無人島～俺の10枚～【skillkills 編】

2014年1月16日 (木)

最も煙たいアヴァン・ヒップホップ・レーベル〈BLACK SMOKER〉より2枚のアルバムをリリースし、濃い～リスナーの耳を捉えている異色のオルタナティヴ・ロック・バンド skillkills。遂に自身のレーベル「ILLGENIC RECORDS」を立ち上げこの3rd album『ILLGENIC』をリリース！超絶異次元！！！2014年1発目の衝撃！

『ILLGENIC』 skillkills　[2014年1月22日発売]

【初回特典】　MIX CD-R

※こちらの特典はお付けしてない店舗もございます。
※ 特典は無くなり次第終了となります。ご購入前に必ず商品ページにて特典の有無をご確認下さい。

未開拓の領域を進み続け、他の追随を許さないレベルに突入したSKILLKILLS。自身のレーベル「ILLGENIC」より3rdアルバムが完成!!

『ILLGENIC』収録楽曲

01． (((())))
02． Chewing Gum
03． Don't Think
04． G.S.K.P.
05． Debut
06． Electric Dandy Band
07． Hoodie Hoodie Men
08． Chi-Pa-Pa
09． 24-7

skillkills プロフィール

アヴァン・ヒップホップ・レーベル〈BLACK SMOKER〉より2枚のアルバムをリリースしたオルタナティヴ・ロック・バンド。スグルスキル（bass）、リズムキルス（drums）、マナブスギル（Vo,Gt）、ヒカルレンズ（key）の４人編成。ポスト・パンク、アヴァンギャルド、ガレージ・ロック、ヒップホップを呑みこんだ、踊れるようで踊れない、踊れないようで踊れるプリミティヴなサウンドを展開する。BLACK SMOKER周辺をはじめ、ＺＡＺＥＮＢＯＹＳやmouse on the keys、ジム・オルークやLOSTAGEからTHA BLUE HERB、Ametsubや空間現代まで広く共演、現在もあらゆるイベントで衝撃を与え続けている。

無人島～俺の10枚～【skillkills 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島～俺の10枚～” ！！なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます！ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です！今回のお客様は、未開拓の領域を進み続け、他の追随を許さないレベルに突入、自身のレーベル「ILLGENIC」より3rdアルバムをリリースするskillkillsが登場！BLACKSMOKERの香り漂うロックバンドが選ぶ作品とは？今回は、skillkillsにおいて低音を操るベーシストであり、サウンドの大部分を作り上げているコンポーザーであるGuruConnect a.k.a HIRONAKASUGURUに10枚、バンドメンバーに10枚の計20枚選出特別編！

無人島～俺の10枚～過去のArchiveseはこちら！

GuruConnect a.k.a HIRONAKASUGURU 選

Red Hot Chili Peppers 「Blood Sugar Sex Magic」

無人島に持っていくならストイックに初期衝動の作品を持っていって、初心を思い出しながら生きていきたいと思うので、まずはこれを。ベース始めるきっかけでした。今聴いても全体通してバランスとれてる名盤だと思います。

BOREDOMS 「Pop Tatari」

なぜか山口県の本屋のCDコーナーにあったので高校のとき買ってぶっ飛ばされました。当時はよくわからなかったけど得体の知れないパワーがあったのですり切れるほど聴きました。自分の音楽脳はある程度はこれで作られました。

D’Angelo 「Voodoo」

今の自分のベースプレイ、曲作り・演奏時のグルーヴの出し方、かなり影響受けました。

DICK EL DEMASIADO 「SIN PUES NADA」

ずっとバンドやってきて、これ聴いて自分もソロでもトラック作れるなと思わせてくれた１枚。トロピカルなので無人島にも合うね。

V.A. 「Music of Nat Pwe: Folk & Pop Music of Myanmar 3」

色々聴きすぎて何聴けばいいか分からなくなった時にたまたま見つけてブッ飛ばされて虜になりました。ここからアメリカ、ヨーロッパ以外の国の音楽にドップリとつかるようになりました。儀式的サウンドなんで無人島でそういう気分になってもgood!

