マルセル・デュプレ／リヴィング・プレゼンス録音集（１０ＣＤ）

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2015年7月22日 (水)

マルセル・デュプレ／リヴィング・プレゼンス録音集（１０ＣＤ）

オルガン演奏家・作曲家マルセル・デュプレのイマジネーション
フランスのオルガニスト、作曲家マルセル・デュプレ[1886-1971]は欧米各地で2000回を超えるオルガン演奏会を開催し、また全10回にわたって、バッハのオルガン作品全曲を暗譜で演奏するという偉業も成し遂げました。そんな彼の作品も数多く残されていますが、どれも技術的に難しく、彼以外の人が演奏するのは困難とされていました。
　これは彼が「マーキュリー・リヴィング・プレゼンス」に残した数々の録音を復刻したＣＤ１０枚組（うち２枚はPHILIPS録音）のボックス・セット。ディスク３から７と、ディスク２の自作曲は初ＣＤ化であり、どれもオリジナルＬＰ裏の解説文（英語）が付され、また英語とフランス語によるブックレットも添付されています。マーキュリーへの録音は、今回全てオリジナルテープからのリマスターで、音質も素晴らしく向上しています。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
Disc1
● フランク：英雄的小品
● フランク：コラール第1～3番

Disc2
● ヴィドール：オルガン交響曲第6番～第1楽章
● ヴィドール：オルガン交響曲第2番～第4楽章
● デュプレ：前奏曲とフーガ Op.7-3
● デュプレ：三部作 Op.51

Disc3
● J.S.バッハ：前奏曲とフーガ BWV.532, 543, 548

Disc4
● デュプレ：付曲と連祷
● デュプレ：美しきクリスマスの変奏曲
● デュプレ：カリヨン
● デュプレ：悲歌
● デュプレ：フィナーレト短調

Disc5
● フランク：交響的大曲 Op.17
● フランク：幻想曲イ長調
● フランク：パストラーレ Op.19-4

Disc6
● J.S.バッハ：シューブラー・コラール集 BWV.645-650
● J.S.バッハ：幻想曲とフーガハ短調 BWV.562
● J.S.バッハ：幻想曲ト長調 BWV.572

Disc7
● デュプレ：前奏曲とフーガ Op.36-1～3
● メシアン：聖餐式
● メシアン：主の降誕～羊飼いたち

Disc8
J.S.バッハ：
● 聖霊なる神よ BWV.671
● いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV.662
● われらみな唯一なる神を信ず BWV.680
● われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV.684
● 汝にこそわが喜びあり BWV.615
● おお、人よ、自分の罪の大きさを嘆け BWV.622
● 天使の群れ、天より来れり BWV.607
● アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.637
● 目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645
● 汝の御座の前に、われ進み出で BWV.668

Disc9
● デュプレ：受難の交響曲 Op.23
● デュプレ：コラールとフーガ
● デュプレ：詩篇－汝らの証聖者
● デュプレ：もろびと声あげ
● デュプレ：めでたし海の星によるトッカータ

Disc10
● サン＝サーンス：交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』

　マルセル・デュプレ（オルガン）
　デトロイト交響楽団（Disc10）
　ポール・パレー（指揮：Disc10）

　録音：
　Disc1-2：1957年　ニューヨーク、聖トーマス教会
　Disc3-7：1959年　パリ、サン＝シュルピス教会
　Disc8,9：1965年　フランス、ルーアン、サントゥアン教会
　Disc10：1957年　デトロイト、フォード・オーディトリウム

　Disc2のデュプレ作品、Disc3-7は初CD化。
　Disc2のヴィドール作品、Disc1、Disc10は、3トラック録音によるマスターテープよる新リマスター。