【今日の1曲】cero 「Summer Soul」

2015年07月13日 (月) 10:15

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HMV&BOOKS online - ジャパニーズポップス


【今日の1曲】は、ローチケHMV-News- 邦楽担当が、今日聴きたい1曲をしがらみなく気ままにお伝えするだけのコーナーです。
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昨日(7/12)、Zepp Tokyoにてツアーファイナルを迎えたcero。ライブでは「exotic penguin night」のグルーヴに濡れ、「大停電の夜に」にトバされ、「Contemporary Tokyo Cruise」の祝祭感に酔いしれ、最高に最高だったんですけど、今日聴きたいのは「Summer Soul」(※ライブでも演奏されました)。5月に発売されたアルバム『Obscure Ride』収録のメロウなやつ。なにしろ今日も朝から猛烈な暑さがきてますからね。気怠い夏に効く1曲。2015年のサマーアンセムってやつです。例えば2010年の曽我部恵一 feat. PSG「サマー・シンフォニー Ver.2」とか、2009年の七尾旅人×やけのはら「Rollin' Rollin'」みたいにインディー音楽好きなら記憶に残っているはずのサマーアンセムと同級、いやそれ以上のクラシックと思います。
こういう仕事をしていると、受注用のサンプル音源をたくさん頂けるので、それで満足してしまう場合も多いのですが、ceroは別格。パッケージとして所有したい欲が発動し、シングルも含めCDを購入しています。そんなceroの「Summer Soul」であの眩暈がするような夏の暑さをヨユーで乗り越えてやろうと思うのです。
文:松井剛
これはスゴい!2015年間ベストはこの作品で異論なし!

聴きながら何度も「すげぇ」と呟いてしまう、こんな作品中々ない。

Obscure Ride

CD

Obscure Ride

cero

価格(税込) : ¥2,954

会員価格(税込) : ¥2,717

まとめ買い価格(税込) : ¥2,512

発売日: 2015年05月27日


良作が続々とリリースされる国内インディーシーン。とても高いレベルで作品がひしめき合い、故にそこから突き抜ける事がとても難しい現状。そんな中、cero がリリースする3作目は完全に“突出”した作品!クオリティー、完成度、アイデア、クリエイティビティ、発想、こだわり...そんな全てが規格外。リスナーの想像を遙かに超えた驚きの作品です。ロバート・グラスパーやディアンジェロをはじめとしたブラックミュージックからの着想、そして彼らの深い解釈を経由して生み出されたこんなにも豊かな豊かな音楽。聴きながら何度も「すげぇ」と呟いてしまう、こんな作品中々ない。2015年半分も終わってないですが「年間ベストはこのアルバム!」と言い放ってしまいたい。

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