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2014年11月1日 (土)

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ジャン・マルティノン/ドイツ・グラモフォン録音全集1960〜71(4CD)

DECCA、PHILIPS、ERATO、EMI、RCA、VOX、URANIA、Concert Hall Societyなどさまざまなレーベルにレコーディングをおこなっていたマルティノンは、ドイツ・グラモフォンでもフランス物を中心とした4枚のアルバムを制作していました。
 このセットでは、それら4枚分をDisc1からDisc3に収録し、Disc4には、マルティノンのもうひとつの顔でもあった作曲家としての業績を称えるべくヴァイオリン協奏曲第2番をシェリングとクーベリック指揮バイエルン放送交響楽団の演奏で収めています。
 戦前は作曲家でヴァイオリン奏者だったマルティノンは、戦時中から指揮者としての活動に軸足を移し、戦後、ロンドン・フィルとのデッカへのレコーディングを皮切りに、さまざまなレーベルでの制作活動をおこなうようになります。

【フルニエとのチェロ協奏曲】
ドイツ・グラモフォンとの関わりは、フルニエの共演者としての1960年のチェロ協奏曲集が最初で、そこでは3年前まで音楽監督を務めていたラムルー管弦楽団を指揮していました。力強いラロのチェロ協奏曲と、情感豊かなブルッフのコル・ニドライ、そして有名なサン=サーンスのチェロ協奏曲第1番という組みあわせで、フルニエの典雅なソロを巧みにサポートしています。

【サバレタとのハープ協奏曲】
その後しばらくは、RCAやConcert Hall Societyなどで録音をおこなっており、9年を経てドイツ・グラモフォンに戻ったマルティノンは、今度は大物ハープ奏者のサバレタの共演者としてハープ協奏曲アルバムを制作します。オーケストラは前年に音楽監督に就任したフランス国立放送管弦楽団でした。ハープの表現力を駆使した作品からは意外な響きも出てきて楽しめます。

【ラロのナムーナ】
そして翌年にはフランスの作曲家、ラロの『ナムーナ』と『ノルウェー狂詩曲』という知名度低いながらも魅力的な作品を、同じくフランス国立放送管弦楽団を指揮してレコーディングしています。若きドビュッシーを夢中にさせたことでも知られるリズムと色彩の素晴らしいこの傑作を、マルティノンはすでに1955年にロンドン・フィルと録音していたので、15年ぶりの再録音ということになります。親しみやすい旋律を持つ『ナムーナ』の代表的録音として、現在も第1に指折られる素晴らしい演奏&録音と思います。

【ビゼーの交響曲ほか】
その翌年には、昔から名盤として有名なビゼーのアルバムが制作されます。マルティノンはシカゴ響と1967年にビゼーの交響曲を録音したばかりだったので、わずか4年での再録音ですが、演奏はけっこう違っています。テンポもリズムも快活、オケの音も明快で色彩を感じさせる心地よいものとなり、楽団との相性の良さを感じさせる素晴らしい仕上がりになっています。

【マルティノン作曲ヴァイオリン協奏曲第2番】
マルティノンはパリ音楽院で一等をとるほどのヴァイオリンの腕前の持ち主で、しかも作曲家でもあったため、このシェリングのために書かれた「ヴァイオリン協奏曲第2番」も近代作品的な風貌を備えた音楽として聴きごたえがあります。
 『英雄の生涯』のパロディ的な雰囲気の曲頭部分から印象的で、ベルクやバルトーク、R.シュトラウスへのオマージュと思わせる部分も多いなど、20世紀作品ならではの語彙の豊富さが聴きものとなっているようです。
 初演者シェリングによるセッション録音だけに、フェラスのライヴ録音などと較べるとオケの水準、音質が非常に高水準で、作曲家でもあったクーベリック指揮するバイエルン放送交響楽団の多彩な表現力に改めて感謝したくなります。
 なお、オリジナルのLPでは、ベルクのヴァイオリン協奏曲との組みあわせでしたが、ここではマルティノン・ボックスという趣旨からマルティノン作品のみの収録となっています。(HMV)

【収録情報】
Disc1
1. ビゼー:交響曲ハ長調
2. ビゼー:歌劇『美しきパースの娘』〜ボヘミアンたちの風景
3. ビゼー:子供の遊び
4. ラロ:バレエ音楽『ナムーナ』組曲第1番

 フランス国立放送管弦楽団
 ジャン・マルティノン(指揮)

