インバル＆都響／ マーラー第７番 マーラー・ニュースへ戻る

2014年2月12日 (水)

マーラー：交響曲第７番『夜の歌』
インバル＆東京都交響楽団
新マーラー・ツィクルス　第７弾
現代のマーラー演奏の最高峰がここに！

インバルのマーラー第7番は、CDではこれまでに、1986年にセッション録音されたフランクフルト放響との演奏と、2011年にライヴ録音されたチェコ・フィルとの演奏がリリースされています。
　この『夜の歌』は、様々な素材が、あるときは大胆にあるときは繊細に変容を遂げることで全体が構成されると言う、並列的・接続的・即興的なスタイルが特徴ともいえる作品で、それまでの論理的展開と帰結を志向した交響曲の一般常識からはかけ離れたものとして受け止められてきました。
　今回は現在のインバルの巨匠ぶりのすごさを改めて認識させる最新録音で、この作品のアニミズム的な雰囲気さえ感じさせるディテールの面白さを、マーラー経験を数多く蓄積し、現在では日本随一のマーラー・オーケストラとなった東京都交響楽団の高度な実力を借りて巧みに描いています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
・マーラー：交響曲第7番ホ短調『夜の歌』

　東京都交響楽団
　エリアフ・インバル（指揮）

　録音時期：2013年11月8日、9日
　録音場所：横浜みなとみらいホール、東京芸術劇場
　録音方式：ステレオ（DSD）
　SACD Hybrid
　2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)