トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > クラシック > 古楽 > レヴィット/バッハ:パルティータ全曲

レヴィット/バッハ:パルティータ全曲

2014年7月8日 (火)


イーゴリ・レヴィット/バッハ:パルティータ全曲(2CD)

昨年、ベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ6曲という2枚組でソニー・クラシカルからのデビューを飾った、イーゴリ・レヴィットの第2弾が登場!
 今回はこれまたヨーロッパ鍵盤音楽の最高峰の一つ、バッハのパルティータ全曲です。前作はリリース後1ヶ月も経たないうちに、ドイツの主要なメディアで絶賛され、ドイツのチャート「German Pop Top 100 Longplay Chartsat the sensational」の第46位に入るほどのセールスを叩き出しました。日本でも「イーゴリ・レヴィットは、疑いなく時代を担うピアニストの一人となろう」(レコード芸術)、「端倪すべからざる音楽性を持った新人」(ステレオサウンド)、「後期の作品群を完全に掌握している」(CDジャーナル)など、大きな称賛を得ています。しかも2014年の6月には急病となったポリーニの代役としてウィーン・ムジークフェラインザールでリサイタルを行いました。当日の昼に代役を打診されたレヴィットは夕方6時半にウィーン空港に到着し、7時半からのリサイタルでベートーヴェンの第30番・第31番とジェフスキの『不屈の民』変奏曲という難曲を披露し、ポリーニのキャンセルで落胆気味の聴衆の度肝を抜いて大きな話題となりました。
 バッハの作品はベートーヴェンのそれとならび、レヴィットがこれまで最も力を傾けて取り組んできた音楽。それぞれが多彩な舞曲から構成されるパルティータ全6曲は、バッハが残したチェンバロ用の鍵盤音楽の中でも『ゴルトベルク変奏曲』や『平均律クラヴィーア曲集』と並んで、最高傑作とされる作品で、バッハ自身1731年の出版にあたって「作品1」としていることからも、その重要性は伺えます。レヴィットは今回のレコーディングにあたって、鍵盤音楽のみならず、声楽曲やオーケストラ曲を含むバッハが残したさまざまなジャンルの音楽を研究し、さらにチェンバロによる時代奏法や音楽学的なアプローチも学んだ上で、正統的で緻密を極め、深い感情のこめられた彼自身の演奏解釈に到達しました。「今後、最も注目を浴びることは間違いない稀有な才能」による新鮮なバッハをお聴き下さい。(SONY)

【収録情報】
J.S.バッハ:パルティータ集(全曲)
・第1番変ロ長調 BWV.825
・第2番ハ短調 BWV.826
・第3番イ短調 BWV.827
・第4番ニ長調 BWV.828
・第5番ト長調 BWV.829
・第6番ホ短調 BWV.830

 イーゴリ・レヴィット(ピアノ)

 録音時期:2014年1月、5月
 録音場所:ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【イーゴリ・レヴィット・プロフィール】
1987年、ロシアのニジニ・ノヴゴロド生まれ。幼い頃から才能を発揮し、6歳ですでにオーケストラと共演。8歳のときに家族とともにドイツに移住。ハノーファーの音楽アカデミーで学び、2009年には同研究所の歴史の中で「最も高い学術性とパフォーマンス」を評価されて卒業。2005年にはテルアヴィヴのルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールに最年少で参加、銀賞現代音楽賞、室内楽賞そして聴衆賞を獲得。浜松国際ピアノ・アカデミーコンクールに参加。ソニー・クラシカルと専属契約を結ぶ直前の2012年1月に来日。2014年後半はクレメラータ・バルティカ、カスプシク指揮ワルシャワ・フィル、ドイツ・カンマーフィル、ベルリン・ドイツ響、リープライヒ指揮ポーランド国立官、ミュンヘン室内管、マンゼ指揮NDRフィル、M.ザンデルリンク指揮ウィーン・トーンキュンストラー管、ユーロフスキ指揮ロンドン・フィルなどと立て続けに共演するほか、ユリア・フィッシャー、タベア・ツィンマーマンらとの室内楽やヨーロッパ各地でのソロ・リサイタルなど、精力的な演奏活動が予定されている。(SONY)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

featured item

パルティータ全曲 イゴール・レヴィット(ピアノ)(2CD)

CD 輸入盤

パルティータ全曲 イゴール・レヴィット(ピアノ)(2CD)

バッハ(1685-1750)

価格(税込) : ¥3,300
会員価格(税込) : ¥2,871

発売日:2014年08月22日

  • 販売終了

%%header%%閉じる

%%message%%

featured item

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です