2015年4月10日 (金)
『MMM Radio Psychedelic』×「3.10MMM」× HMV
■ mito
from clammbon
どもです、ミトです!!お待たせいたしました『MMM Radio Psychedelic』vol.41の配信開始です!
桜もあっという間に散ってしまい、気が付けばもう4月!!はや!早過ぎます。皆さんも、さっそく新しい季節に乗り遅れておりませんでしょうか、、、?私はアルバムのリリースからずーっと取材やらツアーの準備やら課外活動やら引っ越しなにやらで季節感など全く無し!!!せわしない中でハイレゾウォークマンを聴く移動中が、一番の癒しであります。
そんな僕が聴いている音源なのですが、今回はまたまた皆さんが「え?えええーっっ???」と思うであろう感じでして。。。なんと今回ご紹介する2枚は、ま・さ・か・の“ブラスバンド”!!!
いやー、僕もまさかここに辿り着くとは思っていませんでした。ことの始まりは、先月のクラムボンアルバム発売用の取材で、コロムビア本社に久々行ったのがきっかけ。それ以降は、もうラジオを聴いていただくしかありません。ええ、もうこれは色々な要素が自分に関係しているものだったりしているので。おそらく今までこの【MMM】を聴いて、様々な音楽ショックを経験してらっしゃる皆さんには、分かってもらえるのではないのか、な、、と、、、。
もちろん昨今の新しい音源もしっかりご紹介しますのでご安心を。
そして我らが編集長、MMMatsumotoさんはアイドルの原点と今がテーマ。その世界的に端を発した超有名アーティストから、日本の最新ハイブリッドなアイドル達を多角的、歴史的に検証していきます。今回はより雑誌MARQUEEと併せて読んでもらうのが良いかもしれません。
さてさていつものように我思う故我あり感だけで進行していくこのラジオ! え?プログレ?なにそれ美味しいの?
それではいってみましょうか!!
【MMMRadio Psychedelic Vol.41】
音楽雑誌「MARQUEE」とMMMRadio Psychedelicで紹介したPlay Listをご紹介
1st set 佼成ウインドオーケストラ 『全日本吹奏楽コンクール 課題曲参考演奏集 1991-1994』
MMMatsumoto 「なるほど」
mito 「“最先端”と言われてる音楽、EDMとか“カッコイイ”とされている音楽に新鮮さがなくなってる気がしてて。深みがないというか。で、和声的なモノだったりとか劇伴的な考えでいったら、ブラバンが今自分の中で一番グッとくる音楽だなって思って」
MMMatsumoto 「ああ、劇伴的っちゃ劇伴的か」
mito 「あと、フルスコア(譜面)を買って読みながらこれ聴いてるんです(笑)。“これってこういう(音の)積み方なんだ〜”とか」
MMMatsumoto 「じゃあ結構勉強って感じなの?」
mito 「だけど勉強とは思ってないんですよ。プログレよりテクノよりめっちゃ複雑でめっちゃ面白いじゃんか!っていう」
2nd set Alfred Reed 『アルフレッド・リード自作自演集』
MMMatsumoto 「そうですね」
mito 「例えばアニソンとか、複合情報がしっかりとあるわけですよ。で今、普通のJ-POP/J-ROCKは音楽単体では情報が乏しいというか。バンドなんか特にそうですけど、そこをちゃんと理解してやっているのか疑わしい。EDMに至ってはもはや“スポーツ”みたいなもんですから。自分は自分で知らない間にリードの和声をバンドで表現したかったのかなぁと腑に落ちちゃって、そこから抜け出せずにこの1ヶ月間ずーーっと佼成ウインドの音源しか聴いていないという(笑)」
MMMatsumoto 「なるほど(笑)」
3rd set Aphex Twin 『Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP』
MMMatsumoto 「This Heatがもっと硬派になった感じというか」
mito 「『Syro』で90年代というものを自分の中で総括したんだと思うんですよ。で、あらためて新しいのを聴くとThis Heatで(笑)。もっというと、このトラックの感じとかも90年代のトリップホップ的なね」
MMMatsumoto 「あったね(笑)。要するに金太飴だ」
mito 「僕が好きなテクノってずっと変わってないな、と思って。リスペクトがあるんですよね、古い音楽に対する。変人だなんだと言われてますが、この人はすごい真面目なんだなと」
