ヨハンナ・マルツィ／１９５９年南アフリカ・ブロードキャスト・リサイタル

2014年11月9日 (日)

貴重音源！
マルツィの持つ歌心が詰まった２枚組

ハンガリー出身の名女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ。気高い音色と品格のある演奏で20世紀のヴァイオリニストの中でも格段に人気を誇るマルツィ。レパートリーとしてはお馴染みのものがおおいですが、音源としては初出のものも含まれており、マルツィの魅力を伝えるには十分な内容です。
　マルツィのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第３番は、サヴァリッシュ＆フィルハーモニア管、ヨッフム＆バイエルン放響盤がありますが、ここにはオッテルロー＆オランダ放送フィルとハンス・ミュラー＝クライ＆シュトゥットガルト放響との２種類の演奏が収録されています。瑞々しさ若々しさに溢れた演奏に惹き込まれてしまいます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
● ヴィヴァルディ：ヴァイオリン・ソナタニ長調 RV.10
● シマノフスキ：ノクターンとタランテラ
● マルチヌー：アラベスク第1番
● ラヴェル：ハバネラ形式の小品
● バルトーク：ルーマニア民族舞曲
● ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
● ファリャ／クライスラー編：『はかなき人生』よりスペイン舞曲

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　アドルフ・ハリス（ピアノ）
　録音時期：1959年
　録音場所：南アフリカ、ヨハネスブルク、SABCスタジオ・ブロード・キャスティング・ハウス

● モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
　ウィレム・ヴァン・オッテルロー（指揮）
　録音時期：1961年11月25日（ライヴ）

● モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　シュトゥットガルト放送交響楽団
　ハンス・ミュラー＝クライ（指揮）
　録音時期：1961年（ライヴ）

● J.S.バッハ：ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　ニューヨーク・フィルハーモニック
　アンドレ・クリュイタンス（指揮）
　録音時期：1957年11月10日（ライヴ）

● バルトーク：ラプソディ第1番

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　クリーヴランド管弦楽団
　ジョージ・セル（指揮）
　録音時期：1960年11月20日
　録音場所：クリーヴランド（ライヴ）

● スーク：4つの小品 Op.17

　ヨハンナ・マルツィ（ヴァイオリン）
　イシュトヴァーン・ハイデュ（ピアノ）
　録音時期：1969年11月17日
　録音場所：フランクフルト（ライヴ）