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2015年2月26日 (木)
![](https://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/15/0226/news1258332.jpg)
-- まずは発売おめでとうございます!!ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、HMVのインタビューには初めて出て頂くので読んで頂いている方に簡単な自己紹介をお願い出来ますか?
DJ FUNNEL: はじめまして、Funnelです。どうも、ありがとうございます。主な活動はDJと、曲創りをしています。今は、アメリカのロサンゼルスにある非営利のインターネットラジオ局、dublabの日本支部dublab.jpでもラジオDJとして参加させて貰っています。
-- 今回はレーベルのショーケース的なMix CDと言う形式での発売ですよね?どう言った経緯でこの作品を作る事になったのですか?
DJ FUNNEL: 今回の【introducing! productions】を主宰している北川さんとは、以前から自分の作品を紹介してくれていた縁があって、コンピレーションに楽曲のオファーを貰っていた事もあったんです。でも、なかなかタイミングが合わなくて、実現できなかったんですよね。 それで、今回改めて、レーベルのショーケース的なMIXCDという形でオファーを貰って、ようやく一緒に実現できたといった感じです。
-- Funnelさんの前に担当されていたのはDJ Kiyoさんでしたよね?Mix CDと言うフォーマットにおいてお二方とも独自の形を形成していますが、その辺は意識されたりなどはしましたか?
DJ FUNNEL: あまり、『こうでないといけないとか、こうあるべきとか』、そういった固定概念的な考え方は極力したくないと思っていて、自由に表現できるという事をまず大事にしたいと思っているんです。 DJにハマるきっかけは、自分はKrushさんだったんですけど、オリジナリティという部分で、本当に衝撃的だったんですよ。DJプレイもストーリーのような組み立て方があって、今でも自分にとっての根っこになっている部分だと思います。そういう意味でも、Mix CDというのは、『DJが想像したストーリーを届ける事ができる、大事なツール』だと思います。
-- 内容の方についてお伺いさせて貰います!全編で31曲と言うヴォリューム感ある内容であると同時にインスト楽曲メインですが、作成する際に1番心掛けた事などあれば教えて頂けますか?
DJ FUNNEL: 今回は、【introducing! productions】のレーベル音源のみという事もあったので、極力提供してもらった音源を1曲でも多く使えたらとは思っていました。 ただ、質問の通りで、インストの楽曲のみでの組み立てなので、曲数を増やす事を考えながらも、それぞれの曲の聴かせ所は抑えておくというか、ゴチャゴチャにならないように、筋が通った選曲の流れを創りたいなとは思っていました。
-- 何度か聴かせて貰っている際に思ったのですが、6〜7曲ぐらいのスパンでコンセプトと言うか世界観を少しずつ変化させているような印象を受けたのですが、緩急をつけるタイミングなど拘った点があれば教えて下さい。
DJ FUNNEL: 6〜7曲ぐらいで世界観を変えるといったような細かい意識はしていないんですが、緩急という意味でもそうだし自分の中にある素のリズムもあって、BPMとかには昔からあまり縛られていないんですよね。ずっと、同じBPMだと飽きちゃうんですよ、何よりも自分が。勿論、BPMが一定な気持ち良さも好きなんですが、BPMありきでのDJはしたくは無いんですね。 例えば生活していて、ずっとBPM120位の生活のリズムをしている事ってなかなか無いですよね。 生きていれば、良い時もあれば、悪い時もあって当然で。そこに心の緩急というのがあって、同じ音でもその時々に届き方が違うと思うんですよ。 BPM100が人によっては気持ち良かったり、時にはBPM80位が、しっくりくる生活のリズムの時もあると思っていて。ビートレスな気分だったり、歌をメインで聴きたい時もありますよね。 自分にとっての緩急っていうのは、BPMというよりは、そういった聴く人にとってのリズムと相まって、初めて緩急に聴こえたらいいなと思っています。
-- 楽曲に関してお伺いします。インスト楽曲が中心とは言え、ヒップホップを聴いてる方には馴染みの深いメロディーや同ネタ(カバー)もかなり入っています。その辺りはご自身のルーツなども関係性があると思っているのですが、選曲や全体の構成などで気を付けた部分などはありますか?
DJ FUNNEL: 【introducing! productions】レーベルの音源が、ネタ物を中心としたブレイクビーツが中心なので、今回はこういった構成になったというのはありますね。色々と聴かせてもらって、改めてネタとメロディーの良さを実感したんですが、逆にいうと1曲1曲がすでに色がある楽曲なので、あまり捏ね繰りまわさないようにMixできたらなとは、思いました。 そういったネタ物の楽曲と、yutaka hirasakaさんのようなオリジナルの楽曲をどう混ぜて、気持ちよく流れを創るかというのが、もう一つのテーマだったかもしれません。
-- 個人的には中盤辺りから、メロウな曲が中心となって構成されていっていると感じました。普段様々な場所でDJプレイをされていると思いますが、ご自身のDJとしてのスタイルを表すとどんな言葉が当てはまりますか?またはご自身が思う理想などもあれば教えて頂けますか?
