注目のベルカント・メゾソプラノ、レナ・ベルキナ

2015年6月1日 (月)

甘き瞬間〜ベルカント・アリア集
レナ・ベルキナ、デ・マルキ＆ミュンヘン放送管弦楽団

1987年ウクライナ生まれのレナ・ベルキナは、高度な技術と魅力的な声の持ち主で、容姿の美しさもあって、現在、世界各地の劇場に数多く出演、話題となっている注目のメゾ・ソプラノ歌手です。
　得意領域はベルカントもので、今回のアルバムでもロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティを歌って、コロラトゥーラをはじめとする鮮やかなテクニックと抒情的な曲での歌いくちのセンス、そして天賦の声の魅力で楽しませてくれます。
　共演はバロック・オペラに精通し、近年はベルカント・オペラもよく手掛けるイタリアのベテラン指揮者、アレッサンドロ・デ・マルキ。デ・マルキはアリア集伴奏も得意としており、ここでも抑揚豊かなオーケストラ・パートを聴かせています。（HMV）

【収録情報】
● ロッシーニ：歌劇『チェネレントラ』序曲
● ベッリーニ：歌劇『カプレーティとモンテッキ』〜「喜ばしい気持で」
● ロッシーニ：歌劇『湖上の美人』〜「胸の思いはあふれ」
● ロッシーニ：歌劇『オテロ』〜「柳の根元に座り（柳の歌）」
● ベッリーニ：歌劇『アデルソンとサルヴィーニ』〜「暗雲の後に」
● ドニゼッティ：歌劇『アンナ・ボレーナ』〜「このような手に負えぬ炎は」
● ロッシーニ：歌劇『セヴィリャの理髪師』〜「今の歌声は」
● ドニゼッティ：歌劇『ラ・ファヴォリータ』〜「これがまことか・・・私のフェルナンド」
● ロッシーニ：歌劇『チェネレントラ』〜「悲しみと涙のうちに生まれて」

　レナ・ベルキナ（メゾ・ソプラノ）
　ミュンヘン放送管弦楽団
　アレッサンドロ・デ・マルキ（指揮）

　録音時期：2014年10月
　録音場所：ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）