R.シュトラウス：管弦楽曲、協奏曲集（７ＣＤ）

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2013年12月7日 (土)

リヒャルト・シュトラウス
管弦楽曲、協奏曲集（７ＣＤ）

2014年、R・シュトラウスの生誕１５０年を記念して、RCA Red Sealとソニークラシカルに残されたシュトラウスの主要オーケストラ曲の歴史的名演をＣＤ７枚にコンピレーションしたボックス。ライナー＆シカゴ響にとって最初のステレオ・セッションとなった『ツァラトゥストラ』『英雄の生涯』の記念碑的録音に始まり、スピーディーで歯切れが良く骨格のしっかりとした鍛えられたアンサンブルが聴き所のセルの『ドン・ファン』と『ティル』、モントゥーとサンフランシスコ響による濃厚・芳醇な『死と浄化』など、アナログ時代の代表的名演を網羅しつつ、ルイージ＆ドレスデン・シュターツカペレ、アバド＆ベルリン・フィル、マゼール＆バイエルン放送響といった、デジタル時代の新しい名盤も投入し、シュトラウスが描いた音楽のドラマを鋭くえぐり出しています。巧みな棒さばきで優秀なオーケストラから明晰かつ怜悧な音楽を引き出した新旧の名演の数々を堪能できる、巧みな選曲が見事です。（SONY/RCA）

【収録情報】
Disc1
R.シュトラウス：
・交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30
・交響詩『英雄の生涯』 Op.40
　シカゴ交響楽団
　フリッツ・ライナー（指揮）
　録音：1954年（ステレオ）

Disc2
・交響詩『ドン・ファン』 Op.20
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
　クリーヴランド管弦楽団
　ジョージ・セル（指揮）
　録音：1957年（ステレオ）

・交響詩『死と浄化』 Op.24
　サンフランシスコ交響楽団
　ピエール・モントゥー（指揮）
　録音：1960年（ステレオ）

・メタモルフォーゼン（23の独奏弦楽器のための） Op.142
　ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
　ルドルフ・ケンペ（指揮）
　録音：1968年（ステレオ）

Disc3
・交響詩『マクベス』 Op.23
　バイエルン放送交響楽団
　ロリン・マゼール（指揮）
　録音：1998年（デジタル）

・交響的幻想曲『イタリアから』 Op.16
　シュターツカペレ・ドレスデン
　ファビオ・ルイージ（指揮）
　録音：2008年（デジタル）

Disc4
・交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35
・ロマンスヘ長調
　スティーヴン・イッサーリス（チェロ）
　バイエルン放送交響楽団
　ロリン・マゼール（指揮）
　録音：2000年（デジタル）

・ブルレスケニ短調 Op.85
　マルタ・アルゲリッチ（ピアノ）
　ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
　クラウディオ・アバド（指揮）
　録音：1992年（デジタル／ライヴ）

Disc5
・家庭交響曲 Op.53
・『町人貴族』組曲
　シカゴ交響楽団
　フリッツ・ライナー（指揮）
　録音：1956年（ステレオ）

Disc6
・アルプス交響曲 Op.64
　バイエルン放送交響楽団
　ロリン・マゼール（指揮）
　録音：1998年（デジタル）

・『サロメ』より「7枚のヴェールの踊り」
　インゲ・ボルク（ソプラノ）
　シカゴ交響楽団
　フリッツ・ライナー（指揮）
　録音：1954年（ステレオ）

Disc7
・オーボエ協奏曲ニ長調 AV.144
　ジモン・フックス（オーボエ）
　チューリッヒ･トーンハレ管弦楽団
　デイヴィッド･ジンマン（指揮）
　録音：2002年（デジタル）

・クラリネットとファゴットのための二重コンチェルタンテ
　ポール・メイエ（クラリネット）
　クヌート・ソンステヴォル（ファゴット）
　ニュー・ストックホルム室内管弦楽団
　エサ＝ペッカ・サロネン（指揮）
　録音：1987年（デジタル）

・ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11
　マイロン・ブルーム（ホルン）
　クリーヴランド管弦楽団
　ジョージ・セル（指揮）
　録音：1961年（ステレオ）

・ホルン協奏曲第2番変ホ長調 AV.132
　ノルベルト・ハウプトマン（ホルン）
　ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
　ズービン・メータ（指揮）
　録音：1994年（デジタル）

　新リマスタリング（ベルリン、b-sharpスタジオ）
　このセットにはブックレットは付いておりません。