グリーグ管弦楽曲全集第5弾 SACDニュースへ戻る

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2015年11月7日 (土)

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ベルゲン生まれ、
パヌラの直弟子オードランによる
グリーグ管弦楽曲全集完結篇
ティリングの歌う『ソルヴェイグの歌』


SACDハイブリッド盤。作曲家の生まれ故郷と同じベルゲン育ちのオードランが進めるグリーグの管弦楽曲全集シリーズの完結篇。グリーグの語法を体得し、名匠ヨルマ・パヌラの薫陶を授かった指揮者が生み出す音楽は相変わらず冴えていますが、第5集にして初めて登場する声楽曲に注目です。
 30代半ばのグリーグが風光明媚なハルダンゲル地方での生活で、素晴らしい霊感を得て完成させた『山の精に捕われた人』は、バリトン独唱、ふたつのホルンと弦楽合奏のための作品。劇的な曲調に、オスロに生まれたバリトン、トム・エリク・リーの歌声がよく映えます。
 グリーグにとって歌曲は、すぐれた歌手であった夫人ニナの存在もあって、ピアノ曲と並ぶ重要なジャンルでしたが、ソプラノ独唱による6つのオーケストラ伴奏歌曲はさらなる聴きもの。代表作『ペール・ギュント』からのポピュラー・ナンバーである『ソルヴェイグの歌』『ソルヴェイグの子守歌』で、共感たっぷりの歌唱を聴かせるのはスウェーデン出身のカミラ・ティリング。ちなみにティリングは、2004年のパーヴォ・ヤルヴィ指揮エストニア国立響による『ペール・ギュント』のセッション録音にも、同じくソルヴェイグ役で参加していました。
 これまでのオードランによるグリーグのシリーズは、いずれも本質に迫るみごとな出来栄えでしたが、有終の美を飾る当アルバムもまた、グリーグの音楽を愛するかたにとって長らく宝物となるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
グリーグ:
1. 『ペール・ギュント』の音楽 op.23

 婚礼の場で
 山の王の娘の踊り

2. 6つのオーケストラ伴奏歌曲
 ソルヴェイグの歌 op.23-18
 ソルヴェイグの子守歌 op.23-23
 モンテ・ピンチョから op.39-1
 白鳥 op.25-2
 過ぎ去りし春 op.33-2
 ヘンリク・ヴェルゲラン op.58-3

3. 2つの抒情小品
 高い山の夕べ op.68-4
 揺りかごで op.68-5

4. 山の精に捕われた人 op.32
5. ノルウェー舞曲 op.35


 カミラ・ティリング(ソプラノ:2)
 トム・エリク・リー(バリトン:4)
 ケルンWDR交響楽団(ケルン放送交響楽団)
 アイヴィン・オードラン(指揮)

 録音時期:2012年10月1-6日(3,4)、2013年12月9-13日(5)、2014年2月25日(1)、2014年11月3-4日(2)
 録音場所:ケルン・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 WDR制作
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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管弦楽曲全集第5集〜ソルヴェイグの歌、山の精に捕われた人、ノルウェー舞曲、他 オードラン&ケルン放送響、ティリング、エリク・リー

SACD 輸入盤

管弦楽曲全集第5集〜ソルヴェイグの歌、山の精に捕われた人、ノルウェー舞曲、他 オードラン&ケルン放送響、ティリング、エリク・リー

グリーグ(1843-1907)

価格(税込) : ¥3,179
会員価格(税込) : ¥2,767
まとめ買い価格(税込) : ¥2,385

発売日:2015年11月20日
通常ご注文後 2-3日 以内に入荷予定

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