イヴァン・フィッシャー／マーラー交響曲第９番 SACDニュースへ戻る

2015年4月14日 (火)

マーラー交響曲第９番
イヴァン・フィッシャー＆ブダペスト祝祭管弦楽団

交響曲第6番で始まったイヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団のコンビによる一連のマーラー・シリーズに交響曲第9番が登場。
　これまでの録音はどれも高い評価を得ていたので、今回の第9番も仕上がりには期待ができるところです。
　フィッシャーは交響曲第9番について、マーラーが世界大戦を予見したかのような凶暴な音楽も書いたと説く一方、終楽章については、マーラーの書いたすべての作品のなかでももっとも物悲しく美しいと語っています。
　フィッシャー＆ブダペストといえば、細部まで表現力の優れたことでも知られているので、マーラー存命中に初演されることなく、少々荒削りな部分もあるこの作品にどのようなアプローチで迫るか、また、優れた録音で知られるチャンネル・クラシックスが、どのようなサウンドを仕上げてくれるか、とても楽しみなアルバムの登場です。（HMV）

【収録情報】
● マーラー：交響曲第9番ニ長調

　ブダペスト祝祭管弦楽団
　イヴァン・フィッシャー（指揮）

　録音方式：ステレオ（DSD）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND