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古楽器などを配した響きの探究

2014年1月28日 (火)

エストニアの作曲家ヘレナ・トゥルヴェの作品集
古楽器などを配した、響きのスペクトルへの探究


エストニアのタルトゥで生まれ、タリンの音楽高校でAlo Poldmaeの指導を受け、その後は1989年から1992年までエストニア音楽大学でエリッキ=スヴェン・トゥールに作曲を学んだというヘレナ・トゥルヴェ。その後はグレゴリオ聖歌の研究を行う傍ら、ジェルジ・リゲティとマルコ・ストロッパの講習に参加するなど、精力的にその才能を伸ばし続けています。彼女の作風は音と響きに重点を置くもので、リズム中心の新古典派の伝統とは一線を画しており、その音楽からは響きのスペクトルと、彼女が愛するグレゴリオ聖歌の敬虔なる雰囲気が漂います。
 今回のアルバムでは、新しい響きを求める彼女らしく、カウンター・テナーや古楽器などを配した曲がとりわけ目を引きます。ジョルディ・サヴァールの娘で歌手、古典ハープ奏者でもあるアリアンナ・サヴァールも参加して、幽玄で捉えどころのない響きに身を委ねる快感に満ちた1枚です。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
トゥルヴェ:
・Reyah hadas 'ala(2005 声楽と古楽アンサンブルのための)
 シャルル・バルビエ(カウンターテノール)
 タニエル・キリカル(カウンターテノール)
 ヴォックス・クラマンティス
 アンサンブル・ホルトゥス・ムジクス
 ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)

・silences / larmes(2006 ソプラノ、オーボエ、パーカッションのための)
 アリアンナ・サヴァール(ソプラノ)
 リーヴォ・カラスマー(オーボエ)
 ヘレナ・トゥルヴェ(風鈴)

・L'Equinoxe de l'ame(2008 ソプラノ、ハープ、弦楽四重奏のための)
 アリアンナ・サヴァール(ソプラノ、ハープ)
 HYYD四重奏団
 ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)

・Arboles lloran por lluvia(2006 声楽とニッケルハルパのための)
 アリアンナ・サヴァール(ソプラノ)
 タニエル・キリカル(カウンターテノール)
 ヴォックス・クラマンティス
 ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)

・Extinction des choses vues(2007 管弦楽のための)
 エストニア国立交響楽団
 オラリー・エルツ(指揮)

 録音時期:2009〜2010年
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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トゥルヴェ作品集 ヤーン=エイク・トゥルヴェ&ヴォックス・クラマンティス、アリアンナ・サヴァール、エルツ&エストニア国立響、他

CD 輸入盤

トゥルヴェ作品集 ヤーン=エイク・トゥルヴェ&ヴォックス・クラマンティス、アリアンナ・サヴァール、エルツ&エストニア国立響、他

トゥルヴェ、ヘレナ(1972- )

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まとめ買い価格(税込) : ¥2,227

発売日:2014年02月21日
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