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2014年11月26日 (水)
-- まずは6年ぶりのリリース、本当におめでとうございます!!ご自身名義のアルバムはこれで2枚目と言う事ですよね?率直な感想を教えて頂けますか?
Uyama Hiroto: ありがとうございます。2枚目のアルバムですが、ようやく出せました。前回のアルバム同様、時間をかけた分、沢山寝かせて、沢山聴き込んで吟味したものを集めました。今回もCDという「形あるもの」としてリリースでき、皆様の手に渡った事に感謝しております。
-- アルバムを発売するまでの期間、色々な出来事がご自身の中であったと思うんですが、それはこの作品に大きな影響を与えていたりしますか?
Uyama Hiroto: はい、このアルバムは今まで起きた出来事も踏まえ、過去を振り返りながらも、前向きに進む事を決意したなかで生まれたものです。 その中で日常的に起きた出来事や感じた事を音に変えてきています。 なので、過去の作品から現在の作品まで様々な曲が互いに影響しあい、収録されています。
-- その中の1つかも知れないと思うんですが、以前まで在籍していたHydeoutから新たにRophとレーベルも移りました。このレーベルについて簡単にご説明をして頂けないでしょうか?
Uyama Hiroto: hydeoutはnujabesの作ったレーベルであり、そのレーベルは彼の作った1番良い形のまま残したいと考えました。私が在籍したまま活動する事も考えましたが、彼が一生懸命頑張って作ったその軌跡を乱す事無く、私は新たな視野で原点に立ち返り、新しい私達の音楽を送り出す場所が必要ではないかと考えました。そこでいつもnujabesとツアーを共にしていたsegawa tatsuyaとkoizumi takumiの3人でレーベルと言う名のある種の「場所」を作る事にしました。それが現在のroph recordingsです。
-- アルバムの内容についてお聞きしたいと思います。以前拝見させて頂いたライブでもそうでしたが、ヒップホップトラックや四つ打ち、さらに宇山さんならではの綺麗でメロディアスな楽曲と多彩なラインナップだと思ったのですが、アルバムにあたってどのぐらい曲は作られたのですか?
Uyama Hiroto: アルバムを作るのに、ジャンルに拘らずその時の気分で様々な音楽を作ります。曲数は、スケッチ段階でしっくりこなくて、消してしまったものを含めると数え切れないというか、数えていませんが、アルバムに収録する候補に挙がっていたのは最終的に20曲位まで絞りました。
-- さらに宇山さんはSaxやピアノ、フルートなど様々な楽器を演奏されますが、今回もほとんどご自身で?
Uyama Hiroto: サンプリング以外の楽器は全て私が演奏しています。曲を譜面に落として演奏家の方に弾いてもらったりとかも考えましたが、やはり自分でやりたいという意思の方が強かったです。
-- 今回のアルバムも前作同様にインストとヴォーカル入りの両方からのアプローチでの構成になっています。当然違うと思うのですが、インストとヴォーカル入りの曲に対する宇山さんの意識と言うか、どちらの場合が作る際に強く意識をされながら、制作されますか?
Uyama Hiroto: 私の場合、これはインストとか、これはラップとか、特に意識して製作していません。日記をつけるような感覚で機材に触れて、楽器を奏でて、生まれたものがインストになったり、そのインストに後からヴォーカル入れたら良さそうだなって感じたものに、後から入れたりしています。もちろん最初から意識して作る事もありますが、どちらかと言うと、音としての世界感を感じつつ、無意識な状態から作った曲の方がしっくりくることが多いです。
-- 曲に関してお伺いします。ラップ入りの楽曲はHydeoutでもお馴染みのPase Rock、Fat Jon、Cise Starrなどですが、彼らとはやり易さがありそうだな。と勝手に思いながら聴いてました(笑)。また14曲目にクレジットされているyu-ri tanakaさんと言う方も印象に強く残りました。ゲスト陣のセレクトなどはご自身で決定されたんですか?
Uyama Hiroto: はい。彼らとは長い付き合いで、とても共作しやすいです。凄く日本人的な感性を持っていて、こちらの意図している事を細かく伝えなくても、私の頭の中にあるイメージのままでラップしてくれます。私の作ったビートに命を吹き込んでくれる最高のアーティスト達です。 他にもjanisさんはharuka君との共作で知り、 yu-riさんはmyspaceで歌を聴き、透明感のある声が良いなって思って声をかけました。 全て自身でセレクトし、最終的にrophの皆からも意見を聞いて、決定しました。
-- また最初の方でお伺いしましたが、インストの楽曲でクラブミュージック的なアプローチされた【Compass】や【Light】、【Path Of The Wind】などと前作からの流れを踏襲した【One Day】【81 autumn】【Walz For Life】【Rainy】など様々ありますが、ご自身で一番思い入れが強い曲などはありますか?
Uyama Hiroto: どの曲も、作った時や完成して聴いた時の想いが沢山詰まっています。1番思い入れが強い曲達が集まってこのアルバムがあるので、中々選びづらいですが、しいて言えばbecome one live sunでしょうか。息子の漢字の部首をそれぞれ一語にして取り出し、英訳にして並べかえてつけた親馬鹿な曲名ですが、、芯のある強い男になって欲しいなという思いで作りました。7/8拍子というリズムは、アルバムの中でもかなりインパクトあると思います。
-- 話を変えてお伺いします。 近年のシーンの変化は以前よりもさらに細分化されていたり、リスナーの方の選択肢が増えていたりと状況が様々変化をしていると思います。宇山さんが見て感じる、今のシーンはどのように映りますか?
Uyama Hiroto: 製作側から全体のシーンを見ると、やはり音楽を作るツールがかなり進化し、機材なども手に入りやすくなった事から、本当に沢山の音楽が世の中にあると思います。jazzがそうであるように、hiphopだけでも本当に細かく分かれてるなと感じています。ジャンル内での細分化はある意味で聴き手の趣味を揃えやすいですが、ある意味ではそれ以上広がらなくなる事も懸念されると思います。 私のアルバムはある意味でジャンル区分けが難しいと思いますが、それはhiphopやhouseのビートだけでなく、そこから広がるjazzやfusion、はたまたMPBなどの要素の音楽もあるのだと、私の音楽がきっかけになるのなら、さらにそこから広げていって欲しいなという想いもあるからです。素晴らしい音楽は今も昔もこの世には沢山ありますから。
-- 最後になりますが、ライブなど今後の予定がありましたら、是非お願いします。
Uyama Hiroto: 今後はマイペースにライブをやっていこうと思っています。また現在は次のアルバムも製作しています。今作が頭の中心部から抜け出た音楽だとしたら、次回は頭の左右から出てくるものを具現化してみようと思っています。ある意味で今回のアルバムの続編、また、もう一方は実験的な要素で出来てしまった番外編的にしようと考えています。
-- お忙しいところ、本当にありがとうございました
Uyama Hiroto: ありがとうございました。
ヒップホップ/ラップ最新商品・チケット情報
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