 録音時期:1971年2月11-13日(1-3)、1970年8月27-29日(4)
 録音場所:パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc2
1. ラロ:バレエ音楽『ナムーナ』組曲第2番
2. ラロ:ノルウェー狂詩曲
3. ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
4. ブルッフ:コル・ニドライ

 ピエール・フルニエ(チェロ:3,4)
 フランス国立放送管弦楽団(1,2)
 コンセール・ラムルー管弦楽団(3,4)
 ジャン・マルティノン(指揮)

 録音時期:1970年8月27-29日(1,2)、1960年5月24-26日(3,4)
 録音場所:パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc3
1. サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
2. サン=サーンス:ハープと管弦楽のための協奏的小品ト長調 Op.154
3. タイユフェール:ハープ協奏曲
4. ヒナステラ:ハープ協奏曲 Op.25

 ピエール・フルニエ(チェロ:1)
 ニカノール・サバレタ(ハープ:2-4)
 コンセール・ラムルー管弦楽団(1)
 フランス国立放送管弦楽団(2-4)
 ジャン・マルティノン(指揮)

 録音時期:1960年5月24-26日(1)、1969年10月7-11日(2-4)
 録音場所:パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc4
● マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.51

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 バイエルン放送交響楽団
 ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音時期:1968年5月8-10日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)


ジャン・マルティノン/フィリップス録音全集1953〜56(3CD)

フランスの名指揮者ジャン・マルティノン[1910-1976]が40代なかばにフィリップス・レーベルで制作した音源を集めたセット。
 マルティノンは1940年、第二次世界大戦で徴兵されドイツ軍と戦うものの、敗れてドイツの捕虜収容所に送られています。収容所では、本業の作曲活動もおこなう一方、3度に渡って脱走を試み、その都度捕えられて引き戻され、2年後にようやく釈放されています。
 ドイツ占領下のフランスに戻ったマルティノンは、戦時中はパドルー管弦楽団とボルドー交響楽団の指揮者として活動したほか、パリ音楽院管弦楽団の副指揮者も務めていました。
 戦争が終わった翌年から約4年間は、ロンドン・フィルとアイルランドのエリン放送管弦楽団で指揮をし、そして1950年になるとフランスに帰国、ラムルー管弦楽団の音楽監督に就任して本格的な指揮活動を展開することになります。
 ラムルー管弦楽団音楽監督時代の代表作でもある、このセットの音源がレコーディングされたのは、1953年から1956年にかけてのことで、モノラルではありますがセッション録音ということで聴きやすい音質となっています。
 マルティノンのスタイルは生涯に渡って明晰なものでしたが、若い頃の演奏は戦後のオーケストラの活気ある雰囲気も手伝ってか、パワフルで率直な魅力のあるものとなっており、ここでも、モーツァルト、プロコフィエフにフランス物、そしてファリャというプログラムを気持ちよく楽しむことができます。(HMV)

【収録情報】
Disc1
1.モーツァルト:交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
2.モーツァルト:交響曲第32番ト長調 K.318
3.モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K.319
4.プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25『古典交響曲』
5.プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』組曲 Op.33a

 録音時期:1956年(1-3)、1953年6月28,29日(4,5)
 録音場所:パリ、アポロ劇場(4,5)

Disc2
1.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
2.フォーレ:パヴァーヌ Op.50
3.ルーセル:『蜘蛛の饗宴』組曲
4.ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第1番、第2番

 録音時期:1953年2月(1-3)、1954年10月4,5日(4)
 録音場所:パリ

Disc3
1.デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
2.オネゲル:夏の牧歌
3.ファリャ:スペインの庭の夜(初CD化)
4.ファリャ:恋は魔術師

 録音時期:1953年2月(1,2)、1955年11月(3,4)
 録音場所:パリ

 エドゥアルド・デル・プエロ(ピアノ:Disc3-3)
 コリンナ・ヴォッザ(コントラルト:Disc3-4)
 コンセール・ラムルー管弦楽団
 ジャン・マルティノン(指揮)

 録音方式:モノラル(セッション)
 原盤:PHILIPS
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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マルティノン DG録音全集1960〜71(+マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番 シェリング、クーベリック&バイエルン放送響)(4CD)

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マルティノン DG録音全集1960〜71(+マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番 シェリング、クーベリック&バイエルン放送響)(4CD)

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発売日:2014年11月25日
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マルティノン フィリップス録音全集1953〜56 ラムルー管弦楽団(3CD)

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マルティノン フィリップス録音全集1953〜56 ラムルー管弦楽団(3CD)

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