ヴェルザー＝メスト２度目のアルプス交響曲 Ｒ．シュトラウス・ニュースへ戻る

2014年4月13日 (日)

リヒャルト・シュトラウス：アルプス交響曲
ヴェルザー＝メスト＆バイエルン放送交響楽団

ヴェルザー＝メスト２度目のアルプス交響曲。１度目は2005年にマーラー・ユーゲント・オーケストラを指揮したウィーンのムジークフェラインザールでのライヴ録音だったので、今回、2010年のバイエルン放送交響楽団とのヘルクレスザールでの演奏とは5年違いということになります。
　１度目の演奏は、若者のオーケストラを指揮した45分の快速演奏としても知られており、今回、伝統ある有名オーケストラを指揮した演奏ではどのようなアプローチの違いがあるか非常に興味深いところです。
　組み合わせは、アルプス交響曲完成の3年後に作曲され始めたオペラ『インテルメッツォ』からの4つの交響的間奏曲というものです。夫婦間のドタバタと喧嘩・仲直りを描いたオペラのエッセンスを抜き出したもので、シュトラウス円熟期の巧みな曲づくりが聴きものとなっています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
R.シュトラウス：
1.　アルプス交響曲 Op.64
2.　歌劇『インテルメッツォ』から4つの交響的間奏曲 Op.72（出発前の騒動とワルツの情景／暖炉の前の夢／カードゲームのテーブルで／更に元気な決断）

　バイエルン放送交響楽団
　フランツ・ヴェルザー＝メスト（指揮）

　録音時期：2010年4月29-30日（1）、2013年2月12日（2）
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）