マーラー交響曲第９番の室内アンサンブル版 マーラー・ニュースへ戻る

2014年8月29日 (金)

マーラー：交響曲第９番（室内アンサンブル版）
グスターボ・ヒメノ＆カメラータＲＣＯ

ドイツの作曲家でピアニスト、指揮者のクラウス・ジモンが、マーラーの交響曲第９番を室内アンサンブル用に編曲したヴァージョンの登場。コンタルスキーやツェンダー、カリツケらに学んだジモンは、自ら創設したホルスト・シンフォニエッタとの録音などがあったほか、いくつかのマーラー編曲でも知られていました。
　このヴァージョンは、室内編成の弦楽器と金管楽器、木管楽器にピアノとアコーディオン、打楽器が加わるもので、透明度の高い響きとソロイスティックな味わい、迫力ある音響が院ｈそうてきなものとなっています。
　演奏はマーラー経験豊富なロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで結成されたカメラータRCOで、指揮は来日経験もあるスペインの指揮者で打楽器奏者のグスターボ・ヒメノが担当。
　ヒメノは2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューしており、同じく5月には、マゼールの代役でミュンヘン・フィルにデビューしていたので、この録音はその直後のもノということになります。（ＨＭＶ）


【収録情報】
● マーラー：交響曲第９番ニ長調（室内アンサンブル版　クラウス・ジモン編）

　カメラータRCO（ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団員）
　グスターボ・ヒメノ（指揮）

　録音時期：2014年6月
　録音場所：ヒルヴェルサム、MCOスタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル）