古楽器オケのハイドン第５７・６７・６８番

2015年1月27日 (火)

ハイドン：交響曲第５７番、第６７番、第６８番
マギーガン＆フィルハーモニア・バロック管弦楽団

ヘンデルのオーソリティとしても知られるイギリスの古楽指揮者、ニコラス・マギーガンが、アメリカの古楽器オケ「フィルハーモニア・バロック管弦楽団」を指揮してハイドンの交響曲を録音しました。すでにブラームスのセレナードとベートーヴェンの交響曲第４＆７番で、時代楽器サウンドを生かした独特のアプローチを聴かせていただけに、時代楽器がしっくりくるハイドン作品でも演奏内容が楽しみなところです。しかも曲目はマニアックにも57・67・68番と、あだ名もない中期の作品。しかし、実際には、スコルダトゥーラ（変則調弦）や、室内編成から始まって演奏が拡大してゆく展開など、興味深い部分も多く、ハイドン好きにはたまらないものがあるかもしれません。（ＨＭＶ）
【収録情報】
ハイドン：
● 交響曲第57番ニ長調 Hob.I:57
● 交響曲第67番ヘ長調 Hob.I:67
● 交響曲第68番変ロ長調 Hob.I:68

　フィルハーモニア・バロック管弦楽団
　ニコラス・マギーガン（指揮）

　録音時期：2014年2月8,9日（第68番）、10月11,12日（第57番、第67番）
　録音場所：カリフォルニア州、バークレー、ファースト・コングリゲーショナル教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）