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フリエンド/メンデルスゾーン『スコットランド』 SACDニュースへ戻る

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2014年6月26日 (木)

ナチュラル・ホルンが美しく響く
フリエンドによるこだわりのメンデルスゾーン第2弾


フリエンド指揮、ネザーランド交響楽団によるメンデルスゾーンの第2弾。フリエンド(フリエントとも)は楽器の採用や楽譜にいつもこだわりを持っていますが、今回も『スコットランド』でナチュラル・ホルンを採用するなど、興味深い点がいっぱいの内容となっています。
 第1番の交響曲は、メンデルスゾーンが15歳の時に書かれたもの。あまり演奏されることがありませんが、フリエンドはその理由について「ひとりの少年があまりにも素晴しい功績を成し遂げても、大人はなかなかそれを受け入れることができない」からではないかと語りますが、たしかに15歳とは思えない、しかしみずみずしい筆致はやはり青年を思わせます。
 『スコットランド』が書き始められたのは1829年でしたが、すぐにいったん中止、完成したのは10年後でした。この理由についてフリエンドは、当時の楽器や音楽の変化があまりにも激しいスピードで進行したからではないか、と語ります。実際、演奏では、ナチュラル・ホルン(『スコットランド』では非常に重要な役割を果たす)を用い、トランペットはピストンの備わったものを用いるなど、熟慮の末の楽器選びをしています。
 フリエンドは、古楽アンサンブル「コンバッティメント・コンソート」の芸術監督(1982〜2013)として、当時あまり知られていなかった作曲家によるオペラ作品などの復興でも人気を馳せました。このネザーランド交響楽団では2006年から首席指揮者、音楽監督を務めています。ネザーランド交響楽団はオーケストラとしての活動のほか、メンバー達によるいくつかのアンサンブル団体も結成されており、ネザーランド交響楽団バロック・アカデミーなど、古楽演奏にも熱心なメンバーが数多く存在しています。古楽活動も長かったフリエンドの綿密な楽譜研究と楽器採用に関しての検討にも機敏に反応しており、オランダの音楽シーンの牽引役として活躍しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
メンデルスゾーン:
・交響曲第1番ハ短調 op.11
・交響曲第3番イ短調 op.56『スコットランド』

 ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)
 ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)

 録音時期:2012年12月3-6日(第1番)、2013年11月18-20日(第3番)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響曲第3番『スコットランド』、第1番 フリエンド&ネザーランド交響楽団

SACD 輸入盤

交響曲第3番『スコットランド』、第1番 フリエンド&ネザーランド交響楽団

メンデルスゾーン(1809-1847)

価格(税込) : ¥2,959
会員価格(税込) : ¥2,575
まとめ買い価格(税込) : ¥2,249

発売日:2014年08月19日
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