4th set CINDERELLA PROJECT 『Star!!』
MMMatsumoto 「意識的っていうのは?客観的な視点?」
mito 「うん、アニソンに対して分析もしっかりしてらっしゃる。今の時代をちゃんと理解してるから、こういう和声がちゃんと出来るんだなっていう」
MMMatsumoto 「バンドは選択肢が狭いんだと思うんですよ。簡単に言っちゃえば“疾走感”とかそういうモノだけに特化してるから、やり方は何通りかしかなくて。(アニソンは)包括的ですよね、引き出しがいっぱいある」
mito 「若い子はめちゃくちゃ頭を働かせていろんな音楽や情報を消化してる。だから奥行きがないとダメだと思うんですよ、エンターテインメントは。そこは意識しないとダメだなぁって」
5th set SYLVIE VARTAN 『COMME UN GARCON』
6th set 乃木坂46 『命は美しい』
MMMatsumoto 「特に乃木坂の初期は渋谷系ですよ。じつはこの曲(「命は美しい」)がどうこうって言うよりは、今年に入ってから乃木坂46の勢いがものすごくて。クリエイティブ周りがかなり実験・創作的なことをしてるのが乃木坂なんですよ」
mito 「対してAKBっていうのは、そういった意味ではもうちょっとカジュアルなんですかね?」
MMMatsumoto 「そうですそうです。その棲み分けはちゃんとされてるんだと思うんですが」
mito 「確かにメディアでも乃木坂の名前はよく聞きますね。キャラクター云々というより、音楽等の絡みも含めた上での“厚み”っていうのは感じる」
MMMatsumoto 「“アイドル”っていう言葉がもう古くなるかもしれないなぁ、ともちょっと思ってて。クリエィティブ面が充実している、そこで面白い展開をしてるのが乃木坂かな、と」
【今月のMARQUEE】
今回のマーキーは“これからのアイドル”特集です。2014年春頃から始まった第三期アイドルブームについて、これが何なのかを解き明かそうという企画でのチョイスです。 まず表紙&第一特集がバンドじゃないもん! でんぱ組.incやゆるめるモ!らと同じく様々なカルチャーがミックスされたアイドルのカタチを象徴するグループとしてピックアップ。撮り下ろしに始まり、1stフルアルバムやヒストリーそして個別のインタビュー、メンバー6名の手書きアンケートなど25ページで構成。 そしてもう一つ今最も急進的な乃木坂46を計15ページ。乃木坂46の治外法権、CUTiE専属モデルでもある齋藤飛鳥と乃木坂きってのクリエイティヴ気質の持ち主の一人・伊藤万理香によるマーキー誌面限定ユニット「ツンデレラ」での撮影+インタビュー(新曲のこと、乃木坂46の現在、二人の内面など)。更に大好評・川後陽菜プロデュースの連載では井上小百合を拡大版6Pでフィーチャー。花テーマにロココ調のロマンティックコーデで。 巻頭特集には、第三期アイドルブームの傾向である小中学生グループの台頭で、デビュー直前のPREDIANNAを撮影&個別インタビューで6P。巻末特集にはアイドルという土台からの広がりという観点で、14歳の本格派シンガー吉田凜音を、1stアルバム発売を記念し、3タイプで撮り下ろし+インタビュー。 更に、SKE48から須田亜香里&柴田阿弥でSKEの現在・未来、オタクカルチャーを牽引する二組の合体しょこたん♥でんぱ組の濃厚対談、完璧なドールハウスコンセプトで知られるDoll☆Elementsを“どるえれ図鑑”と共に撮影&最新インタビューで。アイドル現場からは、ガーリーをテーマに読者モデルから選抜されたKiss Beeや、バンドサイドとも連動するつばさFlyも各4Pで掲載。そしてひめキュンフルーツ缶、Dorothy Little Happy、callme、アップアップガールズ(仮)、lyrical school、FYT、アイドルネッサンス、WHY@DOLL、ウルトラガール、赤マルダッシュ☆、Qamなども掲載しています。 一方、裏表紙&第二特集ではイマジネーション豊かなシンガーソングライター吉澤嘉代子を、ほぼ映画仕立てで大量撮り下ろし。過去・現在・未来のテーマでの爆笑インタビューと共に。そして最新アルバムをリリースしたクラムボンに、3人そろってのロングインタビューを敢行。更に活動休止となってしまったSEBASTIAN Xにその真意をお聞きしました。 その他、アーバンギャルド・松永天馬、でんぱ組.inc・夢眠ねむ、寺嶋由芙、夢みるアドレセンス・志田友美、FYT、乙女新党、GALETTe、DIANNA☆SWEET、ゆるめるモ!、クラムボン・ミト、髭・須藤寿、People In The Box・波多野裕文、CAPSULE、ASOBI presents「CLUB or MORE?」、Base Ball Bear・関根史織による毎回ほぼ記事状態の連載も掲載中です。