DJ FUNNEL: イメージ的にどういう風に見られているかは、分からないんですが、極力括られないようなDJで居る事ができたらなとは思っています。 アンビエントやチルアウトなイメージもあると思うんですけど、代官山AIRでやっている『90BPM TAKEOVER』というPARTYでは、ゴリゴリのダウンビートもかけますし、スクラッチも二枚使いもするので、イメージと違ったという人も時々いますけどね。それが自分のルーツでもあるので、そういったアプローチも大事にしていきたいです。 理想という訳ではないんですが、尊敬する音楽家の一人、YOSI HORIKAWAさんが言っていた言葉で凄くしっくりきたのが、『真ん中に存在しないものが作りたい。聴く人間がその空間に入って映画の主人公になったみたいな』っていう言葉に凄く腑に落ちたんですよ。Mixする時もDJする時も、自分が中心に居る必要な無いなと思っていて、『聴く人が中心に居る、DJ』であれたら自分は嬉しいです。 でも、『自分が気持ちいい、面白い』と思える事を何よりも大事にしているのは確かですね。そのためには、常に自分にとって新鮮なものを、柔軟に受け入れられるように変わり続けていきたいです。変わらないために、変わり続ける。っていうか、変わり続けても変わらない物っていう大事なモノも、発見する事もできますから。
-- また最近はLAビートシーンなどでもお馴染みのdublabのラジオショーなどもやられてますよね?イベントやフェスでプレイされる時とラジオなどでプレイする際は何か変えたりなどありますか?
DJ FUNNEL: 色々なシチュエーションでDJをさせてもらって思うのが、いわゆるエレクトロニカのPARTYでエレクトロニカの曲をかけて反応があるっていうのは当然だし、それも勿論良い事なんですけど、違うジャンルのリスナーが中心のPARTYで、例えばエレクトロニカのような違うアプローチの曲を気持ち良く聴かせるというのも、DJならではだと思うんですね。それが、きっかけになって、音楽を広い意味で興味を持ってもらえたらDJとして嬉しく思うし、そこは違ったDJの魅力も感じます。 自分は、そういったジャンルで仕切られてしまいがちな音楽を、1+1 =2ではなくて1+1 = 3とか10とか、数字では表せない様なMixをしたいと思っていて、そこの可能性が自分も楽しいんですよね。 あとdublabのラジオショーでは、極力喋るように心掛けています。普段は、マイクで煽るようなDJはしないので、現場やMix CDでは、音を想像力で聴いてもらってるんですけど、ラジオだと、そういった想像力の聴き方に加えて、曲の背景とかを言葉で伝える事ができるのは凄くいいなと思います。言葉だと、すんなりと補って伝えられるモノもあると思うので。
-- 最後に今の音楽シーンについて思う事や、今後の活動予定、このインタビューを読んでいる方にメッセージをお願いします。
DJ FUNNEL: 今は、音楽をどこにいてもネットを使えば気軽に楽しめるようになりましたよね。とても、良い時代だなと思います。でも、やはり現場でしか繋がれない、分からないものっていうのは、聴き手も創り手にも共通してあるんですよね。 『自分の目で見て、自分で体感する』って事が、やっぱり大事だし、それが本当の真実だと思うし。もしかしたら、聴き手よりも創り手や送り手にとって、もっと必要な時代になっているのかもしれませんね。今は、クラブに限らずレコードショップや、カフェやアートスペースでも、DJが空間を音で彩れる場は増えてきたと感じています。 自分は音楽があったから、人との出会いが生まれて、色々な人と繋がる事ができたんで、是非、現場に足を運んで、同じ想いを持っている人達と繋がる事の喜びを、感じてほしいなと思います。DJのスケジュールだと、愛知県の岡崎quiet village、京都Batterring Ram、岐阜Alffoと、DJツアーを周ったばかりなんですけど、また色々と夏にかけて出演も増えると思うので、オフィシャルのHP( stripe-dot.com )を、チェックしてもらえたらと思います。
-- 今回はありがとうございました!
DJ FUNNEL: こちらこそ、ありがとうございました!
DJ FUNNEL 『Nothing New Under The Sun』 [2015.02.04 Release]
関連サイト
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
フィーチャー商品
![Nothing New Under The Sun](https://img.hmv.co.jp/image/jacket/190/61/3/1/707.jpg)
Nothing New Under The Sun
DJ FUNNEL
価格(税込) :
¥1,980
会員価格(税込) :
¥1,822
まとめ買い価格(税込) :
¥1,683
入荷日未定
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限定盤 紙ジャケ
Diggin'
Dj Cam Quartet (Dj Cam)
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まとめ買い価格(税込) : ¥2,057発売日:2015年01月14日
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A June & J Beat
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Cancel
価格(税込) : ¥2,420
会員価格(税込) : ¥2,226
まとめ買い価格(税込) : ¥2,057発売日:2014年06月18日
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