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ソーニャ・ヨンチェヴァ/パリ、私の愛〜オペラ・アリア集

2014年11月17日 (月)

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パリ、私の愛〜オペラ・アリア集
ソーニャ・ヨンチェヴァ、フレデリック・シャスラン&バレンシア州立管弦楽団


今欧米で最も熱い注目を浴びているブルガリアの新星ソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァのデビュー・アルバムがソニー・クラシカルから登場します。英国の権威ある「ガーディアン」紙が「彼女こそ現在進行形のスター!」と絶賛を惜しまないことからもその人気と実力がうかがえましょう。
 2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴び、2013年のパリ・オペラ座での『ランメルモールのルチア』での圧倒的な成功を経て、2014年にはネトレプコの代役で『ファウスト』(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌い、まさにその名を世界的なものにしました。ラン・ラン、ヴィットリオ・グリゴーロ、フィリップ・ジャルスキーらとともに出演した、パリのエッフェル塔前広場で行なわれた2013年の野外ガラ・コンサート(ガッティ指揮フランス国立管)の模様は、先日NHK−BSでも放映されたばかりです。世界の主要オペラ・ハウスが彼女に門戸を開くのみならず、スティングやエルヴィス・コステロとの共演などジャンルを超えたコラボレーションにも積極的です。
 ヨンチェヴァにとっての初レコーディングであり、専属契約を結んだソニー・クラシカルへのデビュー盤となるこのアルバムは、『パリ、私の愛』と題された、彼女の今を知る1枚。ヨンチェヴァの成功の舞台となったパリ、しかも19世紀に芸術・文化が花咲いた麗しき「ベル・エポック」時代のパリに焦点を当て、その時代に聴衆を魅了した美しいオペラ・アリアを集めています。
 『ボエーム』『ホフマン物語』『椿姫』など現在のヨンチェヴァをスターダムへとのし上げた十八番だけでなく、ほとんど聴かれることのない珍しい曲を含む、フランス・オペラとオペレッタからのアリアが選ばれた興味深い選曲が光ります。彼女の声はリリック・ソプラノをもう少し叙情的にしたもので、滴り落ちるような美しい響きを持っています。ルコック作品での華麗なコロラロゥーラ、『ル・シッド』での抒情性、そして通常はメッゾ・ソプラノが歌う『サッフォー』のアリアまでもその憂いに満ちた歌声でカバーしてしまう芸域の広さにも驚かされます。
 指揮はフランス・オペラでの優れた上演で知られるフレデリック・シャスラン、オーケストラはマゼールやメータら巨匠の薫陶を受けたバレンシア州立歌劇場管で、ヨーロッパで最も音響効果の優れたホールとされるバレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカでのレコーディングによるクオリティの高いサウンドも聴きものです。

【ヨンチェヴァからのメッセージ】
「録音された音楽は、私にとっていつもとても大切なものでした。子供のころ、冷たく貧しかったブルガリアでは、クイーンであれピンク・フロイドであれ、マリア・カラスであれ、録音は私にとって外の世界に、たくさんの夢にむかって開かれていた最も大切な窓だったのです。ソニー・クラシカルという音楽家にとっても協力で忠実なファミリーの一員になれたことは私にとって非常に名誉なことです。これは美しい音楽に満ちた、エキサイティングなアドベンチャーの始まりなのです。」(SONY)

【収録時期】
● マスネ:歌劇『エロディアード』より「Celui dont la parole...Il est doux, il est bon」
● プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』より「もしも私が小さな花だったなら」
● グノー:歌劇『サッフォー』より「ここはどこ?」
● マスネ:歌劇『ル・シッド』より「泣け、泣け、わが瞳よ」
● オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「逃げてしまったの、雉鳥は」
● プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に」
● マスネ:歌劇『タイス』より「あなたですの! 神父様」
● ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「不思議だわ!」
● メサジェ:歌劇『お菊さん』より「恵みの太陽が輝く日」
● ルコック:歌劇『百人のおとめ』より「私はため息と運命を呪う」

 ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
 バレンシア・コミュニティ管弦楽団(バレンシア州立管弦楽団)
 フレデリック・シャスラン(指揮)

 録音時期:2014年1月
 録音場所:バレンシア、パラウ・デ・ラ・ムジカ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【ソーニャ・ヨンチェヴァ プロフィール】
1981年、ブルガリア第2の都市プロヴディフ生まれ。生地で声楽とピアノを学び、ジュネーヴ音楽院でダニエレ・ボルストに師事。2007年、パリでウィリアム・クリスティが主宰するアカデミー「ジャルディン・ド・ヴォア(声の庭)」に選抜され、2012年にはサル・プレイエルで上演されたマルク・ミンコフスキ指揮の『ホフマン物語』にも出演。クリスティ指揮のモンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』は「Virgin Classics」からDVD化されている。
 2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴びた。2013年、パリ・オペラ座での『ランメルモールのルチア』で圧倒的な成功を収め、2014年にはネトレプコの代役で『ファウスト』(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌いセンセーションを巻き起こした。2015年1月にはメトで『椿姫』、2月はミュンヘンで『コジ・ファン・トゥッテ』(フィオルディリージ)、3月はモンテカルロで『ドン・ジョヴァンニ』(ドンナ・アンナ)、4月はチューリッヒ・オペラで『ルチア』、5月はロンドンで『椿姫』と、錚々たる舞台が控えている。(SONY)

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『パリ、私の愛〜オペラ・アリア集』 ヨンチェヴァ、シャスラン&バレンシア州立管

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『パリ、私の愛〜オペラ・アリア集』 ヨンチェヴァ、シャスラン&バレンシア州立管

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発売日:2015年01月27日
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