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【5年ぶり待望のNewアルバム!】
結成20周年を迎えたクラムボン、アニバーサリーイヤーのリリースを締めくくるオリジナルアルバムが遂に完成。 2010年にリリースされた『2010』以来5年ぶりとなるオリジナルアルバム『triology』。今作は、新規に書き下ろされた充実の楽曲群に加え、既にライヴでも演奏され菅野よう子とのコラボレーションでも話題の先行シングル「yet」、シングルとして発売されクラムボンのライヴ定番曲としてもお馴染みの「ある鼓動」「Rough & Laugh」「はなさくいろは」を収録。シングル楽曲は、全て今作用のアルバム・バージョンとして新規にアレンジ&レコーディングされている。また、新曲として「yet」とともにライヴでも演奏され、そのサウンドメイキングとパフォーマンスで、オーディエンスの度肝を抜いた話題曲「アジテーター」も収録。
本作は4形態でリリース。初回限定盤には、2015年2月11日(水・祝)に行われた代々木公園でのフリーライブの模様を収録したDVDが付属。 Blu-ray audio盤にはアルバム収録曲のインストver. 10曲を含む全22曲収録となる。
詳細はこちら
20th特設サイト
Live情報
clammbon 20th Anniversary 『tour triology』2015年6月11日(木) 宮城・仙台 Rensa
2015年6月12日(金) 新潟・新潟 LOTS
2015年6月19日(金) 愛知・名古屋市公会堂
2015年6月21日(日) 石川・金沢 EIGHT HALL
2015年6月26日(金) 大阪・オリックス劇場
2015年7月 2日(木) 福岡・福岡市民会館
2015年7月 4日(土) 香川・高松 オリーブホール
2015年7月11日(土) 北海道・札幌 PENNY LANE 24
2015年8月 1日(土) 広島・広島 CLUB QUATTRO
2015年11月6日(金) 東京・日本武道館
チケット情報・販売はローソンチケット『ローチケ.com』へ!
その他オススメ情報はコチラから!
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『MMM Radio Psychedelic』
クラムボンmitoさんと MARQUEE編集長MMMatsumotoさんによる『MMM Radio Psychedelic』!バックナンバーはコチラから!
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クラムボン 5年ぶり待望のNewアルバム『triology』発売
「yet」「はなさくいろは」ほかシングル曲は全てアルバムver.にリアレンジ、初回盤付属のDVDには先日行われた代々木公園でのフリーライブの模様を収録!全4形態でリリース!
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クラムボン HMV限定で7inchアナログをリリース!
A面は菅野よう子氏とコラボ曲!B面には、音源化が待ち望まれていたフジファブリックの名曲「茜色の夕日」のクラムボンによるカバーを収録。
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クラムボン トリビュートアルバム タイトルは『Why not Clammbon!?』!
downyから小室哲哉まで、あのアーティストがこの曲を!豪華メンツによるクラムボン結成20周年記念トリビュートアルバム発売!
ジャパニーズポップス ニュース一覧へ
HMVの邦楽バイヤーによる、邦楽専門アカウントです。独自の視点でオススメ作品をご紹介!特集・連載企画などもバシバシUpしていきますよ。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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【MMMRadio Psychedelic Vol.41】 Play List
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