PARLIAMENT 「Mothership Connection」

島に飽きたら宇宙船で連れて行って欲しいね。黒いグルーヴで宇宙まで。

Gilberto Gil　「1969」

この時期のブラジルものは何聴いても好みなんですが、特に好きなこれを。

Carlton & The Shoes 「LOVE ME FOREVER」

無人島が南国ならレゲエは一枚持っていきたいよね。ってことで甘いやつを１枚。でも人恋しくなりそうです。

Archie Shepp 「Attica Blues」

初っ端の血管ブチ切れソウルが最高！テンション高い曲からchillな曲までドス黒さをまき散らしている名作。未だによく聴いてるので無人島持っていくでしょうねこれは。

勝新太郎「ザ・マン・ネバーギブ・アップ」

最後はやっぱこれ。人間的に最も尊敬する男。本当は12枚組boxだけでもいいかと思ったけど10枚超えちゃってるので、１枚に絞るならこの温泉いらずのぬるま湯A.O.Rで無人島でも風呂要らずで過ごせるね！

リズムキルス、マナブスギル、ヒカルレンズ選

山下洋輔トリオ「キアズマ」

何で無人島に居るのか？とか、どうでもよくなるような圧倒的な音を、圧倒的なスピードでアルバムが終わるまでひたすら聴かされます。細かい感想とかないです。最高です。

（リズムキルス）

Miles Davis 「Four&More」

とにかく速いです、というより実際よりかなり速くやってるように聴かせられます。完全にドラマー目線の感想で申し訳ないですが、この時のTony Williams 素晴らしいです。

（リズムキルス）

Billy Cobham 「Spectrum」

この作品を録った時、全員テンションが凄く良くて、やる気も凄くて、更に多分身体の調子も良かったのではないでしょうか。そんなことを思います。一曲目の頭からぶっ飛ばしてきます。これほどまでモチベーションの高さを感じさせ、前ノメリなドラミング、他ではなかなか聴けないのではないでしょうか。それも一流ドラマーの。ドラムソロも盛り沢山、名盤です。

（リズムキルス）

V.A. 「Tibet:Songs From Exile」

完全にスピード感ゼロです。むしろ時間が止まってしまったんじゃないかと錯覚するほど、気づいたらアルバム一周していて、ちゃんと聴いたか聴いてないかもあやふやです。このアルバムが誰の作品なのかとか俺は全く知らないけど、無人島で聴いたら確実に泣きます。素晴らしい作品です。

（リズムキルス）

秋山徹次「獄門逝きの十三号線、雷舞院刀狂」

アコースティックとエレキギターのソロライブ音源。前半はアコギでの架空映画のサウンドトラック、後半はフルテンに歪んだエレキで必要以上にミニマル且つACIDなBOOGIE炸裂。ハードボイルドにブッ飛んだ一枚。

（マナブスギル）

HIBAHIHI＋SILENTPOETS001 「HIBAHIHI＋SILENTPOETS001」

高校の時に受けた衝撃。カッコ良ければ何でもいい。

（マナブスギル）

半野喜弘　「エスキス１９９６」

1996年制作の人工楽園音楽、辛い二日酔いにも効果覿面。快適な常温。

（マナブスギル）

Joni Mitchell 「Clouds」

そこにはシンガーソングライターの完成形があった。ドス黒く塗り固められた雲の中へ誘う冒頭のギター、そして本編に入っていくにつれ一筋の閃光がそれを切り裂いていくような、とてもシンプルなファンタジー。好きだ

（ヒカルレンズ）

Bill Evans Trio 「Waltz For Debby」

言わずと知れたジャズトリオ不朽の名盤。あまりにも美しすぎるその演奏の傍らには、常に生と死が同居するかのような、そんな印象を受ける。その風貌とは正反対に破滅的な人生を歩んだビル・エバンス。早逝の天才ベーシスト、スコット・ラファロ。美しく時を刻んでゆくポール・モチアン。 3人が渾然一体となり織り成すこのワールドを体感せよ。

（ヒカルレンズ）