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2015年1月20日 (火)
photo by Masayuki Shioda
国も時代も超越した、豊潤かつ芳醇なインストゥルメンタル・ミュージックを奏でる4人組、NRQ。その楽曲や演奏はもちろん、録音からアートワークにいたるまで、あらゆる面で最高傑作と断言できる3年ぶりのニュー・アルバム『ワズ ヒア』(通算第3作)。ニュー・レジデンシャル・クォーターズ(新興住宅地)=NRQ は、飄々と聴こえるかもしれないその音楽とは裏腹に、貪欲に新興音楽地を切り拓いているのだ。これはかつて“ここにいた”、しかしどこにもいなかった音楽である。
NRQ 『ワズ ヒア』[2015年01月21日]
■前野健太やツジコノリコ等の作品にも参加している吉田悠樹(二胡)、湯浅湾のメンバーでもあり、片想い等の作品にも参加している牧野琢磨(ギター)、cero やエミ・マイヤー等の作品にも参加している服部将典(コントラバス)、ストラーダや真夜中ミュージック、浜野謙太とのバンド、Newday でも活動する元コンポステラの中尾勘二(アルト・サックス、クラリネット、ドラム、トロンボーン)の4人から成るインストゥルメンタル・バンド、NRQ。2010年の1st アルバム『オールド・ゴースト・タウン』がつつましやかに話題となり、2012年の2nd アルバム『のーまんずらんど』がトクマルシューゴや城晶平(cero)らに絶賛されるなど着実に信奉者、中毒者を増やしてきたNRQ の3rd アルバム『ワズ ヒア』。■ブルースやラグタイム、オールドタイミーなジャズや世界中のフォーク音楽、ニューオーリンズのセカンド・ライン・ビート、ラテンやサンバにアフロ・キューバン、さらにはポスト・ロックやノイズ/エクスペリメンタル・ミュージックまでをも内包した、これまで以上にヴァラエティに富んだ豊穣な楽曲、有機的に絡み合う4人の演奏、アナログ・テープ・レコーディングによる温もりあふれる極上のサウンド……。楽しく、心地好く、切なく、スリリングな、あきらかな最高傑作である。
●ゲスト:
MC.sirafu(ザ・なつやすみバンド、片想い、うつくしきひかり等)... steelpan, tp
okyon(ZOOCO、hiro:n 等)... perc
エマーソン北村(キセル等、元JAGATARA、元ミュート・ビート)... keyboards
●録音&ミックス:葛西敏彦(森は生きている、蓮沼執太、等)
●ジャケット写真:塩田正幸(坂本慎太郎、ジム・オルーク等)/デザイン:惣田紗希(cero、エマーソン北村等)
MC.sirafu(ザ・なつやすみバンド、片想い、うつくしきひかり等)... steelpan, tp
okyon(ZOOCO、hiro:n 等)... perc
エマーソン北村(キセル等、元JAGATARA、元ミュート・ビート)... keyboards
●録音&ミックス:葛西敏彦(森は生きている、蓮沼執太、等)
●ジャケット写真:塩田正幸(坂本慎太郎、ジム・オルーク等)/デザイン:惣田紗希(cero、エマーソン北村等)
『ワズ ヒア』収録楽曲
01. エンヴィ02. slope
03. 東16字星
04. 知った口
05. sui
06. 門番
07. 門番のあらまし
08. 街の名
09. ショーチャン
10. 日の戯れ
<NRQ プロフィール>
New Residential Quarters。読み方は「ニュー・レジデンシャル・クォーターズ=新興住宅地」。略して今はもう「NRQ」。2007年に吉田悠樹(二胡)+牧野琢磨(guitar)デュオとして活動を開始。08年には服部将典(contrabass)が参加。中尾勘二(drums / sax / tb / cl)にも参加を依頼。現在は4人。今後もこの4人。無人島 〜俺の10枚〜 【NRQ 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は、国も時代も超越した、豊潤かつ芳醇なインストゥルメンタル・ミュージックを奏でる4人組 NRQが登場!
無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!
無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!
Noël Akchoté 「So Lucky」無人島にレコード或いはCDプレイヤーと盤を持っていくコストで出来ることならギターを持って行きたいというのが正直なところである。もし誰か他の人間(異性でも同性でも)と無人島に行くならばエンタメ感を考慮してChicとかBar-kaysを持って行かざるをえないがもし一人で行く羽目になったら話し相手が絶対必要という意味でもこの盤だろう。もう二度とギターが弾けないのだなあという悲観は消え、ここ(島)にある様々な物体でギターの模倣品を組み立ててみようという前向きな気持ちになれるかもしれない。或いはギターとは必ずしも楽器の形をしている必要がないんだなという思いにまで至れたり。 (牧野)Magic Sam 「Live!」そして、どうにか音がでるギターの模倣品を作り上げたら次はこの盤を聴きながら練習を再開しよう。ブルーズだからネックが椰子の幹でもピッチを合わすことができる。しかし一曲目ド頭、明らかに演者より大きな声を出して食い気味で歌をかぶせてやろうという気概に満ちた妙齢ちょい越えの女性の歌声と会場の響きにもう絶対こんなにたくさんの人がいる場所には行けないんだなあと文字通りブルー入ること必至。しかし陽にあたったり、魚を焼いて食べたりしているうちにセロトニンが分泌されまた少し前向きな気持ちになるだろう。以上二枚のローテでここ(島)で死ねる。(牧野)あぶらだこ 「あぶらだこ(亀盤)」なんか無人島で聴くとハマりそう。意外と自然とも調和するサウンドなのでは。(吉田)Dirty Three 「Ocean Songs」夜の海を見ながら聴きたい。(吉田)ヘンリー・ジェローム楽団 「ブレイズン・ブラス」アメリカのビッグバンド。JAZZ的な基本はここから教わりました。 子供の頃よくリクエストして聴かせて貰ったものです。(中尾)クルト・エーデルハーゲン楽団 / リカルド・サントス楽団 / マックス・グレーガー楽団 / ベルト・ケムプフェルト楽団 「スター・バンド・イン・ステレオ」ドイツの1950年代後半のビッグ・バンドのオムニバス。 この二枚があれば良いだろうと。(中尾)コンポステラ 「歩く人」故・篠田昌已と中尾勘二、関島岳郎からなるコンポステラのライブ名演集。 ずっと聴いていたい。(服部、牧野、吉田)ストラーダ 「山道」コンポステラ活動停止後に結成された中尾勘二、関島岳郎、桜井芳樹、久下惠生によるバンド。 編成が近い事もありNRQを始めるにあたって非常に影響を受けました。(服部、牧野、吉田)宮川泰 「カリキュラマシーンミュージックファイル」とにかくこれを流しておくと色々な作業がはかどる一枚。単調な作業もこれで快適です。(服部)ふいご 「ふいご」食料がない。そんな時これを聴けば、どんより落ち込まず「とほほ。」と言えそうな、管楽器3管のアンサンブルです。(服部) |
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HMVの邦楽バイヤーによる、邦楽専門アカウントです。独自の視点でオススメ作品をご紹介!特集・連載企画などもバシバシUpしていきますよ。
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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