったエドゥアルド・ファン・ベイヌムは、1901年9月3日、オランダのアーネムに誕生しています。幼い頃からヴァイオリンとピアノを学んでいたベイヌムは、16歳でアーネム管弦楽団に入団し、ヴィオラ奏者として活動する一方、指揮の勉強も始め、アムステルダム音楽院では、ピアノ、ヴィオラ、作曲を学んでいます。
 ベイヌムは19歳の時にピアニストとしてデビューしていますが、並行して各地のアマチュアのオーケストラや合唱団の指揮を始め、ほどなく指揮者に転向します。
 プロとしての指揮者デビューは25歳の時で、同年、ハールレム交響楽団の常任指揮者に就任。1929年には、コンセルトヘボウ管弦楽団への客演デビューが大成功を収め、1931年にはメンゲルベルクの招きにより、同楽団の副指揮者となって活動を展開、1938年からはメンゲルベルクとともに正指揮者として同楽団の指揮にあたり、1945年にメンゲルベルクが戦犯として追放されると、ひとりで同楽団の高い水準を維持、各地の演奏会でも成功を収めることとなります。特にロンドンへの引っ越し公演は大成功で、これがきっかけで1949年からはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を兼任することとなり(1951年まで)、さらに1954年にはフィラデルフィア管弦楽団に客演してアメリカ・デビューでも大成功を飾り、同年、コンセルトヘボウ管弦楽団を率いてのアメリカ・ツアーでも大きな成功を収め、それを機に1956年からはロサンゼルス・フィルの常任指揮者を兼任することとなりました。
 しかし、もともと病気がちだったベイヌムにとっては、こうした激務はこたえたようで、晩年には心臓疾患となってしまい、1959年4月13日には、アムステルダムでのブラームス交響曲第1番のリハーサル中に心臓発作で倒れてしまいます。まだ57歳という指揮者としては働き盛りの年齢でした。(HMV)

【収録情報】
ブルックナー:
1. 交響曲第5番変ロ長調
2. 交響曲第7番ホ長調
3. 交響曲第8番ハ短調
4. 交響曲第9番ニ短調

 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)

 録音時期:1959年3月12日(1)、1953年5月(2)、1955年6月(3)、1956年6月(4)
 録音場所:アムステルダム
 録音方式:モノラル(セッション:2-4、ライヴ:1)
 音源:オランダ放送(1)、DECCA(2)、PHILIPS(3,4)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響曲第5番、第7番、第8番、第9番 ベイヌム&コンセルトヘボウ管弦楽団(4CD)

CD 輸入盤

交響曲第5番、第7番、第8番、第9番 ベイヌム&コンセルトヘボウ管弦楽団(4CD)

ブルックナー (1824-1896)

ユーザー評価 : 4.5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥3,190
会員価格(税込) : ¥2,775
まとめ買い価格(税込) : ¥2,392

発売日:2013年12月13日
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